第41回ホクレン大収穫祭が16日から22日までの7日間、札幌三越10階で開かれております。増毛果物は毎回JAを通じて販売しておりますが、生産者も日替わりでお手伝いに出向いております。
二日目の17日は私が行って来ました。朝は天気が良かったのですが、午後から雨模様となった札幌。しかし、催事場の10階は異様なほどの人混みと活気にあふれておりました。
増毛からはつがるや旭を中心に、洋梨のマリラ、千両、プルーンなどを持ち込みました。ブースはエレベータのすぐ正面で、3基あるエレベーターには、お客様が満員の状態で登ってきておりました。
とにかく会場は混雑を極め、17時以降やっと落ち着いたので各ブースを回ってみました。
今回も漁連のブース、赤福、サザエ食品や、野菜やイモタマネギなどのブース、特に今回も豆販売もありました。ただ、今回は「スィーツ」が少なく「おしゃれ」というより「素朴」なイメージが強かったと感じました。
増毛のフルーツをPRするために打ち出した企画で、増毛のくだもの5kgをプレゼント企画が本日
11時よりJA南るもい増毛支所の果樹集荷場で行われました。
スタッフは昨日の札幌に引き続き、本日朝からプレゼントの箱詰め作業。今回は先着300組に無料で約5キロの増毛果物一箱をプレゼント。早く9時半にすでに並ばれた人がいたそうで、始まる11時前には約160名が延々と行列が出来てしまいました。
増毛の果物に関するアンケートに答えてもらい、プレゼントを贈呈、約1時間半で300個の箱はなくなりました。
プレゼントはりんご津軽と、今が旬のバートレットが入りました。
私はスタッフをねぎらうつもりで顔を出しましたが、箱詰めが忙しく最後まで手伝う事となりました。
今日は朝方一時雨があって肌寒い日となりましたが、果樹園には大変多くの観光客が入りました。やはり皆様秋の果物を求める本能のようなものが働いたのではないかと思っております。
先日のフルーツマルシェのマスコミ記事があちこちに載った模様。
STVテレビではネットで見られます。私、バッチリ写ってます。また、同じ映像で日テレNEWS24にも取り上げられていますから、全国にも知らしめられたようです。
STVのHPはこちら(時間が経つと消える)
日テレNEWS24はこちら
日本農業新聞北海道版にも載りました。クリックで拡大します。
この他にも北海道新聞札幌地方版にも載りました。記事は手に入れることが出来ませんでしたが、記事文に「増毛町」を入れていただいているようで、ありがとう道新さん!
左の農業新聞には、余市や仁木がこのイベントを盛り上げているかのような印象ですが、事実は増毛の方がはるかに活気があったのですよー。
北海道果樹協会の札幌地下歩行空間で行われている「フルーツマルシェ」に、初日の昨日と二日目と増毛町から泊りがけで出品出向して来した。
増毛からは、増毛町果樹協会から私とJAから一人、増毛町観光協会、役場農林水産課職員など動員して7名で、増毛の果樹を中心として「増毛にも果物がある」とのPRや、ジュースの試飲販売、もちろん洋梨やりんごをも販売いたしました。
地下歩行空間の人出は、まずまずでしが二日目になるとテレビで紹介された事もあり、またどうやら雨が降っていたようで地下の一通りがものすごく多かったです。売上も二日目は初日の倍近くありましたな。
売り場での制約が厳しくて、売り台は3メートルの狭いテーブル一台のみ。当然商品はたくさん並べられず、我々は洋梨二種、りんごは津軽のみ、ブラムリーは一角、人参ミックスジュース、ハチミツなどをハイエース満載で乗り込みました。
初日はテレビカメラが数社取材していました。STVからカメラを向けられ、ブラムリーを大写し。思わず仲野さんのFACEBOOKで話題になった「万円の笑み」が頭に浮かび、人懐っこさ100%で対応した私がいました。
二日目はすっぱいリンゴを求めにわざわざやってくるお客さんも多かったですし、一時は人がかなり集まって会場は大盛況となったのですが、主催者なのか場所の管理者なのか分かりませんが、会場と通路の境界(タイルの色が違っている)に仕切りテープを設置されてしまい、歩行者が興味を示しても気安く入れないようにされてしまいました。
一体、盛り上げたいのか妨害したいのか画一的な対応にイラっとしてしまいましたな。我々のテーブルの照明はちゃんとしてなかったくせにですよ。
それで持っていった果物は完売。皆様、お疲れ様でした後片付けし夜10時頃、二日ぶりに増毛に帰ってきました。
北海道果樹協会は、10月5日から9日まで札幌の地下歩行空間のイベントスペースで、道産果物のPR企画を行います。増毛からは明日と明後日、役場職員にもお手伝いいただきながら、増毛の果物のPRと、JAによる即売会を予定しており、当然、増毛町果樹協会として私も行って参ります。
