イーワン(E1)収穫

 この品種の詳細はわかりません。ネットで調べても情報量は非常に少ないです。私は、「コックスオレンジ」だと思っていましたが、どうやら微妙に違うようです。  このりんごイーワンは、非常に酸味が強く、生食には適さず、加工用です … “イーワン(E1)収穫” の続きを読む

 この品種の詳細はわかりません。ネットで調べても情報量は非常に少ないです。私は、「コックスオレンジ」だと思っていましたが、どうやら微妙に違うようです。
 このりんごイーワンは、非常に酸味が強く、生食には適さず、加工用です。増毛では、「増毛100%りんご果汁」を加工工場へ委託加工してもらっています。増毛のジュースは、いろいろな種類のりんごをブレンドしています。甘味系品種と酸味系品種の絶妙ブレンドをめざしているわけですが、最近のりんご栽培品種構成として、甘味系がほとんどを占めるようになり、酸味系が少なくなりがちでした。そこで、加工用品種「イーワン」を導入したのです。
 当初は、数件で栽培していましたが、やはり生食では売れないため、減少し、今ではこの品種を作っているのは、ほぼ、我が家のみとなりました。今年はたくさんなっていて、コンテナで30箱ほど収穫。さっそく冷蔵庫へ直行しました。
 りんごジュースは、11月下旬?年末前に製造予定しています。

ホクレン大収穫祭で思った事

前回のエントリでホクレン大収穫祭の記事を書きました。帰って来て、改めてこのイベントについて感じたことを書きたいと思います。ホクレン関係者がこのブログを見てくれれば良いんですけど。  さて、この開催初日18日は、ものすごい … “ホクレン大収穫祭で思った事” の続きを読む

前回のエントリでホクレン大収穫祭の記事を書きました。帰って来て、改めてこのイベントについて感じたことを書きたいと思います。ホクレン関係者がこのブログを見てくれれば良いんですけど。
 さて、この開催初日18日は、ものすごい人出で、10階フロアーは身動きも取れない状態でしたが、夕方から閉店時(午後8時)近くになると、ぐっとお客さんが減ってきます。そこで、私もあちこちブラブラ何か良いものがあったら買おうと他のブースを見てみました。
 豆カウンターが直線的に配置してあり、金時豆や大豆など各種豆がばら売り(枡ですりきり)で売っていました。ここに限らず、ほとんどの店員さんは、ホクレンからの出向で、計算や接客もほどほどこなしています。しかし、残念なことに事務職であって、豆の知識は全くと言ってありません。「くらかけ豆ってどんなの?」と聞いたのですが、誰も答えてくれませんでした。
 ハムのコーナーに行きましたら、別ブース担当の若い人が、その担当店員と話していて、たまたま私も立ち聞きしたのです。
 「普通に売っているハムは大きな塊を切ってさらに薫蒸するんだけど、ここで売っているような大きさで、この値段(約1000円)は信じられないくらい安い」などと、経験を交えての会話をしていまして、私も話の輪に加わり、「ジャー、こっちのベーコンはどの辺がうまいの?」と問うて見ました。すると、「ベーコンはでこぼこした側がアバラ骨があった部分で、このでこぼこが大きいほがうまいはず」と教えてくれた。また、「ハムは、肉が厚いほうが柔らかい。うすっぺらいのはケツの端の部分だよ」。私もその担当店員も「へー」の連続。私、思わずその方が選んでくれたハムとベーコンを買ってしまいました。
 増毛ブースの果物コーナーでも、店員さんのレベルは押しなべて同じ。接客は問題なくても、お客さんからの質問に答えられないのです。そこで、私たちが説明するのです。例えば「プルーンの白い粉は農薬なの?」と聞かれれば「粉は果実から発するもので、むしろ虫歯予防とか、健康にも良いらしいのですよ」と説明しますと、納得されたお客さんは安心してお買い上げされるのです。
 昔は八百屋とか小売店は、対面販売が主流で、食べ方や見分け方など教えてくれましたが、現在はスーパーが当たり前になり、消費者が自分の目と少ない知識だけだけで商品を選ばなければならないのです。その時、少しの商品知識を与えてくれれば、もっともっと安心して満足できる買い物が出来るのです。
 さて、今年で34回を数えるホクレン大収穫祭ですが、総売上は景気や天気によって左右されるのではっきりしませんが、増毛の部分だけ見ても私は、売上がダウンしているのではないかと感じでいます。
 せっかくの北海道の収穫を祝うイベントでなのですから、どうせなら、我々のような生産者が来て、直接消費者との対話をするような工夫が必要ではないでしょうか。三越を訪れるお客様の年齢層は決して若くなく、常連さんがほとんどのように思います。商品に対する思いやウンチク、製造過程、苦労、誤解など商品説明をしてくれる「商品エキスパート」を配置する事で、イベントに対する消費者の興味が飛躍的に増すのではないでしょうか。
 単なる「産地直送格安販売」だけではせっかくの一大イベントの意義も薄っぺらいものになると思います。

