8月 232014
北海道果樹協会主催による全道果樹生産者研修会が22日余市町で開催され全道の果樹生産者ら約200名ほどが参集、増毛からは青年部含め7名が参加ました。
現地視察はまず余市町園芸試験場。着色系ふじの試験圃場など回ったのち、黒川地区のぶどうをみました。
ぶどうの作付けは古く、しかし生産量が増えると価格が低迷しさらに生産量を確保しようとして、味覚を軽視したスパイラルに陥り、品種の更新等進めるますが、はやり思うような価格にはならなかったのです。
そのスパイラルを断ち切るために、この地区では、「頑徹ぶどう」ブランドを名乗り、グルーブで味を重視したぶどうづくりをめざしました。
品種はむかしならではのキャンベルスアーリーやナイヤガラなどで、一枝に1.5房に制限し、こまめな管理わ徹底する取り決めをし、たとえ生産量が少なくても品質の良いぶどう作りを進めています。
まぁ、消費者にとっては「あたりまえ」ととらえる方もおりましょうが、とにかく果樹生産者は市場価格の低迷に非常に困っているのでありますね。事実、余市町でも果樹面積は減少の一途ですし。
午後からは会場を余市農協へ移し、試験場や研究機関からの新品種情報や今年の傾向などの講義をうけました。