3月 312013
お正月に読んだ「永遠のゼロ」に引き続き、同著者百田尚樹氏の「海賊とよばれた男 上」、「海賊とよばれた男 下」を読破しました。読書嫌いの私が、上下巻を読み終わるなんてめったにありません。
「出光」の創業者である出光佐三をモデルにしています。この本では名前を変えているので、完全ノンフィクションでは無く著者の熱い思いや演出を反映させて描いているのかもしれませんが、それにしても良い本でした。上巻の最後の部分に永遠のゼロが一行出てきて、著者のサービス精神ってかシャレが効いていて、良かったですねー。
下巻で日章丸がイランに向かう当たりから、なんだか涙で活字がゆれて見える私でした。著者が泣きながら書き上げたとラジオで申されていましたが、私もグシャシグシャになりながら読破した次第です。
リーダーとはどうあるべきなのか、考えさせられましたし、体勢に反して消費者の為、国益のために多大なリスクを背負って成し遂げる主人公の反骨精神に感服です。
市町村地方議員も含めた政治家、企業経営者、いろいろな組織代表者の方々には是非読むべき一作です。
出光佐三についてもっと知りたくなりましたし、ガソリンは出光で入れようかなってくらいファンになっちゃいますねー。