21日追記:生産者など商品エキスパートを配置して商品説明をすることで、同ブースにいるホクレン職員の商品知識の向上にもつながります。ホクレンは道内一大企業に匹敵し、職員達は、自分達の扱う商品に対して、深い造詣はないように思います。消費者への直接販売するこの機会に、生産者と共に販売することで、職員のスキルアップにもなるのではないでしょうか。

ホクレン大収穫祭開催

 今日10月18日から24日まで、札幌三越デパート10階で、この時期恒例のホクレン大収穫祭が開かれています。毎年北海道の収穫を祝い、消費者の皆様へ秋の恵みを届けようというこの行事も34回目だそうです。  毎回、道内各農協 … “ホクレン大収穫祭開催” の続きを読む

 今日10月18日から24日まで、札幌三越デパート10階で、この時期恒例のホクレン大収穫祭が開かれています。毎年北海道の収穫を祝い、消費者の皆様へ秋の恵みを届けようというこの行事も34回目だそうです。
 毎回、道内各農協からの特産物を格安販売していて、ジャガイモや各種豆などが人気です。旧増毛農協も古くからこの企画に出店して、増毛のりんごを販売しています。今年もJA南るもいとして、参加し、果物を販売しています。
 売り子さんは、ホクレン各所、本所から応援隊が来ていただけますが、増毛の場合、少しでも自分達の農産物を売り込もうと、生産者自らも売り子・雑用の手伝いをしています。今日は私とS要氏と2人とで朝早くに増毛を出発しました。
 売り場にリンゴを並べたり準備に追われて、ホクレン応援隊なども集まり、収穫祭初日が開店しました。
 毎年の事ですが、初日はとにかくすごい人出。フロアーすべての通路は人で埋まり、身動きもままならい賑わいでした。(写真は、ややすいた頃に撮りました)
 我々生産者は、とにかく本来はPRですので、お客さんの素朴な質問などに答える役割なのですが、それだけに専念する事は出来ないくらいの忙しさで、とにかく売り場のリンゴ補充にも追われました。売り出した果物は、りんご・つがる、レットゴールド、旭、ネロ・梨・マリラ、千両、プルーンでした。りんごなどのストックは一つ上の屋上に積み上げているのですが、本来ならば台車等で降ろせば良いのですが、業務エレベーターはかなり待たされるし、第一催事場で台車などが通路を通れるわけもなく、人海戦術で運び降ろすのが手っ取り早いわけです。一度に2箱(約20kg)を持って何度も階段を往復しました。おかけで、足が痛いです。
 売り場にりんごを山のように積み上げるのですが、その際、お客さんから、「どれがおいしいの?」「どのくらい保つの?」「この洋梨はなに?」など聞かれ、私はその都度、丁寧にウンチクを交えてお答えしていて、さらにお金の受け払いもこなし、喋り過ぎて、もう疲れました。
 りんご売り上げの鍵を握るのが「ギフト」など発送です。これは景気が反映されて、数年前から低迷していました。今年はどうなるのか終わってみなければ判りませんが、きょうの発送分はまずまずでした。
 朝5時半過ぎに増毛を出発し、売り場で夜8時まで働き、増毛に帰ってきたのは10時半過ぎでした。今日は、疲労困憊です。
 三越への生産者出張は、日替わりで行われ、24日まで開催していますので、札幌近郊の方は、是非三越まで足を運んでくださいますよう、お願いいたします。増毛の売り場は、エレベーターおりるとすぐ前が余市果物で、その隣ですので、よろしくお願いいたします。

