嫌韓流シリーズは3冊目となりましたが、このほどマンガ嫌韓流3 (晋遊舎ムック) を読破しました。
私は「嫌韓」はとっくに通り越して「呆韓」の域に達していますが、たびたび「怒韓」となります。
隣国同士が「友好」を望むならば、お互いは対等でなければいけんません。しかし、お隣のお国では自分達が上位とし、日本との国際関係の時はついついお隣さんは尊大になりがちです。
この本では「友好」を切に願っていると締め括っていますが、私は無理だと感じています。
参照エントリ:嫌韓流(1)のエントリ
嫌韓流2のエントリ
本日、午後から羽幌町サンセットはぼろにおいて、留萌地区農業委員会等研修会が開かれました。 会場には管内の農業委員や事務局など約70名ほどの参加者がありました。研修内容は北海道農業会議からの説明で、農業委員会をめぐる情勢、今後の農地政策などについてでした。
各地で拡大している遊休農地の解消、有効利用をすべく、農地政策が見直され、面的な集積の促進、使われていない農地は植林などして山林に返す事も含めて検討されているようです。
しかし、これにかかる法案は、どうも来年の国会でも間に合いそうもなく、現段階でも議論がなされている様なので、まだはっきりした方向は不透明です。いづれにしても、遊休農地、耕作放棄地の有効利用は、担い手問題とも結合する問題で、机上論では政策は掲げられるものの、現実は採算なと経済が絡むことからなかなか難しい問題であります。
WTOの状況も簡単に説明がありました。WTO農業交渉で現在は「三すくみ」状態といわれて、日本とEU、アメリカ、ブラジル等途上国、の3グループが互いに相手の弱点を指摘あっている様相だそうです。日本へは関税引き下げで上限関税を、アメリカへは国内補助金削減、途上国へは非農産品での譲歩を求められているそうです。
また、バイオ燃料増産に伴い、穀物が高騰した結果、アメリカは農家への補助金が実質減っており、WTO交渉の一歩優位になっているようです。今後もバイオ燃料に伴う農業情勢は大きく変わっていくのではないかと心配されます。
覚書:子犬来園
去る10月23日から29日まで札幌三越で行われた「ホクレン大収穫祭」ですが、その増毛ブースでの売上が、近年最高金額を叩き出したとのことで、ジャー飲むべーっと言うことで、本日、協力した果樹生産者と農協職員で会費制の打ち上げが増毛町某所で開かれました。
今年の売れ上げはここ10年で最高を記録。これもひとえにお買い上げ頂いたお客様のおかげです。お買い上げ下さった方に改めてお礼申し上げます。
果樹青年部を中心とする生産者も2名ずつ札幌に出向いて売り子や荷物運びの仕事に専念しました。
今日は各自担当の日のエピソードなど語り合い、来年への意気込みをチャージする日となりました。
今回の打ち上げは、あくまで参加者から会費を徴収しての反省会でして、純粋に売上記録に対しての慰労の意味ですので、誤解の無いように!
本日19時から増毛町文化センターで上映されたプロパガンダ映画娯楽映画「日本の青空」を見ました。
増毛での上映は本日ご丁寧に3回も上映だそうで、ずいぶんご苦労様です。19時の部には、約11万名80名ほどのお客が入っていました。入り口で「憲法9条、未来をひらく」9条の会の冊子も配られておりました。
映画のあらすじは省略します。(日本の青空HP参照)
感想をお聞かせ下さいアンケートも配られましたが、暗かったし机も無かったので書けませんでしたので、このブログに書かせていただきます。率直な感想として、プロパガンダにしては弱いと思いました。しかし、「つっこみどころ」は数々ありました。白州次郎が少々登場しますけど、GHQから「君は英語がうまいね」に対して次郎は「君も勉強すると英語がうまくなるよ」と言うシーンがありますが、次郎役の英語は全く堪能ではありませんでしたし、おそらく次郎の英語はイギリスのネイティブイングリッシュだと思うんですが、イギリス特有の発音も全く聞かれませんでした。
また、松本草案のシーンで次郎が松本案は甘すぎるとの指摘に松本氏が「そんなことすれば私は右翼に殺される」とセリフされていたんですけど、白洲次郎語る本には「右翼」なんて言葉は出てきませんよ。(白洲次郎―日本で一番カッコイイ男 (KAWADE夢ムック)p.45下段)。
