10月15日・16日、札幌市にある北海道旧庁舎の赤レンガ前で、留萌振興局フェアが開かれ、増毛町・JA南るもいも出向し、物販をしました。16日は私も増毛町果樹協会を代表して出張してきました。
留萌管内はもちろん空知や札幌のブースもあって、お店は広場をぐるっと囲むように配置されました。増毛町からは、お酒の国稀各種、水産加工品、JA南るもいからは、りんご梨などの果樹や新米、ルルソロッソなどを販売しました。
赤レンガ前は観光客が多く通っております。特にアジアの観光客が撮影スポットとして写真をよく撮っおりました。
物販としては少々苦戦ぎみでしたが、それでも正午を過ぎると道庁職員や近所のオフィスからビジネスマンやビジネスウーマン達が来てくれて、賑わいをみせました。また、管内ゆるキャラも揃って子供達も大喜びでした。
10時前、予報通り雨となった。通り雨だろうと思って一応X-bandレーダー確認したら、増毛も表示圏内に入っていましたな。
4月でしたか石狩に2基目(一基目は北広島)のレーダーが運用されていたんですが、青い円内しか表示されていなかったんです。しかし今日見ると、増毛まで範囲が広がっているではないですか。
もう私的には雨は要らないんだが、直近の予報とか役立ちそうでうれしいネ。
X-bandレーダーは、雲ではなく雨粒を感知しているようなので、Tenki.jpの雨雲レーダーと併せて見ると、自分なりの細かな予報もできますよー。
増毛町では主に水田を大規模に整備することになり、9日11時より、最初に手がける信砂地区において起工式を行ないました。会場には留萌振興局を始め増毛町、農協、議会議長、農業委員会、期成会、建設協会や、受益者農家などが集まり、おごそかに鍬入れが行なわれています。私も農業委員の代表代行で出席させていただき、玉串を奉納しました。
これまで増毛町内の水田では、いわゆる近代的な基盤整備が行なわれないまま、営農しておりましたが、将来的に農地の減少荒廃が心配される中、ここで思い切って大規模改修し、より効率的に稲作栽培を可能にして、次世代へ引き継ぐべく農業者をはじめ農協や行政が一大奮起して、この事業に乗り出しました。
今後8年をかけて信砂地区を整備し、さらには増毛町全域の水田を整備していく計画です。
北海道果樹協会主催による全道果樹生産者研修会が22日余市町で開催され全道の果樹生産者ら約200名ほどが参集、増毛からは青年部含め7名が参加ました。
現地視察はまず余市町園芸試験場。着色系ふじの試験圃場など回ったのち、黒川地区のぶどうをみました。
ぶどうの作付けは古く、しかし生産量が増えると価格が低迷しさらに生産量を確保しようとして、味覚を軽視したスパイラルに陥り、品種の更新等進めるますが、はやり思うような価格にはならなかったのです。
そのスパイラルを断ち切るために、この地区では、「頑徹ぶどう」ブランドを名乗り、グルーブで味を重視したぶどうづくりをめざしました。
品種はむかしならではのキャンベルスアーリーやナイヤガラなどで、一枝に1.5房に制限し、こまめな管理わ徹底する取り決めをし、たとえ生産量が少なくても品質の良いぶどう作りを進めています。
まぁ、消費者にとっては「あたりまえ」ととらえる方もおりましょうが、とにかく果樹生産者は市場価格の低迷に非常に困っているのでありますね。事実、余市町でも果樹面積は減少の一途ですし。
午後からは会場を余市農協へ移し、試験場や研究機関からの新品種情報や今年の傾向などの講義をうけました。