2月 042006
エルガー 愛の挨拶
midi by Reinmusik
個人にとって「尊きもの」、社会にとって「尊きもの」とエントリしました。今回は日本国家にとって「尊きもの」を考えたいと思います。
単純に考えると、まあ、日本は民主主義ですので「自由」とか「人権」や国民の生命ですねえ。他には、豊かな自然など。「お金に替えがたいもの」と考えると、「歴史」もかなり「尊きもの」です。特に日本は、ほぼ同一民族にあって多くの割合で「平和」な時の流れを築いてきました。確かに現代において先の大戦では不幸な時を過ごしました。その時に失われた「命」は、尊きものです。しかし、その数年の出来事は日本史二千年の時空に於いて一瞬でしょう。
日本が長き時を平和に過ごした理由は日本独自の精神論のようなものが影響している気がします。はっきり言って「神道」の考え方です。その最高位であるものが「天皇」であり、つまりは、天皇制は日本にとって「尊きもの」といえます。
天皇は、これまで万世一系で男系をいただいていました。しかし、現在、女系を認めるような論議がなされています。女系天皇が即位することがあれば、これまで築いた日本の尊き歴史は、終止符を打つことに直結する事はちょっと勉強すれば解る事です。事実、女系天皇を推進しているマスコミは、リベラルを称する?メディアばかりです。これらの勢力には「尊きもの」を理解する能力に欠けているのかもしれません。また、国民の中に女性天皇・女系天皇の違いを理解している人はまだまだ少ないでしょう。
今一度、日本国家にとっての「尊きもの」の認識を新たにする必要があります。