8月 012005
かねてから故障していた水揚げポンプの部品がやっと来ました。雨不足の為に盛んに灌水していた先月は、この機械が故障してから古い古い機械でなんとか間に合わせていたんです。
部品は一ヶ月もかかると言うので、あきらめていたんですよ。前回の雨以降、灌水はしていませんでしたが、約3週間にしてやっと部品が到着しました。水を掻き出す部分は、ポンプの心臓部に当たると思いますが、この渦巻き状の部品はインペラと言うらしいです。写真左のが新品の部品で、右側が壊れたインペラです。
このポンプは、「高圧」と言うことで、水が回転で噴き出す円盤の外周部分の隙間は、わずか2ミリ程度でした。この僅かな隙間では、大きめのゴミや砂が入ると目詰まりしますし、オールアルミ製なので、小さな砂でも摩耗が激しくなるのが想像できます。
私にとっては「高圧」よりも耐久性を重んじたいところです。実際の使用は、スプリンクラーを何基も回しますが、地盤の高低差が少ないのでたぶん「高圧ポンプ」でなくても十分使用できるはずです。しかし、QPポンプには、空冷ディーゼル直結ポンプは「高圧」しか無いのでした。まぁ、そうなると、メーカーに進言したいのは、摩耗に弱いアルミ製ではなく、せめてインペラ部だけでも耐久性のある材質のものにして欲しいですね。
同梱してもらったメカニカルシールも同時に交換し、組み直していざ試験。見事に水が勢いよく出てきました。部品代はいくらなのかまだ不明ですが、修理代を節約できました。吸管部には、もっと細かな網を巻き付けて、より長く使いたいと思います。