2月 142006
はいはい、北海道新聞ね、一応今日もツッコミを入れておきたいと思います。なにせ、新聞等のメディアは読者の思考を誘導しかねないチカラをもっていますからね。
今日2月14日読者の声欄です。「男系男子天皇それほど大切か」ですよ。1月16日にも道新への批判したエントリをしましたが、その時も数日前の社説を後押しする読者の意見を載せておりました。で、今回もそうですよね。女性女系天皇を容認するというより推進したい2月9日の道新社説「紀子さま懐妊*無事な出産を願いつつ」に対する応援メッセージなのでしょう。
文章は写真をクリックして拡大してみてください。「性別による差別の撤廃という観点・・・」って、これまでの天皇制は、差別に基づいていたと言いたいのでしょうか。男尊女卑の象徴とでも言いかねない、軽薄なご意見ですね。
2666年間にいったい何人の日本人が存在していたのでしょうか。その古来からの日本人が大切に繋いできた伝統の重みを全く感じないのって、想像力が欠如しているのではないでしょうか。
そりゃー、未来志向のみで伝統を打ち破って新たなる世界を創造するのだと言うのであれば、その未来像をお示し願いたいところですよ。しかし、そーいったビジョンもないままに、ただ「何となく男女平等だし」と、現代価値観のみで感じてしまうのは、軽薄と言わざるを得ません。73歳のお方にもの申すのも生意気ですが、あなたこそ「よくお考えいただきたい」とおもいます。参照1、参照2(ぼやきくっくりさん各エントリ)
道新にフォローしておきますが、次の記事「領土返還大会首相欠席に怒り」は、私もそのとおり賛成てす。