首相靖国参拝

 今日、首相は靖国神社へ参拝しました。マスコミは大挙して中国・韓国様の声を代弁していますし、私が見た昼の放送では、中国記者をわざわざ呼んで、大げさに叫んでいました。「この問題は中国ではなく、日本の憲法に違反している」と、 … “首相靖国参拝” の続きを読む

 今日、首相は靖国神社へ参拝しました。マスコミは大挙して中国・韓国様の声を代弁していますし、私が見た昼の放送では、中国記者をわざわざ呼んで、大げさに叫んでいました。「この問題は中国ではなく、日本の憲法に違反している」と、中国様のマスコミさんが大きなお世話発言を繰り返していました。
 一年前の私でしたら、靖国参拝はなんとなく反対でした。しかし、いろいろネットで見るうちに、その考えは180度変わり、今では参拝すべし!と思っています。
 そもそも、お国の一大事の時に戦地に赴き、命を落とされた人たちに対して、首相が参拝するのは、至極当たり前です。そんなことが大ニュースになる事自体異常です。反対している中韓は、首相が参拝したからと言って、何か損をするのでしょうか。海を隔てた小国の首相が、神社に参拝しても痛くもかゆくもないのです。それをことさら取り上げるのは、日本国内の足下を見ての外交カードとして使っていると言うことでしょう。
 アジア真実さんにすこぶる賛成!
21:50追記:8月15日ではなく今日の日の参拝については、「西尾幹二インターネット日録」のように私の意見も傾いています。あわせてこちら「軍事評論家=佐藤守のブログ日記」も参照していただきたい。

ふもとまで紅葉!その時果樹園では・・・

 暑寒別岳頂上付近の変色は大きくなり、ふもとの暑寒沢を囲む沢の部分もすっかり紅葉しました。黄色が目立つものの紅色も所々に染まり、絵画にするならば一体何色の絵の具が必要なのかと考えてしまいます。  一方、果樹園の直売では、 … “ふもとまで紅葉!その時果樹園では・・・” の続きを読む

 暑寒別岳頂上付近の変色は大きくなり、ふもとの暑寒沢を囲む沢の部分もすっかり紅葉しました。黄色が目立つものの紅色も所々に染まり、絵画にするならば一体何色の絵の具が必要なのかと考えてしまいます。
 一方、果樹園の直売では、品種の数を増しました。梨の一部が並べられないほどです。

りんご・・・つがる、紅つがる、みちのく、旭、ノースクィーン
・・・・・バートレット、マルゲリットマリーラ、ブランデーワイン、千両、日緬紅
ぶどう・・デラウェア、バッファロー、ナイヤガラ、旅路
プルーン・・・シュガー、スタンレー、ベイラー、プレジデント
その他・・・栗、マルメロ、はちみつなど

果物だけでも18種類です。寒くなるからと言って、直売へ足を運ばないとはもったいないです。これからもリンゴは、晩生の品種も出てきますから、さらに種類は増すことになります。当果樹園の直売所の品揃えは、そこいらのスーパーよりも充実していると思いますし、果物の直売だけでもお客様は楽しめると自負しております。

