11月 242012
 

今日11月24日北海道新聞生活面の記事です。
カナダで開発された遺伝子組み換えリンゴがアメリカで論議になっているニュース。

 遺伝子組み換え作物がリンゴにも拡大されちゃったのですか。やはり安全性が一番気になる所で、徹底的な科学的検証をお願いしたいですね。また交雑して行くと、どんどんと変異なリンゴが登場しそうで、倫理というか節操を失いかねないその第一歩のような気もします。
 この記事で、カットしても変色しないリンゴという事ですけれど、この特性ならとっくに青森県で品種となっています。もちろん青森のは遺伝子組み換えではなく従来の他品種の花粉と雌しべを受粉させて作った品種で、「千雪」といいます。私はまだ試食していませんが、このリンゴをカットしても切り口がすぐに茶色くならない特徴です。当果樹園では、去年数本導入しており、現在育成中です。

11月 162012
 

去年11月7日に大型のクマが捕獲されましたが、今年も暑寒沢でクマが出没し、今朝、射止められました。
 場所は暑寒沢の通称「じすけ沢」。数日前に果樹園の脇に足跡が発見され、その後も砂防ダム付近の道道で目撃されていました。今年は果樹園はほぼ収穫済みでりんごの食害はありませんでしたが、Pさん宅からわずか数百メートルの地点でしたので、役場ではオリの罠を設置していました。
 捕獲された熊は体長約2メートル、体重は目測で200キロくらいの雄でした。とどめを刺された後のクマは、どう猛な形相でもなく、むしろかわいい目をしていましたが、やはり人間の領域に入って来たからには、処分も致し方ありませんね。クマには気の毒ではありますが、その後は解体し、内蔵の一部は検体として道の機関に送られ、処分されました。

映像その2  映像その3

【11月18日追記】留萌新聞にこの記事が載りました。ネットのHokkaido News Linkにも載りましたね。

11月 142012
 

本日、11月14日の北海道新聞経済面でしたか、七飯町のりんご「ぐんま名月」が初出荷された記事が載っていましたので、アップしておきます。
去年も書きましたが、「ぐんま名月」は北海道で穫れても「ぐんま」はおかしいと言うことで、七飯町ではご当地の名前を改めて付けて出荷したと言うわけですね。
しかし、消費者にとってみれば、同じ品種なのに名前が複数あって混乱するのではないかと思います。
 品種を誕生させた群馬県も七飯町の独自名も、地域を挙げて広めようと言う気持ちは理解できますが、あちこちでこのように勝手な命名が増えれば、一歩間違えると「地域エゴ」につながりかねないかと心配いたします。
 改めて、品種名って大切だなあ思った次第です。

写真:道新記事左は紙面記事、右はネット記事です。




 ところで、当果樹園の「ぐんま名月」ですが、今年は数個だけ実ったのみで、まだまだ苗木段階で現在育成中です。

11月 112012
 

 倉庫にはタイヤショベルとか諸々入っていましたが、そもそもはリンゴを保管するための倉庫なのです。車両は雨ざらしにして、収穫したりんごを優先して入れます。
 デリシャス、北斗、ハックナイン、きたろう、ふじ、2001年ふじ、やたかなどなど、選果したもの未選果のもの様々入っています。

11月 072012
 

10/18寄稿した乾燥りんごですが、留萌観光協会などから増毛産りんごを使って商品化されたようで、本日の道新留萌宗谷版にデカデカと載っていましたので、アップしておきます。

記事とは関係ありませんが、
前回の乾燥ブラムリーを踏まえて、乾燥度合をさらに進めてパリパリ状態になるように、試作していただいたところなかなか美味かったですよ。パンチの効いたりんごスティックになりました。これも商品化したら面白いかもね。

一方、日本農業新聞北海道版には、黄色いリンゴのパイ。夏に道果樹協会で視察した旭川の山中果樹園が載っています。

10月 232012
 

23日付け留萌新聞にりんごに関する絵本?の紹介がありました。


アマゾンのレビューを見ると★5なのですなぁ。(左画像をクリックするとAmazonが開きます)
「冬---木の枝も固い。パチンパチンと剪定する手が痛みます。」・・・って腱鞘炎のオレの事だーッ。

