7月 212007
 

 開園以来ジャー無いでしょうかぁ。サクランボを買いに馬でやって来るのは。今日午後、馬5頭連なって来園するグループが出現しました。ギョッ。
 実はこのグループは、主に東京からおこしなにっていて、季節の良い時に来道し北海道沿線を一週する計画だそうです。湧別を出発して北海道を反時計回りで馬に乗っての旅をしているとの事。今年で3年目にして増毛町へ来町されました。小平町で「増毛にサクランボがある」との情報で、果樹園にやって来たそうです。サポートには馬も乗せることの出来るトラックが伴走しているようですが、なんとも颯爽として、しかも優雅な旅をしているのでしょうね?。
 永寿川からくみ上げた水を馬に与えたところ、バケツを奪うように水を飲んでおりました。馬たちはその後はそこら辺の雑草を食べていました。どの馬もおとなしく、聞けば馬種は道産子やクォーターホースとの事でした。
 明日は南下するそうですが、長いトンネルがいくつも続くので要注意とアドバイスいたしました。

[22日追記]
 このホーストレッキングするHPを見つけました。どさんこトレッキング牧場
 で、北海道一周10年計画馬の旅

7月 202007
 

 今朝のNHKニュース全道版に増毛のサクランボの話題が出ました。14日に旭川版ではすでに流されており、今日はニュースが薄かったためか、今度は全道版ででました。ネットでも紹介されており(毎日更新されているのですぐに消える)、私の名も載っております?。
 朝、出面さんを迎えに留萌に行っており、カーラジオからこのニュースを聞きました。「増毛のサクランボが紹介されている?」とうれしく思っていた瞬間、「仙北清孝さんの果樹園では・・・・」と、突然、私の名前が読まれたのでびっくりしました。
 無断転用禁止しますってけど、覚書として引用させていただきます。

増毛町 サクランボの収穫
果物の生産の盛んな日本海側の増毛町では、サクランボの収穫が盛んに行われています。

増毛町ではおよそ60戸の農家が、合わせておよそ40ヘクタールでサクランボを栽培しています。
仙北清孝さんの果樹園では、パートの女性たちが赤く色づいた佐藤錦と呼ばれる品種のサクランボを、枝から丁寧に摘み取っていました。ことしは春先の低温で生育の遅れが心配されましたが、先月から好天が続き、おいしいサクランボになったということです。
サクランボは重さ別に選別して箱詰めにし、札幌や東京方面に出荷しています。
果樹園では今収穫している品種の他、「水門(すいもん)」や「ナンヨウ」といった品種も栽培しているということで、収穫作業は来月上旬まで続きます。

7月 192007
 

 増毛の浜では現在、ウニ漁が盛んに行われております。海岸のあちこちにある旗を目印に漁に出るらしいです。(写真は2002年撮影)漁場は海岸から数十メートルくらいで、漁は足で櫓をこいで船を微調整し、水中の眼鏡と言うかお面は歯で咥えながら、長い棒を使ってウニを捕まえます。この光景は朝、出面さんを迎えに留萌まで走る間にいくつもの船を見ることが出来ます。
 さて、今日はある団体さんがご来園されサクランボ狩りを楽しまれました。事前に連絡が数回あったようなので、いつものように圃場へ案内したのです。サクランボ狩りをほぼ終えて、各自おみやげとかお買いになったあたりに、予約していた果樹園で無いことに気づかれました。
 どうやら「仙北」違いで間違って家に来たようです。「仙北」と言う名字は珍しいため、知らない方なら「増毛に一件」と勝手に判断するケースがたまたまあります。今回もそのようで、「えっ、仙北さんて何件もあるんですか」と驚いた様子でした。予定していたお隣さんには悪いことをしましたが、こちらとしても勘違いを知る由も無かったのでした。
 今回は間違って当果樹園にお越しになりましたが、果樹園で「仙北」は5件ありますので、くれぐれもご注意ください。