萌州沿岸塾公開講座

昨日10/14日、留萌管内の「変人」達で構成されている萌州沿岸塾の公開講座が増毛の元陣屋でありました。  講師は、この塾の塾長で東京大学名誉教授、月尾嘉男氏。これまでに年に数度の公開講座を開催してきましたが、増毛での開催 … “萌州沿岸塾公開講座” の続きを読む

昨日10/14日、留萌管内の「変人」達で構成されている萌州沿岸塾の公開講座が増毛の元陣屋でありました。
 講師は、この塾の塾長で東京大学名誉教授、月尾嘉男氏。これまでに年に数度の公開講座を開催してきましたが、増毛での開催は初めてです。そのため、集客の心配がありましたが、狭い会場ながらほぼ満席となりました。中には、札幌や岩見沢からも見えられていた方もおりました。増毛町の情宣は、私がやらなければなりません。しかし、私の狭い交遊のため、増毛町内の参加者は非常に少なかったのが、申し訳なかったと感じています。
 私はFMラジオ生放送のため途中退席し、残念ながら先生の講演を聴くことが出来ませんでした。内容は「水」に関すいる話だったようで、バーチャルウォーターなどの話題が盛り込まれたと思います。
 FM終了後、ポルクで行われいてた懇親会へ合流しました。和気あいあいと、一時を過ごすことが出来ました。「北海道」の「道」は、中山道や東海道の「道」と同じ意味だって事を再確認しました。
 月尾先生出演の番組が始まります。北海道文化放送(UHB)日曜日、朝6:15より、 「北海道未来考古学 」です。

千両収穫

千両梨が樹の個体差こそありますが、果実が黄色っぽくなってきましたので、今日収穫しました。仁木ではとっくに出荷している模様?>勝浦果樹園ブログ参照  この梨は、果樹協会HPによると、余市郡余市町山道村で明治時代に偶然実生と … “千両収穫” の続きを読む

千両梨が樹の個体差こそありますが、果実が黄色っぽくなってきましたので、今日収穫しました。仁木ではとっくに出荷している模様?>勝浦果樹園ブログ参照
 この梨は、果樹協会HPによると、余市郡余市町山道村で明治時代に偶然実生として発見され、大正11年に、「身不知」と命名。北海道独自の品種で、別名「千両なし」との事。まぁ、この梨は中国系道産子梨という訳ですね。洋梨のように追熟の必要が無いシャリシャリした梨です。
 「身不知(みしらず)」の別名のように、自分の樹をかえりみない位の豊産性で、果実も大きくなります。生産者にとって、手の掛からずにたくさん成って、しかも大きくなるのなら、願ったり叶ったり。昔、一時的にたくさん植えられました。しかし、道内中心の流通事情から、たちまち供給過多になり、市場価格が下落し、その樹の本数は減減少しました。今では、他の梨への花粉交配用の「受粉樹」程度に栽培されていて、本格的な量産体制で栽培している果樹園は無いと思われます。
 当果樹園では、大小10本程度ですが、しかし、果実が比較的大きいので、50数箱ほど収穫しました。家の千両梨販売実績からして、ちょっと多いと感じています。この梨は、あまり置いておくとボケるので、早々冷蔵庫へ入れました。
 価格は安めの設定なので、とても大金なる「千両」稼げる梨ではありません。

農地パトロール

 増毛町農業委員会は今日、農地パトロールを実施しました。  いつもでしたら、9月に田んぼを回って作柄などを見ていましたが、去年と今年は台風の為中止となりました。そこで、今年はすでに刈り取りが終わっているので、町内の農地の … “農地パトロール” の続きを読む

