北海道果樹協会本日24日15:30より、札幌共済ビルにて平成25年度の総会を開催しました。
総会は各地区の代議員制となっていることから、増毛からは私の他2名と事務局が参加しています。
去年は、事務局が仁木に移りながらも、札幌チカホで開催したフルーツマルシェが好評であったことから、今年も消費者へのアピール事業などを行うと共に、なんと言っても5月13日14日に予定されている全国さくらんぼ大会の北海道開催に向けて準備を進めているところです。
総会後は、会場を移して懇親会が開かれ、地区を越えての情報交換など歓談しています。
3月29日にアップした野鳥「ヤツガシラ」ですが、本日付留萌新聞の記事に載りました。
【4月11日追記】留萌新聞と読売新聞はニュースのシェアする協定を結んでいるようで、この記事は4月10日付け読売新聞旭川道北版にも載りました。
増毛町果樹協会は、26日午後から現地研修会を暑寒沢会館で開きました。
普及センターからは今年これまでの気象状況の推移や、対策など説明がありました。また、上川農試からスモモヒメシンクイの生態や調査の結果など報告。以前まであまり気にしていなかった病害虫が深刻化している中、皆の注目を集めました。また、中央農試からは、洋梨の追熟試験の結果が示され、収穫から販売にいたる過程で高湿度保管する技術的考察を伺いました。
また、青年部が行ったマメコバチの育成についての紹介もされました。
今回は約35名の協会員が参加し熱心な研修会となりました。また、普及員のKさんは増毛担当に赴任して6年が経ち、この春で異動がきまり、夜には果樹協会ではささやかながら感謝の気持ちを込め送別会を行っております。
北海道果樹協会は本日13日10時、札幌の北濃ビル19階にて果樹対策懇談会を開きました。
各果樹協会支部や各事務局など38名が参加。これまで果樹協会が行っていた新品種比較試験の実績報告や、産地における取組みなど意見交換が行われました。
また、今年は5月13日14日に全国さくらんぼ大会が札幌で開かれることから、事務的な準備進捗状況なの確認されました。
新たな情報では米国産サクランボ輸入について、アメリカ側からの要請に応えて、これまでのカリフォルニア・オレゴン・ワシントン州に加えてアイダホ州産サクランボも輸入拡大されることになったようです。また、日本には生息していないコドリンガが発生していることから、臭化メチルのくん蒸する方式に加え、くん蒸しない方式では、さらに検査の厳格化をする検疫処置となったようです。
増毛町果樹協会は、2月7日午後から暑寒沢会館で総会を開きました。
来賓には増毛町副町長を始めとする職員、JA南るもい組合長ら関係係り、普及センターなどにお越しいただき、事業報告や終始決算など審議いたしました。
私が会長ですので、皆様には・・・
24年度はサクランボは融雪期の夏日となる高温に反して開花期の低温により、果樹園地での結実格差が生じました。また、洋梨は例年並みの収量だったもののリンゴに関しては生育期の高温による日焼け果、着色不良果がみられ、また高温多雨によってタンソ病の多発も見られました。一年を通じて良いイメージが無いまま終わってしまいました。今年は政権も変わり、世の中の景気がよくなり流通価格が上がれば、果樹栽培にも励みにもなり、なんとか今年は良品質な果実をたくさん獲れるようなよい年になるように祈念すると、挨拶させて頂きました。
増毛町果樹協会は本日12日、午後から暑寒沢会館で、今年最後の現地研修会を開き、来年度の防除暦検討などをしました。
まず、普及センターより今年の気象推移、作物の生育や収量などの考察がありました。
今年は5月頭の真夏並の気温により、それまで融雪が平年より遅れていたのに生育は一気に平年を追い越しサクランボは開花しました。しかし、開花すると気温は低く推移し、ミツバチ導入中にも思うような気温上昇が無く、結局サクランボは狭い暑寒沢にあっても園地によって結実が多い少ないが分かれ、園地格差が広がりました。
リンゴや洋梨は平年並みの結実がありましたが、8月から9月の高温なのに降水量がおおかったりで、たんそ病が多発。また日焼け果も多く見られる年となりました。また10月には再び降水日が多くあって日照不足により着色が進まなかったりもしました。しかし、一果重は平年を超えて大玉傾向・糖度も高くなりました。
近年「異常気象」と呼べる気象現象が多発していますが、今年も平年との差異が体感した年となった感じがします。
以下覚書として、普及センターからの資料を覚書としてアップしておきます。
去年11月7日に大型のクマが捕獲されましたが、今年も暑寒沢でクマが出没し、今朝、射止められました。
場所は暑寒沢の通称「じすけ沢」。数日前に果樹園の脇に足跡が発見され、その後も砂防ダム付近の道道で目撃されていました。今年は果樹園はほぼ収穫済みでりんごの食害はありませんでしたが、Pさん宅からわずか数百メートルの地点でしたので、役場ではオリの罠を設置していました。
捕獲された熊は体長約2メートル、体重は目測で200キロくらいの雄でした。とどめを刺された後のクマは、どう猛な形相でもなく、むしろかわいい目をしていましたが、やはり人間の領域に入って来たからには、処分も致し方ありませんね。クマには気の毒ではありますが、その後は解体し、内蔵の一部は検体として道の機関に送られ、処分されました。
【11月18日追記】留萌新聞にこの記事が載りました。ネットのHokkaido News Linkにも載りましたね。
本日、11月14日の北海道新聞経済面でしたか、七飯町のりんご「ぐんま名月」が初出荷された記事が載っていましたので、アップしておきます。
去年も書きましたが、「ぐんま名月」は北海道で穫れても「ぐんま」はおかしいと言うことで、七飯町ではご当地の名前を改めて付けて出荷したと言うわけですね。
しかし、消費者にとってみれば、同じ品種なのに名前が複数あって混乱するのではないかと思います。
品種を誕生させた群馬県も七飯町の独自名も、地域を挙げて広めようと言う気持ちは理解できますが、あちこちでこのように勝手な命名が増えれば、一歩間違えると「地域エゴ」につながりかねないかと心配いたします。
改めて、品種名って大切だなあ思った次第です。
写真:道新記事左は紙面記事、右はネット記事です。
ところで、当果樹園の「ぐんま名月」ですが、今年は数個だけ実ったのみで、まだまだ苗木段階で現在育成中です。
10/18寄稿した乾燥りんごですが、留萌観光協会などから増毛産りんごを使って商品化されたようで、本日の道新留萌宗谷版にデカデカと載っていましたので、アップしておきます。
記事とは関係ありませんが、
前回の乾燥ブラムリーを踏まえて、乾燥度合をさらに進めてパリパリ状態になるように、試作していただいたところなかなか美味かったですよ。パンチの効いたりんごスティックになりました。これも商品化したら面白いかもね。
一方、日本農業新聞北海道版には、黄色いリンゴのパイ。夏に道果樹協会で視察した旭川の山中果樹園が載っています。