11月 302005
久しぶりの新規書き込みとなってしまいました。先週末は葬儀の手伝いをしていました。その際、果樹園同士での話の中で、鹿が急増している話題になりました。
10年ほど前には、日本海側には鹿なんぞ全くいなかったのですが、最近では珍しくなくなっています。そもそも日本海側は積雪が多く、冬期間の食料確保が難しいために鹿が生息出来なかったと思われます。しかし、全道的に生息数が増え、おそらく縄張り争いや新転地を求めて日本海側へもやって来たのだと思われます。
夏場は山中で過ごしているせいか、余り見られませんが、この時期は、山から下りてきて、藪岸をうろうろしているようです。これから雪が多くなると、海岸線へ寄って行っているようです。海岸線は、強風により、ガケの笹などが露出していますから、それらを食べているようです。そしてここ数年は鹿の数を増やしています。
先日、畑で鹿二頭を目撃しました。残念ながら写真は撮れませんでしたが、鹿が身近に居ることが実感させられました。畑内には、鹿の足跡がたくさん見られる場所もあります。果樹木への被害が心配されます。枝を食べたり、樹皮を痛めたりします。
果樹園の仲間でハンターを趣味としている人達は、以前は道東まで狩をしに行きましたが、最近では増毛内でも鹿を追っています。
草食で臆病な鹿は、見た目には優しそうな目をしているのですが、体格が大きいのと、集団化するとやはり、不気味さを感じます。