11月 172006
 

 今日は午後から雪が降り、道路はシャーベット状態となりましたので、そろそろ冬タイヤへの交換をしなければなりません。手始めに、先日導入した軽トラのタイヤ交換をやりました。
 ハブナットをゆるめてジャッキアップして、夏タイヤに手をかけて気がつきました。タイヤには「Hankook」と書いています。えーっ、どこのタイヤメーカーだぁ?と周囲をなぞってみるとMade in Korea。日本製信者の私としては脱力?っ。でもJISマークも付いていますよ。韓国製なのにJISマーク付いている場合もあるのだなぁ。メーカーHPによると1999年からダイハツに納品しているとの事でした。HANKOOK=ハンコック って、読めますか??ハンクークとしか読めないと思うんですけど・・・。
 ヨーロッパにも出しているようなので、タイヤの摩耗は少ないかも知れません。経年劣化はどうかちょっと心配ですけど、まぁまだ新品なので、どう違うのか今後チャレンジです。
 さて、交換した冬タイヤは、れっきとした日本製ですので、まずまず心配無く冬道を走れそうです。しかし、冬はどんなタイヤを履いていても滑る時は滑るので、安全運転には気を付けたいと思いますけどね。

11月 132006
 

 秋に枝切りをするブドウですが、これまで少しずつやっていましたが、今日やっと終えました。
 ブドウの枝切りは、まぁバツバツと切りますので、2年生や3年生のやや太い枝も、剪定鋏で切り落とします。鋸をいちいち使うのは面倒なので、太い枝は切り落とされる方の左手で枝を押し出すようにして鋏みます。
 鋏は、針金を挟む可能性大なのでちょっと古い鋏を使いました。しかし、太い枝を切っているせいか、刃先がすぐに丸まるようで、何度も研いで使いました。
 今、腕と手首が筋肉痛です。尚、写真は撮影の都合で素手で写っていますが、作業はちゃんと軍手はいてやっています。

11月 122006
 

 昨日から降り続いた雨は、今日午前にはみぞれに変わり、今期の初雪となりました。
 朝8時よりミツバチの積み込みを果樹数名で行い、ミツバチ達は鹿児島までの旅に出ることになりました。
 蜂箱の幾つかは、これまでに持ったことのない重量で、二人掛かりで荷台に載せ揚げました。
 また来年も元気で増毛に帰って来ることを願って、ミツバチ達と別れを告げました。

11月 112006
 

 まだ平地では雪を見ていないのですが、天気予報では、そろそろだそうです。今日は午後から雨で、低気圧移動とともに低温となるらしい。
 サクランボは、一斉に葉の色を変え、一面を黄色く鮮やかに撮しだし今年最後の色合いを私達に見せております。天気が風を伴なえばすぐにでも落葉を迎えるサクランボ園なのでした。

11月 092006
 

 ミツ入りりんごって、人気があります。りんごの品種によって、ミツが入りやすい品種、全くミツが入らない品種があります。
 ミツの正体はソルビトール(ソルビット)なる多糖類の一種。葉っぱで作られた養分がリンゴ果実に移動する場合、このソルビットの状態で送られるとの事。この状態ではまだ人間が甘さを感じることは出来ないらしい。酵素の働きで一段階分解すると甘さを感じられるようになるらしい。だから、ミツ自体は甘くないのだが、ミツの入りやすい品種の場合、ミツがたくさん入っていたと言うことは、葉っぱの活動が活発に行われていた証拠であって、故に、ミツ入りりんごは美味しいと言うことになります。
 さて、この写真。実を割る前に撮れば良かったのですが、「ノースクィーン」です。果実の下半分くらいミツで水没状態となっていました。こんなにミツだらけのリンゴは、めったに見られません。
 食べてみましたら、やはりミツ自体はさほど甘くありませんでしたが、このりんごの上半部は、かなり濃厚な甘さを呈していました。
 ミツ入りリンゴは、貯蔵する事で少しずつミツが果実内酵素で分解され、消えていきますが、しかし、水没するくらいのミツが入ると、その部分の細胞が窒息して死滅するらしく、ミツの部分から腐れが生じやすいのです。もし、ミツ入りリンゴがありましたら、早めに食べた方がよろしいかと存じます。