北海道新聞にその企画が記事になりました。
あのね、道新さん。この絵、おかしくない?フルーツマルシェって言っているのに、ジュースしか並んでないしょ。それに「栽培面積は余市、仁木がが中心」とか果樹は「ほぼ全道で栽培されている」とか、「増毛町」は一切載っていないとか、新聞記事にさせてもらって何なんですが正確さに欠けるんでないの?とちょっと愚痴。
やみつきになったインターバル映像。今回も一眼レフで撮った約900ショットの暑寒別岳映像。雲が消えていきますよー。せっかくデジイチで撮ったので、全画面、最高画質で見て欲しい。
なお撮影場所は堆肥舎の中からです。
9月4日は、午前中はまず増毛町農業委員会の「農地パトロール」がありました。農地パトロールは毎年行っておりますが、農地の耕作放棄地や農地の違法転用がないかどうか増毛町内を見て回ります。
農地の持ち主が高齢化したため耕作できずに荒れた状態となっている農地が増毛町には多くあります。本来ならば区画整理して誰かが借りやすくするのも手法ですが、借り手がいないとか代々の土地を手放さないなどあり、結果ヤブと化している農地が多いのです。
国はこれらの遊休農地の解消を積極的に打ち出せと各市町村の農業委員会に圧力をかけていますが、現場では複雑な事情がいりみだって思うように解消されないのが現状となっています。
午後からは増毛町果樹協会主催の現地研修会が暑寒沢会館で開かれました。
秋の果物シーズンが本格化しますので、ここまでの気象推移を踏まえて現在の果実状態の確認など普及センターから説明を受けました。
今年は例年より気温が高く、果実収獲は平年より早まりそうで、洋梨バートレットやりんごの津軽など、収獲遅れに注意が必要との事でした。また、近年被害が目立ってきたプルーンのスモモヒメシンクイの生態なども解説を受け、小まめな耕種的管理も必要な事を学びました。
昨夕、雨雲レーダーを見ると赤い部分が増毛付近を通過していきました。17時半頃からはひっきりなしの雷。でも雨は降ってこなかった。PCやテレビなどのコンセントを抜いたので、その頃の雨雲は確認できていませんでした。やがでパラパラと降りだし、18時半過ぎからついに本格降雨となました。雷は鳴り続け、その中に直下とみられる雷。かなり近くに雷が落ちたようだ。時折バケツをひっくり返したような集中豪雨となりました。
阿分で土砂崩れがあったらしく、国道が通行止めとなったようです。朝までには開通した様子ですが。
アメダスを改めて確認しますと、19時は49.5ミリ、20時でも24ミリの降雨がありました。留萌のアメダスでは19時15ミリ、20時16ミリですので、増毛アメダス地点でも留萌を大きく上回る豪雨が降ったのです。
幸い、果樹園には被害はなさそうなので何よりなのですが、増毛でこのようなゲリラ豪雨は珍しいのでアップしてみました。
本日8月24日、北海道果樹協会は全道生産者研修会を旭川で開き、北海道果樹産地から約100名のメンバーが参加しました。
午前の部では西神居地区の山中果樹園、水澤果樹園を視察。山中果樹園では傾斜地でありながらもリンゴの手入れを小まめになされていていました。水澤果樹園では、新品種を積極的に導入しており、常に新しい状態を作っているなと感じました。
やはり他の産地ゃ園地を視察すると、自分もちゃんとしなきゃと刺激を受けますね。
午後からは市内の旭川農業センターに移動して、講習会です。
「近年、問題になっている病害虫」と題して、増毛にも赴任したことのある小坂氏の講演。気象にも左右されますが、最近の病害虫の動向などせつめいをうけました。
次にプランニングオフィス”YK”代表加藤義一氏による「食関連環境の変化について」と題しての講演でした。高齢化を含めて単身世帯が増えるなど、社会情勢が変化し、消費動向をどう捉えるべきか、また果樹などの産物をどのようにマーケティングすべきかのヒントを与えて頂きました。
本日、我が家ではサクランボの「切り上げ」となりました。後は最後のさくらんぼまで細々と営業です。
今年は花時期の天候不順で成り具合が心配され、当果樹園発送用のコルト台の佐藤錦が不作となりました。しかし、他の園、露地の園などは多少の雨に当たったものの、ここ数年では収穫がなされ、露地ハウス共にまぁまぁの収穫を見ることが出来ました。
6月の乾燥気味の気候や防除体系により灰星病が少なく、またショウジョバエの発生も少なかったことから、ハウス物は最後まで収穫できました。
しかし、市場価格は低迷。直売所やサクランボ狩りのお客様は全体的に減少傾向のような気がしました。いわゆる「景気が悪い」です。
世の中、節電節電と騒がれており、到底お金を使う気分になっていないのかも知れませんね。
そんな中、増毛町ではフルーツ里増毛を全面に出し、PR作戦を展開中です。秋にはまたプレゼントなど企画中で、秋のじゃらんもお見逃し無く!