たった3泊4日の旅レポートを5回も分けて書くのも何なんですけど、やっと今回で最終回とします。
今回は「霧島」です。霧島地方は南薩摩ではなく北薩摩地方です。まぁ、このレポート名を「南?」としてしまいましたので単なる表題と理解してください。霧島は、霧島神宮に代表されるように歴史の古い地方です。また、高千穂峰の麓にあって温泉があちこちから湧き出しています。道路のすぐ横からも蒸気が吹き揚げているところもあります。そして豊富な湯量を利用してたくさんの温泉ホテルがあります。我々が泊まった霧島ロイヤルホテルもその一つです。
さて、桜島からホテルへ帰って時はすでに夜。このホテルには初日も泊まったので、できれば別の温泉に入りたい。そこで帰り道のコンビニで買ったガイドブックによると、泥湯があるらしい。地図によるとすぐ近くだ。「さくらさくら温泉」。日帰り入浴OK。希望者6名で向かった。
さっそく露天風呂へ。しかし、その湯は透明に近い。桶を整理していたおばちゃんがいたので、入浴法を尋ねたところ、まず風呂で十分暖まる。次に脇においてある石造りの瓶に泥が入っているのでそれを体中に塗る。10分もすると乾いてくるので後はシャワーで流して再び風呂で暖まるってのが正しい入り方とま事でした。「なぁーんだ、風呂の底に泥があるんじゃーないんだ」と少々がっがの我々だが、やってみるとこれが楽しい。一同大笑い。本当はカメラ持込お断りなんだけど、ちょうど我々以外のお客がいなかったのでこっそり写真を撮った。どーしても見たい方は[こちら]
ホテルに帰ってから焼酎・ビールをあおって鹿児島最後の過ごしたのでした。
翌朝10日は増毛に帰るのだが飛行機が午後なので、「えびの高原」へ向かった。しかし、小雨もようのため肌寒い。えびの高原は霧島屋久国立公園でキャンプ場などあるのだが我々には関係ないし、池めぐりなど、楽しめるのですが、雨模様で寒く、だれも歩こうとはしなかったのでした。韓国岳(からくにだけ)も雲がかかって見えていなかった。そこで、町営露天風呂に行ってみる。もぅ、少々寒いが思い出作りと全員で入ってみることに。入湯料200円タオル200円。野趣あふれる露天風呂は、硫黄で白く濁っいて、これはGOOD!。露天風呂のみなので、上がり湯や洗い場もなく、我々は増毛に帰るまでを硫黄臭を体に絡めたまま帰宅するのであった。
この後、ツアーの予定にあった焼酎工場を迷いながら行くと、入り口の「歓迎」看板にはJAオロロン様の文字がありました。鹿児島滞在4日にして我々はイモ焼酎ファンになったのだが、皆、こだわりの焼酎をお土産に買っており、増毛の人にどれだけ焼酎の旨さを伝えることが出来るのかが課題と思われます。 おわり