4月 302006
「中国は日本を併合する」を読みました。経済や軍事を拡大する中国。友好を唱える日本でありますが、本当にそれで良いのでしょうか。
著者は「併合」ではなく「併呑」としたかったようです。毎度おなじみたかじんのそこまで言って委員会にも紹介されたようです。動画はこちら
日本国内で、愛国心とか靖国問題とかそんなレベルでもめていてる間に、中国は着々と台湾進出の準備をしています。台湾と日本は地理的に言って運命共同体であります。
本文より一部引用:
日本政府は経済援助によって中国が経済成長を遂げれば、次には政治の民主化が進み、中国はやがて欧米諸国や日本のような民主主義国家に成長し、「世界の大国」として「責任ある行動をとる」との思いこみ・思い入れに立って、中国に大規模な経済援助を供与した。
そこには、平和主義と拝金主義のぬるま湯に浸り、過酷な現実と異なる価値観を持つ中国に対する認識の欠如、中国にとっての平和とは何であるのか、中国にとっての経済的繁栄とはどのようなものかいとう分析の欠如、致命的な日本外交の欠落を見るのである。
中国がこれまで貧しいながらにも必死に核開発や領土拡張を続けた背景には、アヘン戦争のトラウマが影響しているとの事とであるらしいが、そうだとすれば、中国も不平等貿易を強制した欧米帝国主義の犠牲者であり、お気の毒であります。
しかし、現実に反日教育をして核兵器を保有し、侵略をも辞さず、自己中心的な国の中国がそこにあり、台湾侵攻を着々と進めて、やがては太平洋をも制服しようとする中国の思惑は日本にとっては脅威そのものです。
またも明らかになった、中国のしたたかさと日本政府のアホさ加減
「正論」6月号に、「“遺棄化学兵器”は中国に引き渡されていた 残っていた兵器引継書」(ジャーナリスト 水間政憲)として、「旧日本軍兵器引継書」が発見され…