賀老の滝はそもそも千走川 (ちはせがわ)なのですけど、賀老の滝の入り口付近に滝のちょっと上流に観光用の吊り橋があるんですね。この橋からの見える岩場を流れる川も見物ですが、そのまたすぐ近くに「ドラゴンウォーター」って名所があります。滝への連絡道路が一方通行だったため、見逃しやすいのですけど、注意していくと細道があって50メートルほど中に入ると鳥居があります。その横に降りていくと小川が流れています。当然この水もきれいです。で、その小川の脇に岩があって、そこに赤茶けた小さな割れ目があってそこからポコポコと気泡とともに水が沸いているんです。
親切にもコップが紐で繋がれていて、どうぞご賞味をというわけで、すくって一口飲んでみますと、ほんのりシュワーっと炭酸が口の中にただよいました。うっすら金属っぽい感じの水でして、「うまい」わけではありません。でも自然と炭酸の含んだ水がこの石から出でるのはなんとも不思議です。しかし、まぁ、よくこんな小さなわき水を一体誰が見つけたのでしょうか。
さて、車で山を下りて来て、比較的平らな沢の始まりあたりに温泉「ちはせ川温泉旅館」があります。せっかくなので日帰り入浴してみました。昼過ぎだったんでだれもお客さんはいなくて、風呂の写真を無断で撮りました。
お風呂はこじんまりしていて数名入ればいっぱいになる位なのです。露天風呂はさらにこじんまりしています。しかし、時々ポコポコと音をはっしてパイプから温泉が引かれているんですが、風呂から溢れるお湯はそのまま排水口へ。つまり源泉掛け流し。お湯は赤さびのような濁り湯。
やっぱり旅の汗をほどよく流して癒してくれるのは源泉掛け流しでしょ。満足でございました。但し、風呂からあふれ流れ出ている濡れている部分は大変滑りやすいのでご注意を。温泉参照エントリ
もう一件、宮内温泉にもトライしようと山道から行って見たんですが、こちらはお盆休み?で閉まっていました。
さくらんぼの収穫作業ご苦労さんでした。H20年も良い作柄になりますよう祈念しています。
祈念いだきありがとうございます。これから秋に突入しますので、こちらの作柄もお願いします。