10月 252004
北海道は、先の台風18号による被害状況を発表しています。こちら参照その対策として農業分野で、特に果樹の被害が大きかったことから、果樹災害対策を行います。こちら参照
これは、台風により果樹木が倒れてそこへ苗を改植する際の負担に対して1/3を補助、また、強風で葉が傷ついていることから病害予防の殺菌剤散布の薬剤費の1/2をそれぞれ補助するものです。北海道単独事業で、以前ならば負担の残りの1/2を町村が負担するなどがありましたが、増毛町の場合、財政が逼迫していることから、北海道のもみの事業となります。
当果樹園でも倒木して枯れたり、わい台の支柱が曲がったりしましたので、この事業に申請させていただきたいと思っています。台風18号は日本海側に大きな爪痕を残しており、その中には果樹の大半を占めている余市、仁木があり、相当の申請額になると思われます。しかし、上限が決められているため、過剰分は自己負担が増えることになります。
台風の被害はその後も本州で何度か上陸し洪水も起きて、さらに昨日は新潟で大地震のニュースが飛び込んできて、われわれよりもさらに生命に直結する「激甚」といった事が起きています。今こそ、税金の迅速で有効な使い方を真剣に考える機会とも思います。