 増毛町農業委員会は今日、農地パトロールを実施しました。
 いつもでしたら、9月に田んぼを回って作柄などを見ていましたが、去年と今年は台風の為中止となりました。そこで、今年はすでに刈り取りが終わっているので、町内の農地の状況を見て回ろうと言うことになりました。
 三班に分かれてあちこち町内を回りました。私は阿分・信砂・元阿分の班になりました。最初に行ったのは、メンバーが誰も足を踏み入れたことのない阿分の沢へ車を乗り入れました。山道を数キロ入ったところに小規模ながらブドウやイチゴが植えられていまして、熱心な栽培に情熱さえ感じられました。
 しかし一方、平坦な好条件の場所にもかかわらず、耕作放棄地が点在していたり、いつの間にか農地が重機置き場になっていたり、廃材が捨てていたり、あるいは農耕機が放置していたりと、農地の荒廃が目立っていました。
 農業は、後継者がいなかったり、採算割れや過大負債の為離農する農家も多くなっています。また、水田は転作政策でそば畑になっていて、「古き良き田園風景」は、見る影も無くなっているのが現状です。
 このような農地・農家の衰退は増毛町のみならず全国的な現象でしょう。日本の食料を支える農地の荒廃は深刻であり、回復不能の事態を招きかねない状況です。

ベイラーはいいよ

昨日も今日もシュガー(サン)プルーンを収穫。やはりシワシワが気になります。しかし、こちらの品種「ベイラー(バラー)」は良い。あの雨にも全く影響が無く、味も良くなってきました。まだ個体によって堅かったりしますので、柔らかく … “ベイラーはいいよ” の続きを読む

昨日も今日もシュガー(サン)プルーンを収穫。やはりシワシワが気になります。しかし、こちらの品種「ベイラー(バラー)」は良い。あの雨にも全く影響が無く、味も良くなってきました。まだ個体によって堅かったりしますので、柔らかくなった果実を選びながらの収穫をしています。
 果実も比較的大きくて、くどくない甘みながら糖度は高そう。色は茶色の濃い感じになって、白い点とのコントラストがはっきりしているほど熟している感じ。
 去年までは少々でしたが、だんだん樹が大きくなりましたので、今年は百キロほどありそうです。この品種は、他のよりも割高で売っていますが、人気は上々です。

プルーンのシワ

 昨日はほぼ一日中の雨が降りました。もともと核果類(果実に種が一つしか持たない種類)は、収穫期の降雨を嫌う傾向にあります。さくらんぼは実割れを起こすし、桃は一時的に味が落ちたりします。  プルーンも収穫直前の雨はダメです … “プルーンのシワ” の続きを読む

 昨日はほぼ一日中の雨が降りました。もともと核果類(果実に種が一つしか持たない種類)は、収穫期の降雨を嫌う傾向にあります。さくらんぼは実割れを起こすし、桃は一時的に味が落ちたりします。
 プルーンも収穫直前の雨はダメです。品種によっては実割れを起こします。
 サンプルーンやシュガープルーンは、実割れこそ少ないのですが、何故かしわしわになってしぼんでしまいます。少しでもおいしくしようと、今まで成らしていましたが、タイミングをいっしてしまい、昨日の雨を当ててしまいました。案の定、シュガープルーンの数割がシワになってしまいました。
 しかし、このシワになってしまったプルーンですが、これは、完熟していた証拠でして、歯触りのプリプリ感は無くなっているものの、例えるなら干しぶどうのように濃縮された味になっています。直売で、シワのプルーンを試食したお客さんは、一同においしいと言っていただけます。
「人間もプルーンもシワが入るようになって、味わいが深まる」と言うのが私の販売時のセリフです。と、思ったら、長野県でも同様に売っていました。こちら参照

秋深し・・・

 昨日、増毛のゴルフ場「増毛リンクス」へゴルフコンペ賞品のりんご詰合せなど配達に行きました。  増毛リンクスは、信砂阿分地区のちょうど留萌と増毛の中間くらいに位置する小高い丘?の上にあり、景色が良いのです。昨日は曇ってい … “秋深し・・・” の続きを読む


