5月 252005
今日の午後、果樹園を貫く道道暑寒別公園線沿いに防風林を植え付けました。 去年秋の台風は50年振りの大風となった訳ですが、その際、多くの防風林が倒れてしまい、スカスカ状態となってしまいました。
そもそも、果樹園には防風林は欠かせません。それは単にりんごが落ちるからだけではありません。今は花時期ですが、常に風が通っている状態は結実に悪影響がありますし、冬でも寒風が吹きさらしますと、無風と同じ温度だとしても風によって体感温度が下がるように果樹に凍害をもたらします。増毛町はその地形的要因からか比較的風は緩やかなのです。他の果樹産地は、いずれも比較的風の通らない位置に果樹がありますし、増毛よりも南だからといって果樹が出来るかというとそうは限らないのです。
比較的風が弱いとはいえ、やはり気象は気まぐれで、強風になることもあります。そこで、防風対策が必要となります。
今回は松を植えました。増毛町の補助を受け、さらに道道ですから、道路管理者(土木現業所)の許可のもと、沿道に関わる果樹若手が出て、片っ端から植え付けました。