3月 132012
 


 

北海道果樹協会は、3月13日10時から札幌中央区北農ビル19階第6会議室で、「果樹対策懇談会」を開きました。会場には各果樹産地の果樹協会や事務局、試験研究・普及機関など約40名が参加しました。
懇談会では、各地で行われている新品種実証圃の実績報告の後、主任普及指導員の小坂氏から「気象変動に対応したこれからの果樹栽培について」と題して、果樹の取り巻くここ数十年の変異・推移を生産量生産面積、病害虫発生傾向などの分析のプレゼンを拝聴しました。
リンゴは、全国的に面積は減少しているものの、生産量はさほど減っていなかったりむしろ増えている他府県に対して、北海道は極端にりんごが減少しているとのデーターは、私にはショックでありましたが、同時にりんごに見切りをつける周りの農家を見ているので「なるほどねー」と納得するものでした。また、たとえばさくらんぼ時期の多雨は、これまでの折れ線グラフを見てもここ20年慢性傾向で、これまで異常気象とされていた現象は、もはや恒常化して、むしろ通常の気象現象となっているなどデータでも裏づけされていました。

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