7月 182007
 

 本日来園されたお客様で、このページをご覧になっている方から「現在収穫中の情報を載せるように」とのご指摘を頂きました。まっ、農薬散布情報はマメにエントリしていますが、作物とか品種などの情報は細かく載せていませんねぇ。
 と、言うわけでもありませんが、ほどほどの写真が無ければ記事を書く気になれませんが、なんとか細かな情報を載せていきたいと思っています。
 さて、そう言うわけで「サミット」です。壮瞥の様子はこちら「フジモリ果樹園」参照

 この品種は大粒で最初は鮮やかな赤いまだら状になりますが、味が良くなるのは黒ずんでからです。しかし、真っ黒くなるまで木で成らせておくと、軸が抜けたり傷みやすくなりますので、当果樹園ではほどほどの頃合いで収穫します。ここ数日でポチポチ収穫していますよ。
来年の洞爺湖サミットも、熟した議論になるように願っていますよーっ。

7月 152007
 

 今年一回目の「さくらんぼ食べにおいday」では、多くの来園者に来ていただき、ありがとうございました。
 去年は一日だけのイベントでしたが、今年は15日と22日の二回行われます。
 今日は朝から晴天で、果樹園地帯の暑寒沢に限らず増毛中が賑わったようで、海水浴はもちろん国稀あたりも大変な人出だったようです。ハイカラ味来人参照

7月 142007
 

 今日の道新に、11日に受けた取材に基づく記事が「留萌宗谷版」に載りました。明日と22日に予定している「さくらなぼ食べにおいday」に絡めた記事構成となっております。
 昨日まで直売を訪れるお客様はまばらでした。しかし一方で浜益では、平日にもかかわらず大変な賑わいとの話も聞こえてきます。入園料激安の浜益の果樹園にお客さんが行ったのかなっと、嫉んでいました。しかし、今日は連休初めの土曜日との事もありましょうが、この記事に誘われるかのように多くの自動車が果樹園ロードを行き来しておりましたし、当果樹園にもたくさんの来客を頂きました。また、稚内方面からの問い合わせなども頂きました。
 昨日夕方にもNHK旭川でサクランボ本格化のニュース映像も流れたようですし、やはりマスコミによる影響は大きいものがあります。天気がよければ明日はさらに賑わいを増すことと思います。

7月 132007
 

 いつも反日的な志向が目立つ道新「読者の声」ですが、今日は「生産者の声」が載っていました。
 まったくその通りでございますので、写真クリックして読んでください。

7月 132007
 

 増毛祭りの今日、果樹園ではお祭りとは無縁に仕事していまして、私は薬剤散布をしました。殺菌剤はどことなくココアの香りがしました。

【りんご・梨】 4.5タンク
殺菌剤:ナリアWDG
殺虫剤:ダントツ水溶剤
りんごのみCa剤(スイカル)加用

7月 122007
 

 どうせならあと10日くらい雨が降らなくても良いぞーっ。りんごには灌水しているから、サクランボの露地が片づいてからゆっくりじっくり降ってくれ?っ。と、思っていましたら、期待を裏切って今朝雨が降りました。比較的強い雨でした。「やっぱりサクランボ時期には降るんだぁ」と諦めかけていましたら、降雨時間は短くて朝7、8時代にふって、それ以降は曇っていました。
 増毛アメダスデータによると、降水量は2ミリでした。サクランボの実割れは幸い全く見られませんでした。増毛より南部はもっとふったろうとおもい、余市のアメダスを見ましたら、増毛と同じデータでした。おそらくサクランボの実割れは無かったろうと思います。
 しかしねぇ、あのザーっと降ってきた時の雨は、ほんとに久しぶりでしたなぁ。

7月 112007
 

 今日は道新留萌支局の新任記者さんが来園され、サクランボが本格化している様子などを取材していかれました。私がこれまで道新に対する批判的なブログ記事を書いていることは、記者さんはご存じなかったようで、今頃後悔しているのではないかと心配です。
 またもう一件、来年製作予定のドライブガイドブックに載せるソースとして、直売場などを巡る記事構成のようで、当果樹園の直売の様子やサクランボの収穫風景など、札幌のカメラマンがいらして、たくさん写真を撮っていかれました。

