雨が多く降りました。量は降っていなくても高湿度の時間が長かった。昨日は雨雲レーダーに補足されていないのに雨がふったし、今朝はその水分が乾かず午後になってようやく葉っぱから水滴が消えた。サクランボもリンゴも病気がちなので、午後から散布開始しました。
前回の雨上がりの11日にも2タンク散布済みなので、その続きです。
【さくらんぼ】 4タンク(11日、i畑と川原の畑2タンク・14日、コルト畑と藤原畑2タンク)
殺菌剤:ロブラール500アクア 1500倍
殺虫剤:ダントツ水溶剤 2000倍
【りんご・梨・プルーン】 5タンク
殺菌剤:インダーフロアブル 5000倍
殺虫剤:アディオンフロアブル 1500倍
ただいま、雨よけハウスの被服真っ最中。ほとんどの作業を一人でやっているので、段取りが肝心ですね。
新品のフィルムを引っ張り伸ばすとき、心棒にパイプを通して柱パイプにクランプ付けしたり、あるいは地面を這わしたり、滑らしたりして伸ばしていましたね。
そこで、キャスターを買ってきて、造ってみました。出来てみるとすごく単純(写真)。2本のパイプの上に新品のフィルムを乗っけて使います。今頃何言っているの?って感じの代物ですが、これまずまず良いです。
土台がパレットなので、そのままフォークリフトで持ち上げてもいいし、何枚かパレットを重ねて高所作業車に載せても使えます。
ノウハウとしては、キャスターの間隔やパイプの間隔。狭いとすぐに乗り越えて外れる。傾斜地でも外れやすいなどありますが、上に引っ張り上げる時などは、すごくイイです。
最近、FacebookにNZ(ニュージーランド)の記憶をアップしていましたので、HPにも上げておきます。
NZにはこれまでずいぶん前に4回ほど行っておりますが、やはりなんと言っても1984年12月に最初に行った4ヶ月の果樹研修が一番の衝撃的記憶でございます。
当時からNZでは果樹の輸出が盛んで、キゥイフルーツやネクタリン、りんごが大規模に栽培されており、私は北海道果樹協会が行った第2回目の研修生派遣として仁木のMさんとNZのホークスベイに行ったのでした。Mさんはヘイスティングス、私はネーピアの果樹園になり、別々の生活を送っていました。
英語もろくに話せないまま私は、NZ人、イギリス人、アメリカ人、フランス人などと一緒に日本語が全く通じない中で果樹園の仕事をしていたのでした。
外国人の研修生のニュースは1985年1月、地元の新聞にも載りました。
最初に行った時は、当時流行りかけであり高価でしたが、ビデオを持っていきまた。その分、写真はあまり撮っておらず、写真は余りあれませんが、このような風景で仕事をしておりました。
本来ならば、りんごの落果10日後とかの散布になるのでしょうけど雨が少ないので病害発生が鈍いし、前回の散布と間隔もあきましたので、次のステップの散布をしました。サクランボなども、潅水待ちの園もある事から、この際、りんご梨核果類の散布と相成りました。また、サクランボはミバエの心配が未だにありますが、ザーと見て被害ありませんので殺虫剤は入れませんでした。
対象【りんご・梨】 4タンク
殺菌剤:オンリーワンフロアブル 2000倍
ダニ剤:カネマイトフロアブル 1330倍
対象【さくらんぼ・プルーン・梅・桃】 6タンク
殺菌剤:インダーフロアブル 5000倍
ダニ剤:カネマイトフロアブル 1330倍
対象【サンプルーン】 0.3タンク
殺菌剤:アグレプト水和剤 1000倍
増毛におけるりんご栽培の父の碑がある藤原の茂みには、北海道では珍しいだろう「栃の木」があり、その花が咲き始めました。本当は二本ありましたが、何年か前にお隣さんのお爺さんが切ってしまい、今は一本だけになっています。
栃の花はローソクと蜀台のような形です。
昔、内地から北海道に入植する際、飢えに備えて栃の木を持ち込んだという話を聞いたことありますが、定かではありません。
サクランボの花に引き続き、栃の花にも小型のマルハナバチも訪花中。
一方、ウチの納屋の裏には藤の花が続々と咲いてきました。裏にあるため、誰も見に来る人はいませんけどね。
栃の花は上を向いていましたが、藤はすだれのように下向きのお花です。
【さくらんぼ・桃】5タンク
殺菌剤:ベルクートフロアブル 1500倍
殺虫剤:アグロスリン水和剤 1000倍
【プルーン】 1タンク
殺菌剤:ベルクートフロアブル 2000倍
殺虫剤:ダアイジノン水和剤 1000倍