4月 152007
今日付の留萌新聞に平成16年に未収金放棄した砕石問題に対して、増毛町民が監査請求をした記事が載っていました。
私は詳しくわかりませんし、監査請求した町民3名も誰か知りません。しかし、2月に行われた町長選挙の一種のシコリではないかと思っています。当落が逆転していたならば、この問題は出ていなかったのではないかと思っています。
落選した側のM派議員は、選挙前の議員報告会と称する集会や選挙戦の街頭演説で、毎回この砕石問題を取り上げて現職を批判していました。町長選挙ではこの問題はM派の一方的ではありますが、選挙争点の一つとなっていた訳です。
選挙の結果は現職が圧倒的多数で当選しました。町民は現職を民主的に選んだのです。砕石問題は町長の給与削減などの責任をとっており、議会も承認しているはずなんです。ですからこの問題はそりゃー損害額が多額ではありますが、責任上も選挙での「みそぎ」の面でも一件落着しています。
それなのにこの問題をぶり返す意図は私には理解出来ませんし、町長個人に賠償を求めるのも合点出来ません。また監査請求した町民3名には弁護士が付いているようですが、議会議員さん達はどうなっているのでしょうか。
明後日は町議会の告示日です。今のところ選挙にならない公算が大ですが、立候補予定者はそれぞれに「明日の増毛町」をどうするか訴えるはずです。
法的に監査請求がどのようなものなのか私には判りませんが、理事者側は淡々と事実を公表すればよろしいし、請求をかけた町民の理解を得る必要はあるでしょう。しかし、私は、町役場がこの問題ばかりにとらわれず、もっと増毛の未来についての思考を深めて欲しいと願っています。