7月 102007
 

 昨日と今日にサクランボへ殺菌剤を散布しています。夕方にやりましたが日没のため後一タンク分がかけ残しとなりました。

対象【さくらんぼ】
殺菌剤:インダーフロアブル 5000倍 9日3タンク、10日2タンク

7月 102007
 

 5月29日エントリにコメントを頂いたJA清里町の果樹生産振興会ご一行様が本日来町され、当果樹園にもお越しになりました。最北の産地?でさほど勉強になる材料もなかったと思いますが、わざわざ大型バスをチャーターしてこられました。増毛町内では、果樹協会長の園と副会長の園でそれぞれ本町におけるサクランボの実情や、果樹協会の取り組みについて説明を受けられたようです。
 私のところへは、ブログ発信の張本人と言うことで、立ち寄られましたが、取り立てて説明することもないので、直売場やブドウなどの説明をさせていただきました。
 清里町の果樹振興会は、農家経営を後継者に譲った方がほとんどですが、孫や子供に「果物のなりもの」を見せてやりたい、出来れば産地化したいなど新しい分野への興味を輝かせている方々ばかりで、とてもご高齢とは思われない精力者ばかりでして私も見習わなければいけないと思い知らされました。

7月 102007
 

 今日の午後、正喜商会がやってこられ、ヤンマーの新製品さくらんぼ選果機の実演を見せていただきました。
 大きさや重さ別に分ける機械はこれまでにも色々ありました。(こちら参照)が、今回開発された選果機は、従来の重さ測定型ではなくて、CCDカメラで大きさを測定、さらに非破壊型糖度センサーも内蔵しているので、設定以下の果実や設定に達していない糖度の果実を弾くことが出来ます。何という、ハイテクノロジー。ヤンマー SY1。山形県ではある程度の認知度があるらしい。
 しかし実演を見る限り、サクランボが選別されて皿から落ちる際に果実が跳ねるように見えるし、品種も設定が2種類をトングルスイッチで切り替えるなど、ちょっと原始的。本当の設定は、専用の小さな機械とソフトで設定するようですが、私なんぞは、ノートパソコンで簡単に設定できればいいのに・・と思ってしまいました。また、皿に載せる際も、人間が一つづつサクランボをつまんでの乗せなければならないとか、サクランボが選果された後のにたまる受けが小さいしなど、まだまだ改良の余地がありそうです。

7月 082007
 

 昨日と今日の道新にサクランボに関する記事が載っていましたので、覚書としてアップしておきます。
 昨日の記事は、「生活面」に載っていまして、品種改良にまつわる記事でした。新品種は特に果樹の場合、偶然に発見される場合もありますが一般的に果樹は、途方もなく長い時間と研究者達の努力の末にやっとこ誕生する賜です。記事内の「ジューンブライト」は、当果樹園ではまだ植え付けしておりませんが、秋には苗を取り寄せたいなぁと思いました。
 また、今日の記事は「サクランボ品評会」開催のニュースでした。北海道果樹協会が主催した今回のイベントは昨年に続いて2回目だと思います。(昨年の記事はこちら)「果樹(さくらんぼ)の消費拡大と道産品のイメージアップ」が目的なのですが、増毛からはエントリしませんでした。と言うのも、品種が「佐藤錦」限定で、余市や仁木と比べると増毛は数日?一週間ほど生育が遅く、よって着色や果実肥大において大変不利なのです。また、今年の場合もやっと収穫が始まったばかりのこの時期ですので、どうしても南の産地にはかなわないってのが本音です。
 しかし、知事賞のサクランボが300グラム2パックで3万円の値で店頭に並んだって、すごいですねぇ。

7月 072007
 

 今日はご近所さんに不幸があり、お通夜の日となりました。私は午後よりお手伝いに行きましたが、畑には灌水のためのエンジンかけっぱなしです。
 お通夜には多くの参列者が出席しておりましたが、そこで交わす挨拶は「雨ふらないねぇ」です。
 果樹園への灌水は毎日行っています。サクランボを優先的に灌水していますから、すでに3巡目となりました。りんごは場所によってはまだ一回より灌水していない圃場がありますので、早めに水を揚げなければ干上がってしまいそうです。水のかからない畑は、草が乾燥して茶色くなっております。

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