4月 302012
 

本日午後から石灰硫黄合剤を散布しました。
一発目に強めの風が吹き、たなびいた液剤が容赦なくカッパを濡らし、座席に流れていきました。古いゴアテックスなので浸透してきました。まいりました。その後は、風も弱まりましたが、やっぱり合財の散布はしんどい作業でした。
運転中、常に頭の中で、「正真正銘のワイルド~だろう?」とつぶやいていました。

【りんご、プルーン、桃、一部のサクランボ(コルト)】 4タンク
殺菌剤:石灰硫黄合剤 約10倍

4月 282012
 

私も属しております第一防除組合は、本日午後、SS(スピードスプレヤー)の整備をしました。
 春の整備はエンジンオイルの交換や各所のグリースアップ、散布ノズルのチェックなど行いました。
 第一防除組合は2台の川南式SSを所有しております。アップルⅡ号とチェリーⅡ号です。Ⅰ世のチェリー号はずいぶん前に下取りしておりますが、あの機械は長沼の(有)仲野農園にてまだ現役で活躍している模様です。。

4月 272012
 

午後からカメラ持って行って作業しました。
暑寒別岳は頂上付近は雪がなくなっていて、しかもうっすら黄砂降ったのか雪がくすんでいました。

16:15頃北へ飛んでいった飛行機はデルタ航空かな。デトロイトはたまたニューヨーク行きかと思われますけど。
エンジンにも青くペイントされているのもしっかりクッキリ写っていましたよ。

夕方になり夕陽がきれいに見えていましたので、浜に行ってみました。暑寒海水浴場は、もう閉鎖されてますが、横の暑寒川には融雪で増水してドンドン海に流れていきます。カモメは夕陽に関係なくテトラに止ったり飛び回ったり・・・

ひょこっと海面からとんがりを出している石(岩かも)には一羽のカモメがたたずんでいました。
何とかロードショーのオープニングのように誰かトランペットでも吹いてくれたら、もっとムード良かったかも知れないな。

4月 272012
 

増毛町農業委員会第2回の総会が27日午後、役場で開かれました。
 今回は土地の現況証明に伴う現場への現地視察もありました。

4月 262012
 

増毛町果樹協会は26日午後から暑寒沢会館で、現地研修会を開きました。
 今年の融雪期は4月23日で平年が12日ですので11日の遅れ、去年より7日遅れとなっています。
 雪解け間もないこの時期に平年と比べてもあまり意味ありませんが、芽の進み具合は平年と比べてサクランボで5-6日ほどの遅れ、リンゴも4-7日の遅れとなっていました。
 昨年は天候が悪く低温や雨でサクランボの開花が長引いて、せっかく結実した果実の多くが灰星病にかかってしまった反省を踏まえ、今年は開花時期の殺菌剤散布間隔を工夫してみようとなりました。しかし増毛はミツバチを導入しており、ミツバチに影響を与えないようにしなければならず、多少の不公平を生産者に与える事が懸念されます。
 リーダーとしては花が終るまで、ちょと胃が痛くなりそうな日々が続きます。

4月 152012
 

昨日も天気良かったですが、本日も一日中ほぼ快晴。夕日がすごくきれいでした。
我が家で通称「川原の畑」は暑寒別川のすぐそばにあり、日没時写真を撮ってみました。

ネコヤナギは種類があるようで、こちらは大きくて花粉も出ている花です。明るく見ますとこちら

暑寒別川は少しずつ水かさが増してきています。もう雪の上を歩いて対岸へ渡る事はできません。
対岸の雑木の隙間から望む夕日もオツなもんです。

4月 122012
 

 上川留萌宗谷地方の各TPP対策連絡協議会は、本日12日午後2時より旭川市民文化会館大ホールにて、道北地域TPP問題を考える講演会を開催しました。私も誘われましたので、行ってみました。TPPの対策連絡協議会はどうやらJA関係の団体が中心になっているようで、留萌からはバスが出ましたので私もバスに乗り旭川に行きました。会場には約1600人の参加者がありました。増毛からは町会議員3の他役場、森林組合や土建会社社長など12名が出席しました。他の地域も市町村会議員や首長、JA組合長など農業のみならず商工業の出席もかなりあったようです。

講師は京都大学の中野剛志氏。そぅ、以前エントリしました「売国奴に告ぐ」の彼でございます。演題は「TPP亡国論」。

私は氏の本も読んだしYouTubeやニコニコ動画もいろいろ見ている事から、新たな事はありませんでしたが、はやりTPPとかグローバルとか言うのは亡国の道であると認識を深めました。
 TPP反対運動は現在JA関係が中心となって展開していますが、TPP問題は農業分野はほんの一角であり、農業に関係のない職種にも大変な影響を及ぼう恐れもあり、国民的議論と一人ひとりの勉強が必要です。TPPに踏み切っても残る農家はあるだろうし、農家が全滅することはないかも知れません。しかしデフレ深刻の現在の日本で、関税撤廃するとか低賃金の移民受け入れとか保険の外資乗っ取らせるとか、民主主義の手順を素通りすして資本家の都合で仕組みが変えられるようにするとかするTPP推進は、まさに亡国の道まっしぐらでありますな。

