12月 052006
 

 反戦・反強制愛国心を紙面のどこかに毎日毎日呪文を唱えるかのように取り上げている北海道新聞。今日は「揺らぐ教育憲法【上】愛国心の強制」と見出して戦前回帰を恐れる声を私達読者に伝えてくれています。昨日は読者の声欄で「憲法順守は平和につながる」と無職87歳の投稿を載せていました。どちらの記事も今は高齢となっている戦争体験者が、右傾向化する現代風潮を憂いている内容です。
 ツッコミどころ満載な反日記事を毎日毎日わざわざ載せるあたりは、ほんと、北海道新聞は先の戦争が大好きなんですね。もし、先の戦争が無かったとしたら北海道新聞は薄っぺらな紙面となっていたでしょうね。道新に限らず左翼的な人は、先の大戦があったことで、それを心の拠り所としているのでは無いでしょうか。
 さて、しかし北海道新聞は、時として良い記事も載ります。覚え書きとして書いておきます。今日の読者の声欄から、リンゴの記事がありました。

親の世代にこそ「食育」が必要に 会社員 札幌市 36歳
 リンゴを食べたいとき、遠くの有機栽培のリンゴを取り寄せるより、近所の特産ナシを食べる方が「ロハス」だと、講演会で聞いた。講師によると、「ロハス」の意味は、楽しみながら健康や環境に配慮する価値観やライフスタイルのことで、単に環境に配慮したものを買うのではなく、地元を応援しながら一緒に良いものを作っていくことに価値を持つとのことだった。
 確かに知識や情報、それにお金の価値だけを追い求めても、何か殺伐として楽しい生活にはならないような気がする。
 今年も家族と、札幌市内のリンゴ農園に行き、農園主から「リンゴに黒い斑点がついた」「日照りで大変だった」などリンゴにまつわる苦労話を聞きながら、リンゴを購入した。皮についた斑点も、皮をむくと気にならない。農園主の話を思い出しながら食べると、単なる味覚だけではない、味わいの深さを感じ、リンゴへの愛着がわいてきた。娘は「また行こう」と言う。
 最近、「子どもたちに食育を」と聞くが、私たち親の世代こそ、殺伐とした生活から抜け出すための「食育」が必要な気がする

 まったくおっしゃるとおりでございます。これからも直売でリンゴをお買い上げください。冬道となりましたが、リンゴはまだまだありますぞ。
 ちなみに「ロハス」とは、Lifestyle of health and sustainabilityの頭文字をとった造語だそうです。こちら参照「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」って事ですか。勉強になりました。

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