5月 222006
我が家で法事があり、秋田や内地から親戚が集まりまして、送迎やら夜はビールやらでブログ更新を怠っていました。
その間、天気は大変良くて気温が上昇して、いろいろ果樹の花が咲きました。サクランボの次は「洋梨」が咲きます。洋梨の花は白くて、梨の樹の性質で短かい枝(いわゆる生姜芽)がたくさん出ますので、花も大量に咲き出します。写真は松倉濃園参照
他に咲き出したのが桃です。
秋田県鹿角市で「北限の桃」なる商標登録済みの桃がありますが、秋田県が決して「北限」ではありません!果樹業者として紛らわしいネーミングに対して怒りさえ覚えますが、商標を登録している以上はその責任で消費者に対して説明すべきでしょう。いくら良質の桃が作られたとしても、名前にウソがあっては元も子もありません。
??>当ブログ「みんな北限が好き」その1、その2参照
それはさておき、今年も当果樹園の桃は元気に開花しました。今日は曇っていたのでその鮮やかさが写らなかったのが残念ですが、サクランボや梨が白い花に対して桃はきれいなピンクなのでとても奇麗です。
しかし、目的は良い桃を作ることであって鑑賞している場合ではありません。すべてに結実すると小さなミニ果実しかなりませんので、少しでも樹の負担を軽くするため、せっかく咲いた花の大部分をちぎり落としています。畑の地面には、落とした花の絨毯のようになります。その上を歩くと王子様気分に浸れるかもよ。