 昨日、増毛のゴルフ場「増毛リンクス」へゴルフコンペ賞品のりんご詰合せなど配達に行きました。
 増毛リンクスは、信砂阿分地区のちょうど留萌と増毛の中間くらいに位置する小高い丘?の上にあり、景色が良いのです。昨日は曇っていて空の青さは見られませんでしたが、暑寒別岳から日本海まで一望できました。3枚の写真を合成してみました。
 手前のすすきに代表されるように、里まで紅葉の波が進出して、肌寒さもあわせて一層秋が深まってきました。

豊作を喜べない日本人

 「新しい歴史教科書市販本」p.24によると日本での稲作の始まりは縄文時代かららしい。紀元前4世紀頃までには、灌漑用の水路をともなう水田を用いた稲作が九州北部でも行われていたらしい。稲作が始まると、集落ができて、村となっ … “豊作を喜べない日本人” の続きを読む

 「新しい歴史教科書市販本」p.24によると日本での稲作の始まりは縄文時代かららしい。紀元前4世紀頃までには、灌漑用の水路をともなう水田を用いた稲作が九州北部でも行われていたらしい。稲作が始まると、集落ができて、村となってやがて国家へと発展する。また、稲作を行うべく鉄器なども発達する一因である。つまりは、狩猟から稲作へと転換した事で、日本の文化が発展したといって過言でない。稲作は日本文化の根源であり、日本人の心の原点なのかも知れない。
 「五穀豊穣」という言葉は、古事記にでてくるらしい。こちら参照五穀とは、米、麦、粟(あわ)、黍(きび)、豆の事。各地で「豊穣祭り」や豊作祈願祭など行われているし、「豊年満作」と言うおめでたい言葉もある。日本人は、はるか古代から「豊穣」を願い祝って来た。漁業でも大漁旗に代表されるように、たくさん獲れることを夢見てきたのである。
 ところが、この平成の世は事情が違う。豊作を誰も喜ばなくなったのである。
 今年の米は豊作とのニュースが流れた。流通業者は、米価下落に落胆し、生産者は採算が合わなくなると消沈する。松倉濃園参照 その一方では、自給率40%の日本は大量の食料を輸入している。
 人間の生命維持には欠かせない食料であるが、「お金」という価値に変換する事のゆがみがこの事態になったのか・・・・。その同じ「お金」で、大量の株を回しているニュースが日本で飛び回っている。

靖国参拝は違憲ではない!

 9/30日多くのメディアで、大阪高裁の判決において「首相の靖国参拝は違憲」とのニュースが踊りました。朝日新聞  北海道新聞は、鬼の首を取ったようなはしゃぎようで強い社説。今日の道新の読者投稿にも同様の意見が載りました。 … “靖国参拝は違憲ではない!” の続きを読む

 9/30日多くのメディアで、大阪高裁の判決において「首相の靖国参拝は違憲」とのニュースが踊りました。朝日新聞
 北海道新聞は、鬼の首を取ったようなはしゃぎようで強い社説。今日の道新の読者投稿にも同様の意見が載りました。
 しかし、いろいろ見ますと、どうやら厳格なる「違憲判決」でなく、裁判官の単なる意見だった傍論との事。Irregular Expression参照さらに、散歩道さんのブログから動画あり、大阪方面で放送している「たかじんのそこまで言って委員会」を参照http://uppp.dip.jp/src/uppp14572.wmv
産経新聞「主張?靖国訴訟 ねじれ判決に拘束力なし」

 もし、首相の靖国参拝が違憲であるならば、早急に憲法を変える必要があると思います。例えば国が建設する港や道路や建物の工事始めに「地鎮祭」や落成式も神主さんを呼んでやってはいけない事になります。首相が「?神社祭典」に参加する事もダメになります。出店にいくことも違憲と言うことになるとおもいます。
 そもそも神道は、遙か昔から日本に根ざしていて、さらに、いろいろな神様が共存しています。他の国のように唯一の神様しか認めないと言うわけでもないので、神道が宗教かと言うばそうかも知れませんが、他の宗教とはまちがったニュアンスもあります「神道は宗教か」。
 誰でも「お祭り」を楽しみにしていたり、御輿を担いだり、安全祈願したり、お祓いをしたりとやっているのですから、首相の靖国神社参拝程度でそう、目くじらを立てる事も無いと思います。
 そもそも、日本国内にあって、首相が行ってはいけない神社が在ること自体、ナンセンスです。

