7月 232005
※忙しくて写真のみ掲載して、文章が後回しになってしまいました。
直売場にて「これ、アメリカンチェリーかい?」と問うお客様がたびたびおります。しかし、「アメリカンチェリー」とはアメリカで採れたさくらんぼの総称で品種名ではないのです。したがいまして、我が家で直売しているさくらんぼは全て「ジャパニーズチェリー」と言うことになります。
それでも、品種の生誕地の事を言う場合、「アメリカン」は使うかも知れません。そういう意味で調べると、この「サミット」と言う品種はカナダが故郷のようで、やっぱりアメリカンチェリーではなかったのです。
さて、なぜお客さんがアメリカンチェリーと思ってしまうかと言いますと、この「サミット」の色と大きさでしょう。粒は大玉です。南陽と遜色ないくらいの貫禄があります。
色は、黒。としうより、この品種は、鮮やかな赤と縞模様を呈して綺麗で、大変おいしそうな色となるのですが、その頃の味はまだ一歩足りないのです。そして、その時期をガマンして、黒が多くなったところで収穫します。すると、糖度も上って、おいしくなります。多少の「大味」かも知れませんが、熱烈ファンのお客様もおります。
値段は高めですが、食べ応えがあります。注意は完熟すると日持ちがあまりしないので、お早くお召し上がって欲しいと思います。
初めて失礼します。
先日知人宅でアメリカンチエリーに似た大き目のものを食しとてもおいしく頂きました。
六月アメリカに行き朝市で新鮮なアメリカチエリを購入しホテルで食べました。理由は
日本の輸入品に比べ甘味が若干違うからです。しかし今回のはもっと甘くしかも粒も
大きくびっくり。購入したくなり調べた次第です。
木村さま、コメントありがとうございます。
「サミット」はアメリカにも売っていると思いますが、やっぱり「味」は日本産がイイに決まっています。流通の鮮度も日本の方が上手かと思いますので、これからも日本産果物をよろしくご贔屓を!