3月 222012
 

久しぶりの読書です。売国奴に告ぐ! いま日本に迫る危機の正体を読みました。中野剛志氏や三橋貴明氏は今やテレビにたくさん出てきますし、ネット動画でもTPP反対派の論陣としてよく見かけます。
対談形式なので、活字でなくてもYOUTUBEあたりで見せてくれたらなぁなどと思いながらも、やっぱり納得ですね。
 タイトルの「売国奴」いわゆるBKDも、ちょっと過激な表現と思いましたが、やはりBKDはBKDですね。BKD達は、自分達がBKDである事に気づいていないようですが、現在のデフレ期の増税論議にしろ、グローバル化のTPP推進論者にしろ、こやつらはやっぱ現在のBKDですな。
 私は、お二人の動画を良く見ていたので、この本を読んで特に新しい事は無かったのですが、コレまでの確認する意味で、読破は無駄ではありませんでしたな。詳しくは私より、amazonのレビューをご覧ください。

3月 182012
 


3月17日18時よりオーベルジュ増毛にて、国稀一杯やろう会が開かれ、私もFさんおかげでチケットを入手できましたので、行ってきました。
昨年は震災で急遽自粛され、その前年は金曜日のラジオがあったりで、私にとっては数年ぶりの参加であります。
国稀は、言わずと知れた日本最北の酒蔵、増毛町の地酒国稀酒造株式会社のブランド。今年のイベントは町内外から約200名ほどが参加し、今年の酒の出来栄えを堪能しました。
会は挨拶の後、鏡開きで参加者の「飲むぞ」の勢いをつけました。鏡開きは増毛町長や留萌振興局長、増毛町商工会長などが一斉に、杉玉のもとの樽を割りました。
テーブルには、増毛町内で造られた豆腐料理や魚料理など一層工夫されたメニューが次々と出されました。
 私は、普段売っていない特別なボトルに狙いを定めて、原酒ばかりを「たしなめて」きましたよ。もちろん、酒と同じ分だけの「水」もチェイサーし、記憶が飛ばないようにいたしました。(ゆえにこの記事も書ける訳です)
 国稀は私のこの拙ブログに、勝手にリンクさせて頂いています。それは、国稀は百年を超える老舗であるからです。北海道において老舗と呼ぶことの出来る企業は数少ないだろうし、その「歴史」に敬意を表す意味で、一方的ですがリンクさせて頂いております。
今日はだいぶ飲んだので、この辺で・・・・

3月 132012
 


 

北海道果樹協会は、3月13日10時から札幌中央区北農ビル19階第6会議室で、「果樹対策懇談会」を開きました。会場には各果樹産地の果樹協会や事務局、試験研究・普及機関など約40名が参加しました。
懇談会では、各地で行われている新品種実証圃の実績報告の後、主任普及指導員の小坂氏から「気象変動に対応したこれからの果樹栽培について」と題して、果樹の取り巻くここ数十年の変異・推移を生産量生産面積、病害虫発生傾向などの分析のプレゼンを拝聴しました。
リンゴは、全国的に面積は減少しているものの、生産量はさほど減っていなかったりむしろ増えている他府県に対して、北海道は極端にりんごが減少しているとのデーターは、私にはショックでありましたが、同時にりんごに見切りをつける周りの農家を見ているので「なるほどねー」と納得するものでした。また、たとえばさくらんぼ時期の多雨は、これまでの折れ線グラフを見てもここ20年慢性傾向で、これまで異常気象とされていた現象は、もはや恒常化して、むしろ通常の気象現象となっているなどデータでも裏づけされていました。

3月 112012
 

昨日も今日も快晴の増毛町。午前中は鮮やかに暑寒別岳が見えていました。
本日は東日本大震災からちょうど一年のこの日。被災地に方々にも、この雄姿を贈りたい。下向くのではなく、はたまた天を仰ぐほど見上げるでもなく、ちょうど暑寒別岳を見つめる角度で顔を持ち上げて欲しい。希望を沸きたてて欲しい。そんな意味もこめてこの写真をアップします。

