4月 032006
 

 未だ剪定作業をしている私ですが、このほど剪定鋏を新調しました。
 剪定鋏は、果樹園によっては安い鋏を短いサイクルで使う人と、私のように長く使う人と居ると思います。また、例えばブドウの剪定時は、間違って針金もろとも鋏む場合があって、たちまち刃先を痛めてしまいますので、ブドウの剪定に使う鋏は安物か古い鋏を使うようにしています。 以前使っていた鋏は写真左で「俊之」と書いています。新調したのは「天命」と刻印されているヤツです。どちらも山形県の花楯産業のものです。鋏のHPによると新発売なのですね。
 古い「俊之」の方もそこそこの切れ味でgoodでした。また、普通の鋏と握りがちょっと違って刃先が右にやや角度つく感じになります。一見持ちにくいように見えますが、慣れるとすごく良いです。手首の角度が自然のまま力が入るので、すこしくらい太い枝も切れました。しかしこれ、たぶん3年は使ったと思いますが、年期が入るとガタになりまた研ぎしろも無くなりました。で、思い切って更新です。注文してからずいぶん待ちましたが、ようやく送られてきました。やはり新品は切れ味抜群です。
 どちらの鋏も握りの部分の内側にバネが仕掛けてあって、握りきった時の衝撃を吸収してくれるのはありがたい機構です。いつまで使えるか判りませんが、この鋏を造ってくれた職人さんの為にも大切に使用したいと思っています。また、古い鋏もブドウ剪定用としてまだまだ活躍してもらうつもりです。

  2 コメント

  1. 良い鋏使ってますね。
    道具にこだわることは大事なことだと思います。
    良い道具を手入れし長く使いたい、と私も昔は思っていたのですが・・・。日々のメインテナンスができずに、諦めました。鋸も替え刃の「天寿」に出会ってからはそればかり。鋏は毎年ホームセンターの「アルス」で間に合わせております。

  2. アルスの鋏も切れますよね。材質が錆びなくて良いと思います。高枝ばさみはアルスを使っています。
    ただ、剪定鋏はね、これ一度使うともう、戻れませんよ。やたら切れますから。また、HPによると、ねじ部の内側にグリース溜があんですね。はじめて知りました。スプレーグリースでたまに補充するようにしま?す。上記鋏HP内の「花春」も良い鋏ですよ。いづれも、パチンとか鋏の音は全くしません。
    研ぎが鋏の場合難しいですよね。私は我流ですが、仕上げ砥で研ぎます。こころなしか切れるようになるし、切れ味も長持ちします。こちら参照
    http://www.jumi.co.jp/info/senteinotogikata.html

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