11月 082006
 

 今は会社が無くなってしまった東洋社の「日の本トラクタ」。うちには18馬力が一台あり、最近は発電が悪いのか2年ほど前から自充電しなくなっていました。そこで、セルが弱ってきたらバッテリーを充電しては使っていました。それが数日前、セルが極度に弱くなり充電しても改善されず・・・・「どうしんたんだ?!ヘヘイベイビーッ、バッテリーはビンビンだせ!」と、言うわけでセルモーターをばらしてみました。
 はいはい、ブラシが減って限界点に達していました。ブラシ交換はこれまでに2回ほどやっていまして、今回も自分で交換しました。(株)工藤電機からブラシを取り寄せ、半田付けに少々苦労しながらも交換出来ました。ブラシに接する方も奇麗に磨いてホコリを取りましたがその分、軍手が真っ黒となりました。
 組み立てには、ビニオンを飛び出すシーソーのようなロットの方向を忘れ、逆に付けたり、ターミナルを下に付けていたりと、何度も組み直したのですが、なんとかなんとか無事に組み立て成功。バッテリーで試験すると、マグネットはOKだし、モーターも勢いよく回りましたので、トラクターに取り付けました。
 エンジン始動してみると目をさめるような力強いトルクとともに高回転であっさりエンジンがかかった。キーを離した後も、余韻を残すようにピニオンが引っ込んだ状態での惰性回転。ばっちり直りました。
 さっこれで「いつものように決めてぶっ飛ばそうぜ?ッ」

11月 072006
 

 今朝の天気予報を見ると低気圧が前線を伴って通過し、強風を伴う悪天候になるとのこと。そしてその後は冬型となり気温が下がるらしい。そこで、当果樹園ではまだ「ふじ」などが未収穫だったため、強い雨が降る中、収穫しました。
 写真は「2001年ふじ」。昨年も11月7日に収穫しています。普通の「ふじ」や、半端なに残っていた他の品種も収穫し、極端に悪い色のりんごを除いてほとんど収穫しました。
 今日の増毛果樹園は、時より雨が強く降るものの強風はありませんでした。

11月 062006
 

 まっ、その「超低床」なんて大げさですが、11月4日エントリのコメントで、fujimori果樹園さんからご要望があったので改めてエントリします。
 もう20年いや、もっと前と思いますが、フォークリフトを導入したんですね。増毛の果樹園で最初にリフトを導入したのは仙北登果樹園で、やや同時期に私の所と仙北肇果樹園がはいり、現在では7、8件の果樹園でフォークリフトが使われています。
 仙北登氏は、七飯の果樹園と交流があり、リフト導入まもなくそこの果樹園でこのような低床トレラーを見たそうで、早速鉄工所に依頼して作りました。それをまねて我が家でも同様のトレーラーを作ってもらったのです。
 車輪は廃車ダットサンの後輪軸です。デフがあるので中央部が盛り上がっていますので、その部分を覆ってコンテナが3箱ちょうど入るようにしています。これが意外と便利。落ちりんごなどはこの部分に積みます。
 パレットが乗っかる部分は、地上高が30センチもありませんから、畑へ行っても4段のコンテナを積み上げる事が出来ます。(5段はさすがに無理。まっ、運び入れたパレットは、当果樹園内は4段が基本。)コンテナ2段くらいの収量の場合、収穫したりんごを直接積んでいるコンテナに移せば、積む手間も省けます。
 最大で、60コンテナを運んでいますから、高床フラットトレーラーに2、3段積むのと大差ありませんし、何より倉庫に着いてリフトで降ろせるので積み替えしなくても良いのが、なによりありがたいと思います。
 我が家では、リフトとこのトレーラーは必需品となっています。また、ミニミニユンボもこのトレーラーに積みます。低いので歩板無しで自走上げ下ろししています。

11月 042006
 

 9月1日に行われた全国りんご研究大会で、記念講演された先生が「やたかとふじをごっちゃにするな」旨の事を訴えておりまして、正直に栽培せよって事でした。
 「やたか」は「ふじ」の枝変わりですが、年月を重ねると特性が「ふじ」に戻っていく「先祖返り」と言う現象が出る事があります。「やたか」は「ふじ」よりもかなり早く収穫できますが、当果樹園の「やたか」もだんだんと「ふじ」に近づいて来ました。
 しかし、今年は天候のせいか「やたか」は「やたか」です。ミツの入りも良いし、「ふじ」よりも軟肉の感じです。で、今日「やたか」を収穫しました。今年はなかなか良好な味ですので、お勧めです。

11月 022006
 

 昼の時間のテレビは、「笑っていいとも!」なんて見ません。昔は見ていましたが、ここ何年も見ませんし、見る気にもなりません。面白くないから。
 さて、ぶどうにワラを敷き詰めました。藁は浜益から調達し、先週末に運び入れました。
 ワラを敷くと干ばつに強く、ワラが腐れば有機質補給になるし、なにかとブドウにとっても良いみたいです。本当は春に敷いた方が良いと思いますが、まぁ、秋はワラの活きが良くて、シャキシャキしているので、良かろうかと。でも、ネズミを呼びそうなのが心配ではありますけど。

