サクランボで忙しいこの時期ですが、今年は増毛港内で花火を見ることができました。一応、私も若干の寄付をさせて頂いておりますが、花火は盛大に上がるのがよろしいですよね。
増毛港で間近に見る花火は音が腹に響いて、良かったしフィナーレの3分間は圧巻でした。増毛もなかなかヤルネ。
増毛町果樹協会は5月31日、現地研修会、その後のお花見会を開きました。
今年はなんと言っても5月1日の異常な高温によりサクランボの生育が一気に進み、しかし開花後にはずーと15℃に満たないような低温が続きました。ミツバチが入園できたのも場所によっては満開前後であり、サクランボ着果が気がかりで各果樹園主の表情もうつむきかげんでした。
サクランボは落果するので今後の落果次第ですが、場所によってはかなりの着果をみています。リンゴはまだ不明。梨は多すぎるくらいの着果をみています。
私からは今回のミツバチ導入に寄せられたいくつかの疑問や不満に答えるべく、これまでの背景や今回のミツバチ導入の顛末を説明しました。
その後、普及センターから気象の推移など説明があり、開花時に期待した高温とならなかった事などのデータが示されました。
研修会の後は、恒例の懇親会。例年ですとジンギスカンですが今回は会館を使用したため、焼肉は中止してオードブルによる懇親となりました。
まっ、東京で金環日食って事でテレビではうるさいくらいの日食ニュース。私もソレに乗せられて写真撮ってみました。
ただし、普通使うべきNDフィルターは持っていないし、代わりになるものも見当たらない。と、いう事でジャー生で挑戦。
しかし、当然マニュアルモード。レンズは限界まで絞る。シャッターは最高に上げる。補正値も最大。なるべく一瞬。
油断して一瞬ファインダーを覗いてしまいましたが、あわててミラーアップしてライブビューに切り替えでトライ。
幸いカメラは壊れなかったみたい。よかったよかった。
金環食はあと百年後とかラジオで言っていましたが、それは東京の話で、18年後の2030年6月1日には北海道で金環食が見られるっていぅジャーなぁーい!
http://eclipse-navi.com/ichiran/nendai/2000to2049/2030.html
浜益あたりが中心線だ!増毛もややそれているけど中心にかなり近い!なんだか楽しみですねー。
増毛町果樹協会は26日午後から暑寒沢会館で、現地研修会を開きました。
今年の融雪期は4月23日で平年が12日ですので11日の遅れ、去年より7日遅れとなっています。
雪解け間もないこの時期に平年と比べてもあまり意味ありませんが、芽の進み具合は平年と比べてサクランボで5-6日ほどの遅れ、リンゴも4-7日の遅れとなっていました。
昨年は天候が悪く低温や雨でサクランボの開花が長引いて、せっかく結実した果実の多くが灰星病にかかってしまった反省を踏まえ、今年は開花時期の殺菌剤散布間隔を工夫してみようとなりました。しかし増毛はミツバチを導入しており、ミツバチに影響を与えないようにしなければならず、多少の不公平を生産者に与える事が懸念されます。
リーダーとしては花が終るまで、ちょと胃が痛くなりそうな日々が続きます。