10月 222012
 

りんごが続々と収穫期を迎えています。本日、デリシャス、昂林、紅将軍など収穫しました。
 紅将軍や昂林は9月に夜温が高い日が続いたせいか着色がいつもより悪いですが、玉は大きいです。ミツが霜降り状に入っている果実があるかもです。

10月 182012
 

「増毛町にも光を」という事で始めた運動が実を結び、増毛の電話53局(一部を除く)が光ケーブル使えるようになり、本日、ようやく私んちにも光ケーブルがやってきました。
 あれこれ測定しますと、下り約40-50メガ出てますから、コレまでのADSLの約10倍ほど速くなったのではないかと思います。YouTubeもスカスカ動いています。
 また、今までADSLのモデムのルータ機能を使っていましたが、光の接続機のルータはギガビット対応なので、家庭内LANも速くなりました。やっとギガビット対応スイッチングハブが性能発揮です。
 また、ウチは電話を2回線持っていて、それぞれ事務用の基本料金を払っていましたが、今度からは光電話の基本料+100円のマイナンバー機能で、今までと全く変わりのない環境のまま、基本料金の圧縮ができました。電話機もダイヤルからプッシュ(トーン)に設定を替え、少々ですが快適になりましたな。
 後の課題は母屋と倉庫のLANが問題です。無線LANで構築していますが、ネットやLANの高速化に合わせて、なんとか有線によるネットワークとしたいところ。でもLANケーブルは太いし重いので、約30メートルほどの距離に架設するにはちょっとねぇ~。光ケーブルLANってのが早く一般化しないかなぁ~なんて、思う贅沢な私でした。
 ウチから山側へ約200メートルで、今回の光エリアは終わっていて、暑寒沢の約7件のネットユーザーは今回の光のサービスを享受できないでいます。来年、増毛町が救済する計画はありますが、ウチから山側にわずか一キロ内の方々には、申し訳ない気持ちでいっぱいであります。

10月 182012
 

第41回ホクレン大収穫祭が16日から22日までの7日間、札幌三越10階で開かれております。増毛果物は毎回JAを通じて販売しておりますが、生産者も日替わりでお手伝いに出向いております。
 二日目の17日は私が行って来ました。朝は天気が良かったのですが、午後から雨模様となった札幌。しかし、催事場の10階は異様なほどの人混みと活気にあふれておりました。
 増毛からはつがるや旭を中心に、洋梨のマリラ、千両、プルーンなどを持ち込みました。ブースはエレベータのすぐ正面で、3基あるエレベーターには、お客様が満員の状態で登ってきておりました。
 とにかく会場は混雑を極め、17時以降やっと落ち着いたので各ブースを回ってみました。
 今回も漁連のブース、赤福、サザエ食品や、野菜やイモタマネギなどのブース、特に今回も豆販売もありました。ただ、今回は「スィーツ」が少なく「おしゃれ」というより「素朴」なイメージが強かったと感じました。

10月 112012
 

北海道で育種された旧名「札幌一号」であるジェイドスィートの試食会がJAでひらかれ、数名の生産者が味見しました。
 去年の試食会では、あんまりおいしい感想はなかったのですが、今年はバートレットよりも食味は良かったように思います。
 この品種はマルゲリットマリーラとブランデーワインの交配育成さ、収穫期はバートレットとほぼ同等。しかし同時期のライバルには「オーロラ」もあることから、この品種が多くの植栽を見るのは困難かも知れません。追熟終わると肌が弱いのか、こすれアザが目立ちますね。
 オーロラは隔年欠果傾向ですが、これは大丈夫。
 まずは直売の品揃え品種からスタートと言ったところでしょうか。

10月 092012
 

E1、正式名「ブラムリーズシードリング」は5日6日で収穫済みです。
 今年は摘花がきつかったりで大玉傾向でした。また暑い日が続いて日焼け果が多く発生しました。しかし収穫してみると、収量は意外と例年並みかと思います。すでに札幌のイベントで2百キロ程度の販売をしていますが、まだまだ十分ありますので、さきほど冷蔵庫に入れました。
 発送は他の果物で込んでおり、数日したら順次発送可能かと思いますので、ご注文された方々、もう少々お待ちください。

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