11月 012006
 

 前エントリの写真に匂わせておきましたが、実は軽トラ入れ替えました。ダイハツ「ハイジェット」。
 車を導入と言うと景気が良いの思われがちですが、とことん使う我が家にあっては、致し方なくの入れ替えです。前の軽トラは、平成2年車で同じくハイジェット。エンジンは調子よくかかるものの、荷物を積んで登坂するとノッキングといいますか、ガクンガクンと引っ張られるようになりまして、長距離運転に不安を抱えていました。バックミラーはだらりとアッチ方向を向くし、ドアはちゃんと閉まらないし、冬タイヤは劣化しているし、そして今年が車検で10月末をもって期限切れなので、遂に入れ替えることにしました。それにしても軽トラで16年も使ったとは、我ながら辛抱したものだなぁ。
 前車もそうですが、今回もいわゆる「新古車」。中古だけど物は新品と言うヤツです。走行メーター7キロ。10月28日に納車となりました。久しぶりに運転席で新車の香りをかいでいます。
 型は「農業スペシャル」。前車より変わったところは、今では当たり前である5段変速マニュアル(前車は4速だった)、これも当たり前となったEFI(前車はオートチョークだった・・・)、荷台作業灯など。そしてなにより車体が一回り大きくなり、フロントの衝突安全性が高まった事と、荷台の幅がやや広くなりリンゴのコンテナを積む際に余裕が出来たなどです。また、農業スペシャルは、後ろの板スプリングが一枚プラスされて4枚板となっています。他にも間欠ワイパーが付いていたり、ヘットライトの照射角度を変えられる機能が付いていたりしました。少々残念なのは、前車には後輪のデフロックスイッチがありましたが、今回は付いていません。はまった車の救援時に威力を発揮していましたが、まぁ、滅多にデフロックは使わないので、無くてもまぁ、いいかなっ。
 運転は快適で、高速運転でもエンジン音はさほどうるさくなくてスイスイ走ります。メーターは小さくまとまっています。温度計が無く警告ランプのみとなり、燃料残量は液晶目盛りとなりました。ラジオはディーラーに無理言ってFMラジオを付けてもらいました。UEMさんありがとう。
 パワーステアリングは無くて、ハンドルが重ためでしたが、タイヤの空気圧を少々上げてみたら気にならなくなりました。
 まぁ、気を使って動かすのは最初だけで、おそらくすぐにあちこちぶつけると思われますので、無傷のうちに写真を撮ってみた次第です。

10月 312006
 

 天気予報では朝から雨のはずでしたが、午後3時頃まで持ちました。午前中はむしろ晴れていました。この頃は晴れが多く、りんごの着色が進んでいます。
 今日は「新世界」を収穫しました。(去年は11月7日でした)ジョナゴールドも着色の良いものをもぎました。

10月 272006
 

 北海道日本ハムファイターズ日本一!いゃー、昨夜は画面はTV、音声はラジオで観戦。やりましたね。「旃檀林」効果か?(解説:駒大苫小牧高校校歌より。HBCラジオ、カーナビラジオ聞いた人なら分かるはず)。景気がいまだ悪い北海道に、輝かしい光が射した気がしました。
 さて、昨日と今日にわたって「ハックナイン」を収穫しました。両日は天候が良く、まだ木にならしていても良かったのですが、まぁ、この時期、いつアラレでも降ってもおかしくない季節ですので、りんごの比較的色付きの良いものをもぎました。収量は思った以上にありまして、約100箱ほどありました。
 品種特性他は、去年エントリ一昨年エントリ参照

10月 252006
 

 柿が一気に落葉したと思いましたら、ぶどうの葉も褐変し、クシャクシャになっていました。ここ数日の最低気温が下がったためと思われます。ぶどうの葉は、枝にようやく付いている状態で、まもなく落葉するものと思われます。
 しかし、枝はすでに冬支度が出来ているようで、今年伸びてきた青い枝はすでに茶色く硬化しています。
 ぶどうの以後の作業は、雪が積もる前に剪定(枝切り)を行い、棚から卸す仕事が待っています。
 さて、ではぶどうの在庫はどうかと言いますと、まだあります。スチューベンはもちろん、未だバッファローも少々残っています。えーっ、バッファローが残っているのはちょっと泣きですけどね。

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