本日よりバートレット収穫開始しました。
今年は意外と着果数が多く、しかし雨も重なって肥大もしてきました。8月からの残暑の影響で、バートレットに限らず洋梨の熟期は平年より数日早くなっているとの普及センターの分析です。
洋梨は青くて堅いうちに収穫して、寝かせる「追熟」が必要な果実。収穫は早くてもダメ、遅ければメルティな食感にならないなど、収穫時期の判定が難しい品種です。
本日から収穫したバートレットは選果後、半分以上は農協出荷し、直売用は冷蔵庫に保管予定で、計画的な出荷を目指したいと思います。バートレットは一旦熟すと一日二日程度しか日持ちがしないので、毎、ハラハラドキドキ販売を強いられていますので、余裕ある販売をしたいものであります。
本当は9日に書いていますが、5日の事なので日付改ざんしてアップしておきます。
我が家の通称ユンボ、バックフォーは古い。もう何本もの油圧ホースを交換しているし、2年前にはキャタのモーターもリビルドの品と交換している。そして今年はゴムシュー、通称ゴムキャタ。片方右側はウチに来てから数年後に冬に切れたので交換されているのでまだ全然大丈夫のなのだが、左側のキャタは、もう鉄心がズバズバ抜けてきた。もう限界。で留萌開発機工に依頼して、社外品ってのかとにかく安いキャタをとってもらった。
右のキャタを交換した時は1本40万円もしたのだが、今回は安い安いものを見つけてもらった。
自分でも交換できるかなと思ったが、面倒なのでプロにお任せした。作業をみていたのだが、やっぱり作業を任せて正解。新しいのできつくで、ややてこずってようやく入った。俺一人では絶対交換できなかったであろうな。
とりあえず足は直った。まずよかったよかった。
9月4日は、午前中はまず増毛町農業委員会の「農地パトロール」がありました。農地パトロールは毎年行っておりますが、農地の耕作放棄地や農地の違法転用がないかどうか増毛町内を見て回ります。
農地の持ち主が高齢化したため耕作できずに荒れた状態となっている農地が増毛町には多くあります。本来ならば区画整理して誰かが借りやすくするのも手法ですが、借り手がいないとか代々の土地を手放さないなどあり、結果ヤブと化している農地が多いのです。
国はこれらの遊休農地の解消を積極的に打ち出せと各市町村の農業委員会に圧力をかけていますが、現場では複雑な事情がいりみだって思うように解消されないのが現状となっています。
午後からは増毛町果樹協会主催の現地研修会が暑寒沢会館で開かれました。
秋の果物シーズンが本格化しますので、ここまでの気象推移を踏まえて現在の果実状態の確認など普及センターから説明を受けました。
今年は例年より気温が高く、果実収獲は平年より早まりそうで、洋梨バートレットやりんごの津軽など、収獲遅れに注意が必要との事でした。また、近年被害が目立ってきたプルーンのスモモヒメシンクイの生態なども解説を受け、小まめな耕種的管理も必要な事を学びました。
先日役場に行ったら、いいカメラで写真撮ってるの?と聞かれ、実はFacebookに上げていると答えましたが、Facebookに登録していないと見られない訳ですね。しかしFacebookの「アルバム」は、リンクすれば登録していなくても見られるようなので、最近Facebookに上げた写真をリンクしてみます。
昨夕、雨雲レーダーを見ると赤い部分が増毛付近を通過していきました。17時半頃からはひっきりなしの雷。でも雨は降ってこなかった。PCやテレビなどのコンセントを抜いたので、その頃の雨雲は確認できていませんでした。やがでパラパラと降りだし、18時半過ぎからついに本格降雨となました。雷は鳴り続け、その中に直下とみられる雷。かなり近くに雷が落ちたようだ。時折バケツをひっくり返したような集中豪雨となりました。
阿分で土砂崩れがあったらしく、国道が通行止めとなったようです。朝までには開通した様子ですが。
アメダスを改めて確認しますと、19時は49.5ミリ、20時でも24ミリの降雨がありました。留萌のアメダスでは19時15ミリ、20時16ミリですので、増毛アメダス地点でも留萌を大きく上回る豪雨が降ったのです。
幸い、果樹園には被害はなさそうなので何よりなのですが、増毛でこのようなゲリラ豪雨は珍しいのでアップしてみました。
本日8月24日、北海道果樹協会は全道生産者研修会を旭川で開き、北海道果樹産地から約100名のメンバーが参加しました。
午前の部では西神居地区の山中果樹園、水澤果樹園を視察。山中果樹園では傾斜地でありながらもリンゴの手入れを小まめになされていていました。水澤果樹園では、新品種を積極的に導入しており、常に新しい状態を作っているなと感じました。
やはり他の産地ゃ園地を視察すると、自分もちゃんとしなきゃと刺激を受けますね。
午後からは市内の旭川農業センターに移動して、講習会です。
「近年、問題になっている病害虫」と題して、増毛にも赴任したことのある小坂氏の講演。気象にも左右されますが、最近の病害虫の動向などせつめいをうけました。
次にプランニングオフィス”YK”代表加藤義一氏による「食関連環境の変化について」と題しての講演でした。高齢化を含めて単身世帯が増えるなど、社会情勢が変化し、消費動向をどう捉えるべきか、また果樹などの産物をどのようにマーケティングすべきかのヒントを与えて頂きました。
本日、我が家ではサクランボの「切り上げ」となりました。後は最後のさくらんぼまで細々と営業です。
今年は花時期の天候不順で成り具合が心配され、当果樹園発送用のコルト台の佐藤錦が不作となりました。しかし、他の園、露地の園などは多少の雨に当たったものの、ここ数年では収穫がなされ、露地ハウス共にまぁまぁの収穫を見ることが出来ました。
6月の乾燥気味の気候や防除体系により灰星病が少なく、またショウジョバエの発生も少なかったことから、ハウス物は最後まで収穫できました。
しかし、市場価格は低迷。直売所やサクランボ狩りのお客様は全体的に減少傾向のような気がしました。いわゆる「景気が悪い」です。
世の中、節電節電と騒がれており、到底お金を使う気分になっていないのかも知れませんね。
そんな中、増毛町ではフルーツ里増毛を全面に出し、PR作戦を展開中です。秋にはまたプレゼントなど企画中で、秋のじゃらんもお見逃し無く!
サクランボで忙しいこの時期ですが、今年は増毛港内で花火を見ることができました。一応、私も若干の寄付をさせて頂いておりますが、花火は盛大に上がるのがよろしいですよね。
増毛港で間近に見る花火は音が腹に響いて、良かったしフィナーレの3分間は圧巻でした。増毛もなかなかヤルネ。