11月30日、農業委員会の代表者集会は午後からなので、午前中の時間を使って靖国神社参拝に一人で行ってみました。
地下鉄を乗り継いで「九段下駅」出口1を出てゆるい坂をのぼって行くと大鳥居が迫ってきます。
午前10時頃、ウイークデイなので人はまばらです。
高校の修学旅行で東京へ来ましたが、靖国神社はもちろんコースにはなくて、今回初めて訪れる私。
超党派議連の61人が靖国神社に集団参拝(12/5)のニュースが出てましたが、私は一足先に参拝したことになります。ってか、国会議員だろうが総理大臣だろうが靖国神社参拝を大きくニュースに取り上げられる自体、まったくどうかしている日本のマスコミでございます。だって、靖国神社は日本国内にあって誰でも行きたい人は参拝できるわけですからねー。
中国韓国のディスカウント日本キャッベーンに便乗するマスコミは全く異常でありますよー。
巨大な鳥居をくぐると、幅の広い参道の両側は紅葉の真っただ中でした。
時間も無いので、右手にある遊就館に行って見ましょう。
戦地で活躍したSLが最初に目に入ります。入場券を買って改札し、まずはエスカレーターを上がっていく順路です。
ココからは撮影禁止されており、写真はないのですが、西南戦争から大東亜戦争、ソ連侵攻に至るまでの解説やいろいろな展示が各部屋に仕切られ細かく見ることができます。私は時間がなく、展示の解説を読むことなくササッとひやかす様に巡っていました。
最後の展示場では戦死された方々の遺影がびっしり壁を覆うように何千何万の写真がはられておりました。写真の下にお名前と出身地、戦死した場所が記されており、北海道出身者を探すとすぐに見つかりその10枚ほどの部分は「メレヨン」で無くなった戦士の部分でした。
こんなにたくさんある写真の中からすぐにメレヨンを見つけられたのは、きっと今野清次郎さんが導いたのだとすぐに悟りました。(当ブログアーカイブ参照)
-->メレヨンの声
遺影のブースにはおそらく遺族から寄贈されたらだろういくつもの花嫁人形が飾られ、自然と涙があふれて来る私でした。
大展示室は写真撮影可なので、いろいろ写しました。
ふるいタイプの戦車は、人間魚雷と呼ばれた回天の実物があり、回天は小型潜水艦かと思わせるくらいの大きさでした。
特攻についての展示もありました。南九州市知覧にある特攻記念館は何度か行った事のある私ですが、現代人の私はやはり特攻は無謀な作戦としか言いようがありません。しかし、それを遂行した若き先人の勇気と国家や家族を思う強い心には改めて敬意と感謝の気持ちが湧いてきました。
もう集会までの時間が迫っており、駆け足で巡った靖国神社でした。鳥居を出てかるくお辞儀をして戻ってきました。