今日10月18日から24日まで、札幌三越デパート10階で、この時期恒例のホクレン大収穫祭が開かれています。毎年北海道の収穫を祝い、消費者の皆様へ秋の恵みを届けようというこの行事も34回目だそうです。
毎回、道内各農協からの特産物を格安販売していて、ジャガイモや各種豆などが人気です。旧増毛農協も古くからこの企画に出店して、増毛のりんごを販売しています。今年もJA南るもいとして、参加し、果物を販売しています。
売り子さんは、ホクレン各所、本所から応援隊が来ていただけますが、増毛の場合、少しでも自分達の農産物を売り込もうと、生産者自らも売り子・雑用の手伝いをしています。今日は私とS要氏と2人とで朝早くに増毛を出発しました。
売り場にリンゴを並べたり準備に追われて、ホクレン応援隊なども集まり、収穫祭初日が開店しました。
毎年の事ですが、初日はとにかくすごい人出。フロアーすべての通路は人で埋まり、身動きもままならい賑わいでした。(写真は、ややすいた頃に撮りました)
我々生産者は、とにかく本来はPRですので、お客さんの素朴な質問などに答える役割なのですが、それだけに専念する事は出来ないくらいの忙しさで、とにかく売り場のリンゴ補充にも追われました。売り出した果物は、りんご・つがる、レットゴールド、旭、ネロ・梨・マリラ、千両、プルーンでした。りんごなどのストックは一つ上の屋上に積み上げているのですが、本来ならば台車等で降ろせば良いのですが、業務エレベーターはかなり待たされるし、第一催事場で台車などが通路を通れるわけもなく、人海戦術で運び降ろすのが手っ取り早いわけです。一度に2箱(約20kg)を持って何度も階段を往復しました。おかけで、足が痛いです。
売り場にりんごを山のように積み上げるのですが、その際、お客さんから、「どれがおいしいの?」「どのくらい保つの?」「この洋梨はなに?」など聞かれ、私はその都度、丁寧にウンチクを交えてお答えしていて、さらにお金の受け払いもこなし、喋り過ぎて、もう疲れました。
りんご売り上げの鍵を握るのが「ギフト」など発送です。これは景気が反映されて、数年前から低迷していました。今年はどうなるのか終わってみなければ判りませんが、きょうの発送分はまずまずでした。
朝5時半過ぎに増毛を出発し、売り場で夜8時まで働き、増毛に帰ってきたのは10時半過ぎでした。今日は、疲労困憊です。
三越への生産者出張は、日替わりで行われ、24日まで開催していますので、札幌近郊の方は、是非三越まで足を運んでくださいますよう、お願いいたします。増毛の売り場は、エレベーターおりるとすぐ前が余市果物で、その隣ですので、よろしくお願いいたします。
10月 182005