憲法草案と言うテーマで語られていますが、後半くらいまで「天皇」だったはずが、唐突に「不戦」とか9条に話しの中心が移っていきました。白洲次郎の本でさかんに語っていた「symbol」が「象徴」となった経緯は出てきませんでした。
鈴木案で戦争放棄とか軍隊などの提起はありません。シーンでは鈴木の妻が書かないことも書いてあることと一緒みたいな流れで、あたかも鈴木案は現9条推進派との描き方していましたが、本当はどうなのか凄く疑問でした。
また、鈴木案がGHQ案のお手本となった証拠の場面はほんのちょこっとで過ぎ去りました。現実はGHQが鈴木案を手本とした確証は無いのではないでしょうか。もし、日本人案をお手本としたならば、GHQは「もともと日本人が草案した」と宣伝するはずですよ。白洲次郎の本を読む限りは、そういうことは全く出て来ません。
安倍前首相が「現憲法はアメリカの押しつけだ」に対して、映画まで作って反駁するエネルギーは相当のもので、私は大変感心しました。相手の単純な一言を否定するためにはその何倍何百倍ものエネルギーが必要な事ってありますよねー。映画の製作大変ご苦労さまでした。
この映画では結局「9条」はすばらしい、と言いたかったんだなと思いましたが、戦争放棄が鈴木案には無かったので、この映画ではやっぱり「押しつけられた」を反駁する事が出来なかったと思いました。
映画全般として、反体制といいますか政府はどちらかと言えば悪者と言うかそんな感じになっていますし、ラストシーンは9条の会の集会でしめくくられていて、思想性の中立ではありません。
今回の上映には、増毛町や増毛町教育委員会が後援されているようですし、パンフレットには「北海道教育委員会選定」とも書かれています。純粋に「娯楽映画」であればまぁ、問題は無いと思いますけど、制作側は「日本国憲法の真相」とうたっていまして、ドキュメンタリータッチなのです。エンドロールには協力団体がずらずら出ていまして、各地の9条の会や教職員団体とか労働団体が沢山出てきました。
言論の自由の観点から、このような活動や映画の上映は大いに結構なのですが、中立であるべき教育委員会など公の機関が、この映画にお墨付きを与えているのはどうなのかとても疑問に思いました。
この映画で肝心の9条の出来た経緯はあまり描かれていなかったと思いますが、登場していたGHQ民政局のケーディスなんですが、ジャーナリスト古森氏が後にインタビューして居るんですね。そのブログも参照してください。映画より参考になります。
古森義久氏「ステージ発」
憲法第九条をアメリカからみるとーー
「誰が日本の憲法を書くべきか、わからなかった」??ケイディス会見から(2)
「憲法の『天皇は日本国の象徴』は私たちが作り出した」ーー ケイディス会見から(3)
「日本の『自衛禁止』は私が削除した」ー―日本憲法を起草したケイディス氏の会見から(4)
「憲法第9条の基礎は黄色い紙だった」??ケイディス会見から(5)
「憲法第9条の芦田修正は私が一存で認めた」ーーケイディス会見から(6)
「憲法9条の『交戦権』とはなにか、知らなかった」ーーケイディス会見から(7)
『憲法9条の真の目的は日本の永久武装解除だった」ー?ケイディス会見から(8)
「憲法第9条は誰の発案なのか」ーーーケイディス会見から(9)
「憲法第9条は米国からみて賢明ではなかった」??ケイディス会見から(10)
日本の憲法はアメリカが作ったーーケイディス会見から(11 最終回)
11月10日追記:
今またこの映画について考えると、製作者は「事実に基づく」を強調したかったと思いますけど、日本人の草案をお手本にした事実の検証が甘く、こうだったらいいなぁとのファンタジー映画であったかと思います。
いろいろブログを拝見すると、これが事実と思い込んでいる方が大半ですが、映画は映画です。古森氏のケーディスインタビューでも日本人案を基礎にしたなどは一切出てきませんでしたからね。
映画見て真実を悟るべからず 参照:THE FAKE OF NANKING
10月8日「浜は蘇る?森は海の恋人?」の続報なのですが、この行事は寿都町でもありましてこれに関して11月2日付け読売新聞の全国版に載ったとのことです。
詳しくは記事をご覧下さい(クリックで拡大)。掲載後、増毛役場や支庁、増毛漁組に問い合わせの電話が何本もかかってきたようです。