3月 082012
 

昨夜、JRの脱線のニュースが流れました。どうやら中歌で土砂が崩れたところにJR客車が乗り上げたようです。マスコミ各社は、事故が続くJR北海道に対して、事の重大性を報じるためか本日朝からヘリコプターを飛ばしました。事故は乗客一人に乗務員一人。脱線は大ごとですが人的被害がなくて不幸中の幸いでした。実は、7年前の2005年3月22日にもすぐ近くで同様の事故が起こっております。

当ブログ2005年3月22日参照

今回もたくさんのヘリコプター飛来で上空はエンジン音がとどろいていましたなぁ。増毛町民にとってはこんなにたくさんのヘリが飛ぶことの方がニュースなのであります。

 最後は道警のヘリでした。しかし、午後からも一機飛来し、写真ないのですがドクターヘリだと思います。昼からは緊急車両が何台もサイレンをとどろかせていました。後にラジオで大別苅トンネルで事故があったようです。
 私は一応カメラを持参しての選定作業。
 今日も午後の晴れ間の中を何機もの飛行機が南へ北へ飛んで行きましたし、西の方角からも姿は見えませんがジェトエンジンの音がひっきり無く聞こえていました。
以前、オジロワシの目撃記事を上げましたが、この鳥はただのワシでしょうかねー。オジロワシかも知れませんけど。コチラは無音で何度か旋回して行ってしまいました。

3月 062012
 

留萌振興局が開催する留萌管内アライグマ・エゾシカ対策研修会が6日、古丹別にある苫前公民館で開かれ、参加してきました。会場には約70名ほどが出席しており、増毛からは7名の果樹農家と2名の猟友会と役場からも出席。
 アライグマは増毛では目撃事例はないものの、コレまでいなかった小平町ではすでに多く出没しているようで、増毛に来襲するのはすでに時間の問題となっています。アライグマは元々北米原産で、ペットとして輸入されやがて野生化して現在では北海道全域に生息を拡大し、農作物を食い荒らすなどの被害が多発しています。凶暴にして繁殖旺盛、寒さに強くて雑食しタヌキと違って指先を使えるので木に登ったり農作物をほじくったり出来るので、在来種を脅かす存在でもあります。今後、なんと言っても個体数を減らす対策が必要です。
 また、エゾシカは道東では個体数は高止まりしているようですが、北海道の日本海側ではここ10年あまりで約4倍増加しているようで、まだまだ増加中。エゾシカも農作物や果樹木の皮を食べ、田んぼを走ったり寝転んだりして稲を倒すなどの被害が多く出ています。
 今回の研修会では、これらの害獣の生態や罠の基礎的知識の講習がおこなわれました。また、アライグマは特定外来生物に指定されていることから、鳥獣保護法によるワナ免許が無くても外来生物法により防除従事者証の交付を受ければワナによるアライグマの捕獲が出来るようになる事から、今回の講習会は基礎的知識を習得して、円滑な捕獲がなされる事を目的としているようです。

3月 052012
 

本日は久しぶりの晴天。といっても、高くてうすい雲がありまして、一面の青空ではなかったのですが、剪定にはカメラを持って行きました。
暑寒別岳はくっきり見えていましたし、昼頃には山の内側にもしっかり日光が入って一段とくっきりしています。(クリックで拡大)

頂上付近のズームアップ写真

さくらんぼの芽はこんな感じです。佐藤錦。

音だけて機影の見えないのもありましたが、何機もの飛行機を目撃しました。特に14:40頃には3機の飛行機が連なるように南進していきました。下写真。
前2機はコチラのサイトから見るに、エンジン部分と腹の下部に青い塗装しているのでデルタ航空かな。3機目は不明ですけどね。

