8月 232008
 

熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条 (PHP新書 516)山本寛斎著の「熱き心 寛斎の熱血語10ヵ条 (PHP新書 516)」を読みました。2ヶ月ほど前に聞いた日曜日放送のラジオ「世相ホットライン はい!竹村健一です」に山本寛斎氏が出ていて、とてもエネルギッシュな語りをしていたので、著書を読んでみたくなりました。
 山本寛斎氏は、デザイナーであることは知っていましたが、巨大なイベントをプロデュースしていたのは知りませんでした。この本では、彼のこれまでの半生を綴りながら、エネルギッシュで自分らしく生きる秘訣みたいな感じで書いています。
 氏の情熱が伝わって来るような気もしましたよ。イベントに携わる人とか、少々人生につまづいている人なんかは、この本お薦めです。
 ただ、一箇所疑問に思った行がありました。失敗してまわりから人々が去っていった内容の後p119、「侵略される側の人々にとって何がもっとも屈辱的であったのか。それは、強制的に名前を変えられ、言語を変えられ、宗教を変えられることだったのではないか」と突然でてきて、侵略する側の主語がないので特定出来ないのですが、創氏改名皇民化政策を連想させられる文面なんで、ココだけはいただけませんでした。

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