本日気温が下がって午前中、かすかな白い物体が見えたんですが、午後3時過ぎになり夕立のごとく雨になりました。外に駐車していた車を移動しようと乗り込むと、フロントガラスに雪がたっぷりかかっていました。雨ではなくて「みぞれ」だったんでせすね。これ、たぶん初雪だと思います。
さて、今日は「高嶺(たかね)」と「きたろう」を収穫しました。高嶺は毎年「尻割れ」が多くて製品化率か非常に低かったんですけど、今年は摘果を遅らせたせいか、実割れ果が少なかったです。高嶺はレッドゴールド系統の3倍体だったと思いますけど、この品種もレッドに似てミツが沢山入ります。
「きたろう」はミツこそ入りませんけど、貯蔵性が良くて酸味が少なく、私なんぞは「バナナりんご」と勝手に称しております。時間が経つとさらに酸味が抜けて、ほんとうにバナナに近い味(私見)となります。
9月17日エントリした月尾先生なのですけど、雑誌BIG Tomorrow12月号84ページに載っています。
留萌在住の彫刻家大野静峰氏や、増毛町本間家の中庭の写真なども載っています。記事文と増毛などの写真との整合はありませんが、是非ご覧下さい。
あちこち紅葉していますが、増毛の場合はほとんどが「黄色」なんです。でも我が家の永寿川橋のたもとに植えているモミジは鮮やかに紅葉しています。今が見ごろです。
さて、10月16日浜益から運び込んでいた稲わらロールなのですけど、暇見て果樹園下に敷いています。
増毛の果樹園は土中に玉石が多く水はけは良いのですが、今年のように小雨ですと逆に干ばつになりやすいのです。また増毛の果樹園は他産地と比べて比較的平坦なのですが、それでも緩やかに起伏しています。石が多くてやや小高くなっている部分は、すぐに乾燥してしまうんですね。
そういう部分に敷きわらをすると、水分の乾燥を防げるんじゃーないかなと思うんですよ。また、「わら」ですから腐れば有機物の肥料にもなるので一石二鳥。
「わら仕事」で連想しちゃうのが「大草原の小さな家」(音注意)なのですけど、インガルス父さんがフォークでわらを積み上げている場面を思い出しますね。
さて、果樹園へのワラ敷き作業ですけど、フォークを使って手作業でやるのが一般的ですけど、面倒なのでミニユンボ使ってやってます。時間的には手作業とあまり変わりません。このように面倒くさがって機械を使うと「からっぽの闇」と言われそうですけどねっ。
10月22日エントリの続報なのですけど、犯人(犯熊)が今朝捕獲されました。
まつやま養蜂園では23日にも同じ場所で被害があって、早速オリ設置の許可をとり、罠を仕掛けていました。26日朝になって熊がオリにかかっていたとの事です。朝6時過ぎだったそうで、写真は暗くしか写っていません。もっと近くから撮ればくっきり映っていたのでしようけど、オリの熊は大変興奮し、激しく暴れていてオリの鉄棒も曲がるくらいの迫力のために、とてもオリに近づけなかったそうです(写真はまつやま養蜂園提供)。ハンターに連絡して撃ってもらい、場所を移して熊は解体されました。
解体は私も立ち会いまして何枚か写真を撮りました。
私は登別の熊牧場などで実際に熊を見ていますが、こんなに近くしげしげと見るのは初めてです。
解体していたハンターによると、この熊の年齢は推定5才。オス。体重は推定150キロだそうです。皮下脂肪がこの時期にしては薄く、体格も小さなことから「体調不良」の熊ではないかとの事でした。事実解体すると内蔵に出来物状の塊があったそうです。
しかし、手足を見るとその爪は大変分厚く鋭くて、まるでパワーショベルのバケット爪のようでした。
ハンターに色々お話をお聞きしたところ、今年の山は熊の餌となる木の実が大変豊富にあるそうです。しかし、里で度重なる熊目撃がなされるのは、やはり頭数が増えているとの事でした。熊は縄張りがはっきりしていて、強い熊は山奥の安全な場所に住み着き、それにはじき出された小型の熊が里に下りてくるようです。
さて、今回オリ設置は、松山さんが自分の財産を守るために設置しましたが、その際の申請などは規制が厳しくなされているとの事でした。本来ならば、住民の生命財産を守るべき行政が率先して行動すべきではなかったでしょうか。
熊の目撃情報がたくさん寄せられているの中、注意喚起だけではもはや不十分です。これから雪が積もるまでの期間は、さらに要注意です。住民の生命・財産に直結する獣害に行政はもっと敏感であって欲しいと思います。里に出没する熊に対して、どうのような対応が出来るのか予算処置も含めて早々に対策をしてください。