2月 282012
 

本日28日、羽幌町公民館で平成23年度留萌地域農業儀出支援会議地域関係者会議があり、私も増毛町果樹協会を代表して参加してまいりました。
 この会議は、留萌管内農業において課題とされている事項について、解決策等を試験場に要望したり、それぞれ地域の課題への取組みを普及センターや指導農業士、JAなどの関係機関で情報を共有しようとするものです。
 普及センター南留萌支所から果樹の課題として提起しているのはプルーンのスモモヒメシンクイと見られる被害について。この件については私からも意見させて頂きました。
 プルーンは増毛町の果樹園においても近年増加傾向にありますが、シンクイムシの被害も増加。スモモヒメシンクイはその生態など明らかでなく、防除タイミングや薬剤なども確固たる指針もない事から、試験場に対して更なる研究を要望しました。

2月 192012
 

いつも暑寒別岳を主にアップしていますが、はしごに登って剪定していると海も見えます。今日は水平線に島がかすんで見えていました。たぶん焼尻島だと思いますがもしかしたら天売と焼尻の両島かも。
写真は倉庫の2階の窓から撮りました。

弱いかげろう現象かな、島が大きく見えていましたな。オリジナルサイズのトリミングした写真は下の写真をクリックしてちょーだい。

2月 092012
 

増毛町果樹協会は2月9日午後から暑寒沢会館で定期総会を開きました。
 23年度の増毛の果樹は、花時期の低温や降雨に伴う病気の発生、さくらんぼは収穫期の長雨に見舞われたり、りんご等も生産量は少なく、果樹経済は全く元気の出ない一年でありました。また全国的に見ても3.11の震災はあまりに大きな出来事でしたし、また政府は景気浮揚政策が無策のままTPPに突入しようとするなど幸先の見えない農業状況です。
 しかし、果樹は他の作物とは異なり一年一年でおいそれと植え替えることが出来ません。もちろん消費者ニーズに対応して品目・品種を絶え間なく更新しておりますが、生産される果樹をいかに豊かな農家経済に結びつけるかが毎年の課題です。
 増毛町果樹協会は来年度もYes!cleanを継続し、安心安全な果物作りを産地挙げて推進することや、安定生産に向けた技術の錬さん、増毛産果実のPR活動やイベント開催などの事業を実施することになりました。
 会長・副会長の役員任期は2年で、今回が改選期でしたが総会で「留任」との一声がかかり、そのまま私が会長の任を仰せつかる事になりました。今回は負担金増額などの予算案を提出して、スムーズに総会通過するかどうかハラハラしましたが、なんとか原案通り可決して一安心したものの、会長継続との事でもう一期の奮起せねばと責任を感じております。

2月 062012
 

2月6日、9:30より、余市町で北海道果樹協会の桜桃剪定講習会が開かれました。午前中は梅川地区のSさんのさくらんぼ園で、講師に山形県の軽部氏を向かえの園地実演講習をしました。参加者は余市・仁木の地元を始め、増毛や旭川や芦別や岩見沢など約100名が参集しました。増毛からは私を含めて7名が参加しております。
 午後からは余市農協に場を移しての講義となりました。
 剪定は奥が深く、個人個人の性格や技量が即座に反映されますので、何回講習を受けても簡単にマスター出来るものではなく、今回も自分とは違う切り方にちょっとした衝撃と反省を受けた一日でした。

1月 252012
 

JA南るもいは、組合員が一同に会する農家の集いを1月25日9:30より、開きました。今年は増毛町文化センターで約100名が参加しました。
 昨年の優秀な生産者に対しての表彰ご、普及センターからの報告があり、その後は宴会となりました。
 恒例抽選会は目玉商品の40インチ液晶テレビでした。私は茶色い福袋が当たりました。

1月 242012
 

増毛町農業委員会の新年初の総会が24日午後3時半より役場で開かれました。主な議題は、毎年恒例の農業委員会選挙人名簿の確定です。
 農業委員の選出は選挙による人選が大半ですので、選挙になった場合に、町内の農業者による選挙となるわけですが、その選挙権があるのか無いのか判断します。
 毎年思いますが、名簿一覧しますと、高齢者が非常に多いです。20代30代は数ページに数人って感じです。増毛に限ったことでないと思いますが、この構造は政治力でなんとか改善していただかないと、地方農業は光明が見えない状況です。

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