洋梨ジュース原料輸送

 今日書きたかったのは「沖ノ鳥島」の話じゃーなくて、洋梨を余市まで運んだ事なんです。  増毛の果樹園では、11件が共同でジュースを製造販売しています。しかし、その製造は「委託」していまして、その委託先「(有)北王よいち」 … “洋梨ジュース原料輸送” の続きを読む

 今日書きたかったのは「沖ノ鳥島」の話じゃーなくて、洋梨を余市まで運んだ事なんです。
 増毛の果樹園では、11件が共同でジュースを製造販売しています。しかし、その製造は「委託」していまして、その委託先「(有)北王よいち」(こちらも)へ原料のバートレット139箱を余市まで持っていったんです。北王よいちでは、この梨を追熟して来週早々にもジュースへと加工する予定です。
 現在は、私たちの果樹園でジュースは、「りんご」「洋梨」「人参ミックス」を販売していますが、いずれも北王よいちでの委託加工によるものです。人参は、増毛産ではありませんが、「りんご」「洋梨」は、我々11件(足りない場合は農協を通しての増毛産)の原料なのです。
 現在は、3種のジュースとも各果樹園陳列以外、在庫ゼロ。たくさん作ってもよいのですが、賞味期限の関係上、いつまでも在庫を持つことが出来ず、最近では製造本数は少なめに設定しています。そのため、輸送コストが原価に大きく影響するため、洋梨の「輸送」は、今回は、4トントラックをリースし、私が運んでいきました。
 カメラを持っていたのですが、うっかり一枚も写真を撮って来ませんでした。残念

沖ノ鳥島と国益

 地元情報発信ブログは、地域活性化の意味を含めて応援したいと思っています。そんな一つに「留萌ブログ」があります。このブログは、世界的な話題から超マイナーな留萌の小さな出来事などを紹介しているブログです。いろいろ深く調べて … “沖ノ鳥島と国益” の続きを読む

 地元情報発信ブログは、地域活性化の意味を含めて応援したいと思っています。そんな一つに「留萌ブログ」があります。このブログは、世界的な話題から超マイナーな留萌の小さな出来事などを紹介しているブログです。いろいろ深く調べていたりまた頻繁な更新、そのエネルギーには敬服しております。
 しかし、10/02「EEZと公式参拝」について、どうも中国の主張のような書き込みだったので、コメントを書かせていただきました。
 そして今日、10/04に、「沖の鳥島は島か岩か。」と題して私のコメント部分を引用しております。「留萌ブログ」は、相当勉強されています。しかし、私の読解力不足もありますが、結局何を言いたいのかよく判らないのです。
 沖の鳥島は、「島」という日本の主張は、ダメなのでしょうか。
沖ノ鳥島の謎
ウィキペディア
日本共産党の考え
 私は、「沖ノ鳥島」は国益に関わる事であって、わざわざ「岩」だとこちらから認める必要は無いとおもいます。それでなくても中国からイチャモンを付けられており、譲歩を繰り返すと取り返しが付かなくなります。アジアの真実?着々と進む超ごくの海洋戦略
 地球温暖化で海水面が上昇すれば、沖ノ鳥島は消える事になりますから、この本題も消滅する事になるのは時間の問題でしょう。
 留萌ブログには、他にも私は9/30の書き込みでもコメントさせていただいております。文責の意味を込めてメールアドレス・HPを名乗った上でコメントを差し上げました。今回もコメントを重ねようかと思いましたが、自分のブログがありますので、私は私の考えをこれからも私のブログで書かせていただきます。