記事は後ほど・・・
【29日記】
写真記事は6月28日付け日刊留萌新聞の切り抜きです。社民党北海道連合ページに社民党は山口たかを、衆議院北海道比例区の 候補者として決定しました。」とありますから、候補予定者が挨拶回りで来町したのでしょう。
どこの果樹園を視察したのか知りませんが、政治的に予算を動かせる権限もなく、選挙でもほとんど支持されていない党の方が、「党中央に実情を訴え・・」っていたって、過大な期待出来るわけもなく、こちらとしては「あぁそうですか。ご心配いただきありがとうございます」ともうするだけでございます。
上のタイトルバーの写真は暑寒別岳ですけど、雨よけハウスに上がって反対側を見ると日本海が見えます。今日はその水平線に利尻富士が見えていましたので、写真撮ってみました。しかし、相変わらずでなんなんですが、前回エントリで紹介したコンパクトカメラなもので、3倍ズームにしてもこの程度。しかもコントラストがはっきりしていませんでしたので、利尻の山部分だけ強調するように画像を調整しています。
グーグルアースで距離を測ってみますと、利尻から増毛まで直線で約150kmだそうですよ。
ちなみに赤い屋根は菊地果樹園、その横の一番高い屋根は佐藤果樹園です。
6月9日に紹介した雨よけハウスですが、骨組みは完成して今、雨どいを設置作業しています。それに先立ち、ハウスの反対側にハウスからはみ出した枝を覆う下屋を設けました。アーチを半分だけ使って出っ張りを出しましたけれど、ちょっと傾斜が緩かったかもしれません。被覆時には雨がうまく流れないような予感。
アチコチで被覆が進んでいる中、まだ雨どいとかやっているのでやや焦ってきました。佐藤錦もうっすら色づいてきました。
サクランボへ薬剤散布をしました。朝方は昨夜の雨で葉が濡れていましたが、8時前に薬剤散布を決行。しかし、10時過ぎには風が強くなり一時中断。しかし、風は一向に止むどころか上空の雲がスイスイと勢いよく流されていく。
SSの圧力調整のバルブが錆びてバカになっていたため、風が止むまでの時間でちょこっと修理。修理といってもスプレーの潤滑剤を吹きつけて、内部のバネが上下に動くようにしただけですけど。
午後3時前、やや穏やかとなったので散布再開。しかし、圧力の案配が判らずいろいろバルブを調整しながら散布したら、思いがけなく速くタンクが空になり、一列ほど足りなくなりました。で、もう一タンク調合して余った分を梨に散布しました。
皮肉なことに散布終了後、風はピタリと止んで穏やかな夕方となりました。
【さくらんぼ】 6.4タンク
殺菌剤: オーシャイン水和剤 3000倍
ダニ剤: コロマイト乳剤 1000倍
(展着剤パンガード 1000倍加用)
【一部の洋梨(藤原畠)】 0.6タンク
殺菌剤: オーシャイン水和剤 3000倍
ダニ剤: コロマイト乳剤 1000倍
(展着剤パンガード 1000倍加用)
5月26日に紹介したサクランボ圃場なのですけど、今、こんな状況まで増築が進んでいます。ここの圃場のサクランボは低温被害が少なく、家で最高の成り具合。他の閑散としたサクランボ結実状態がウソのような感じです。雨よけハウスの増設もいそがれるんですが、なにせ私一人で組み立てていますので、なかなか作業がはかどりません。それでも、アーチをかける直前の骨組みが完成しました。
一昨日の事なんですが、川南式で草刈りしていたところ、ギアボックスの中央へ動力を伝えるプーリー部からオイルが漏れだしているのを発見。尋常な量で無かったので、バラして見ましたところ、軸にガタがあって、ベアリングがへたっている様子。軸受けを外してみるとやはりベアリングの玉を押さえる金具が壊れていました。(写真)
ギヤボックスに残っていたオイルを排出し、四角い方のフタを外し、草刈り機をリフトで直角ぐらいに傾けて、ベアリングの破片が残っていないか確認後、北鐘興産から購入した同サイズのベアリングを付け替えました。組み直す時、たまたま持っていた液状シールがオイルにも有効とわかり、軸受けの内側や締め付けボルト部分に塗布して戻しました。ギヤオイルも在庫していましたので、規定どおりに注入。試運転してみましたところ、目立ったオイル漏れ無しでしたので、どうやら直ったようです。
ベアリング破損の原因は、オイル低下かも知れません。購入してから一度もオイルを交換、継ぎ足しをしていませんでした。少しずつ滲んで少なくなっていたし、鉄粉が凝縮した汚いオイルで回していたためと推測されます。
同機種の機械をお使いの果樹園の皆様、ギヤオイルの点検を怠らないようにアドバイスいたします。
5月10日早朝の低温被害はさくらんぼの花が終わってだんだんはっきりしてきました。
今年の暑寒沢におけるサクランボは、場所と品種により大きく作柄が別れました。暑寒沢東側が特に酷く、果房は黒く壊死しています。佐藤錦はやや結実果はありますが、水門は数パーセントくらいしか実っていません。しかし、道道あたりから暑寒川側では被害は少ないものの、やはり水門はあまりなっていない一方、佐藤錦はたくさんの結実が見られます。
サクランボは一見、なっているようでも途中で落果する事があるので最終的な判断はできません。また、南陽はたぶんなっていない様なんですが、まだはっきりしません。
いずれにしても水門は、大幅に収量を減らすことは確実と思われます。
今後、行政による追調査が行われるようなので、判り次第またアップします。