5月 292006
ニュースが数日前になりますが、この事故は他人事ではないので当ブログでも取り上げます。
5月27日付け北海道新聞記事です(ネット記事はこちら)。
現場の詳細はこの短い文では判りませんが、おそらくスピードスプレヤー(SS)で薬剤散布中、低い太枝を避けられずに首を鋏まれたのだと思います。SSは、ほとんどの機種で運転席が露出しています。薬の出具合など後ろを振り返って確認中に鋏まれたか、はたまた旋回中にうっかり運転ミスをしたのかと想像しました。
この手の事故は、草刈等でトラクターを果樹園に乗り入れる場合も起こり得りますし、最近はサクランボには雨よけハウスがかかっていて、そのパイプがたくさん立っていのすので、機械が衝突したりオペレーターが挟まれそうになる危険が増大しています。
とりあえずは低い枝は容赦なく落としておく事と、機械の運転は慎重にする事が、事故防止へとつながる第一歩でしょう。
それにしてもこの仁木での事故ですが、34歳で亡くなられたとの事で、本当にもったいない事でした。ご家族もおられましょうし、心からご冥福を申し上げたいと思います。
悲しすぎて僕のブログでは書くことができませんでしたが・
僕よりも3歳年下で将来の青年部、地域農業の担い手として期待されていた方でした。
農家の皆さん、農作業事故にはくれぐれも気をつけて
これからの農繁期を過ごしてください
考えてみると、農業機械作業は特に果樹は危険がいっぱいですね。日頃から安全に対する意識を高める必要ありそうです。安全への啓蒙を果樹協会でもすべきでしょう。