4月 102012
 

ネコヤナギの写真なんて珍しくもありませんけど、橋の上から川の水面をバックに撮って見ました。

今、剪定している畑は沢沿いの場所。この沢の斜面を登って、数百メートル上にある林道まで行ってみました。夏場ならヤブとなっていてとても歩けないのですが、まだ雪があるので障害物無く歩くことができます。
昔々使っていたであろう灌漑水路跡を渡って行く。雑木は枯れたりしているのもあり、鳥に穴を空けられていた。
  

木に穴を空けたのは、たぶんこの鳥、アカゲラの仕業に違いない。

4月 052012
 

鹿は鹿害の加害者!仕方ないのか。生か死か。今度鹿をみたらシカトしてやる!3月28日のエントリ
にも書きましたが、普通鹿は枝を途中から切り取るように加害しますが、写真のように皮を食害する場合もあります。お隣のK果樹園も同様に、リンゴの木の皮が大きく食害されていました。フラン病という樹皮が冒される病気はありますが、こちらは健全な樹皮がやられました。まったくひどいものですネ。これ以上鹿は増えて欲しくありませんね。

4月 052012
 

 我等がJAであります南るもい農業協同組合は、本日4月5日午後1時30分より留萌市中央公民館中ホールにて、第10回通常総会を開きました。会場には総正組合員数422名の内58名が出席しました。出席していなくともあらかじめの提出されている書面議決が214ありますから、書面議決だけでも総会が成立している様なものですけど、そこはその、忙しい人や都合の悪い人も居ることですし書面議決はある程度仕方ありませんね。まっ、しかしそこはね、やっぱりより多くの出席者ってのはあるべき姿でしょうね。来賓もたくさんこられていますしね。
 決算はそのまま可決したものの、予算案で2・3の質問がありました。その中には、原発事故に対する組合長の姿勢を質す場面も。対して組合長は、福島の原発事故による農業への影響は計り知れなく、同じ農業者としてたいへん憂慮している、北海道にも原発はあるので他人事ではない。とのやり取りがなされました。
 今年は役員改選期であり、理事・監事合わせて3名が入れ替わりの人事となりました。
 最後に、TPPなど貿易交渉に関する決議案が青年部長が朗読し、政府のTPP参加への反対の決議が満場一致でなされました。

4月 022012
 

まっ、ずーと剪定しているので特筆することもないのですけど、とりあえず今後話題沸騰?するかもしれないりんご品種「ブラムリーズシードリング」の剪定を始めました。今年は積雪が固くて融雪がなかなか進まず、この圃場は約1メートルの積雪があります。また降雪も多かったので、下枝は雪に埋まり、埋まった枝は雪によってドンドン地面に引き込まれています。この際この下枝は草刈や薬剤散布のときに邪魔なので、切り落とすことにします。

それにしてもこのリンゴ、200年前の偶発実生の品種とあって勢力旺盛です。徒長枝が太いし多いです。徒長気味の3年枝を切るのにチェンソーが必要になるくらい。

ブラムリーは、芽も他の現代品種と比べて大きいし、。なんだか生命力の強さを感じます。

ヤワな現代品種よりも原始に近い野性味あふれる昔昔の品種のブラムリーは、たくましさ、生きる強ささえ感じられ、剪定しているこっちまで元気付けられるような気がしました。

3月 292012
 

 増毛町果樹協会は、29日午後から暑寒沢会館で今期最初の研修会を開きました。今回からは浜益の果樹園にも呼びかけ、浜益2名を加えた約40名が集まりました。
 まず、普及センターからは、融雪状況や今年の防除暦の確認など説明を受けました。今年の積雪自体はやや多いものの、普通この時期になるとぬかって歩きにくくなるのが、今年は雪の密度が高いのかぬかる事が少ない特徴です。
 今回は中央農試からも来て頂き、去年行った洋ナシ追熟試験の結果などの報告を受けました。また、マイナー作物である「梅」について栽培上の概略の説明もして頂きました。
 ホチキスで有名な「MAX」から、電動剪定鋏の実演もあり、今回の研修会は盛りだくさんの内容で終えることができました。

夕刻からは農産加工組合総会も開かれています。

3月 282012
 

3月28日は久しぶりの快晴。カメラを持って剪定に出かけました。
まずは暑寒別岳でございます。上の雪がテカッてきました。頂上あたりの外輪部はセッピになっているのか、影が見えますな。

果樹園では、鹿による枝の食害が目立っています。ここの畑の付近で年末に約20頭ほどの鹿が目撃されていまして、そのご数頭が捕獲されそれ以来鹿は居なくなりましたが、枝や幹の皮を食べられてしまいました。特にリンゴばかりやられています。また、ウチの場合、せっかく収穫が多くなってきたシナノスィートが特に被害が多いのが、ショックです。

飛行機は相変わらず飛んでいます。特に午後から多いのですが、今日は北進する飛行機を数機見かけました。14:25頃通過した飛行機を撮影したところ・・・

垂直尾翼のペイントがはっきり見えておりますし、ずんぐりした機体の特徴から、ルフトハンザ航空の2階建て超大型旅客機A380ではないですか。へぇー、増毛上空をこんな飛行機が飛んでいくなんてね。フランクフルトにでも行くのかな?なんだかソーセージ食べたくなりましたなぁ。

飛行機ばかりでなくトンビもよく目撃するようになりました。山際の畑だったんで普段果樹園では見かけない、ノスリも目撃。ノスリはトンビと違っていつまでも同じ場所で旋回しなくて、すぐに移動し動きも速い。とっさにオートでシャッター切りましたので、写真がブレてますが、一応ご紹介します。

// // //