夕暮れが早くなってきました。18時前頃には日没するようになりました一応夕焼けだったんで増毛港に行ってみたところ、夕陽には間に合いませんでした。しかし、太陽の代わりに一隻のイカ船が照明をつけていて、まぶしかったです。
増毛町では主に水田を大規模に整備することになり、9日11時より、最初に手がける信砂地区において起工式を行ないました。会場には留萌振興局を始め増毛町、農協、議会議長、農業委員会、期成会、建設協会や、受益者農家などが集まり、おごそかに鍬入れが行なわれています。私も農業委員の代表代行で出席させていただき、玉串を奉納しました。
これまで増毛町内の水田では、いわゆる近代的な基盤整備が行なわれないまま、営農しておりましたが、将来的に農地の減少荒廃が心配される中、ここで思い切って大規模改修し、より効率的に稲作栽培を可能にして、次世代へ引き継ぐべく農業者をはじめ農協や行政が一大奮起して、この事業に乗り出しました。
今後8年をかけて信砂地区を整備し、さらには増毛町全域の水田を整備していく計画です。
北海道果樹協会主催による全道果樹生産者研修会が22日余市町で開催され全道の果樹生産者ら約200名ほどが参集、増毛からは青年部含め7名が参加ました。
現地視察はまず余市町園芸試験場。着色系ふじの試験圃場など回ったのち、黒川地区のぶどうをみました。
ぶどうの作付けは古く、しかし生産量が増えると価格が低迷しさらに生産量を確保しようとして、味覚を軽視したスパイラルに陥り、品種の更新等進めるますが、はやり思うような価格にはならなかったのです。
そのスパイラルを断ち切るために、この地区では、「頑徹ぶどう」ブランドを名乗り、グルーブで味を重視したぶどうづくりをめざしました。
品種はむかしならではのキャンベルスアーリーやナイヤガラなどで、一枝に1.5房に制限し、こまめな管理わ徹底する取り決めをし、たとえ生産量が少なくても品質の良いぶどう作りを進めています。
まぁ、消費者にとっては「あたりまえ」ととらえる方もおりましょうが、とにかく果樹生産者は市場価格の低迷に非常に困っているのでありますね。事実、余市町でも果樹面積は減少の一途ですし。
午後からは会場を余市農協へ移し、試験場や研究機関からの新品種情報や今年の傾向などの講義をうけました。
昨夜と今日8月5日で、各地で大雨となり、増毛では国道231号線(岩老-雄冬)間、増毛稲田線が通行止めとなりました。また、JRも瀬越付近で土砂崩れがあったらしく、運休。北海道内でもあちこちで被害がでています。私は留守していましたが、増毛アメダスデータでは降り始めから約100ミリの降雨があったようです。
さて、以前にも何度も夕陽の写真を撮りに行く阿分神社。雨だったので諦めていたのですが、夕暮れには太陽が顔をだしているではありませんか!
阿分神社は海に向かって3つの鳥居が直線上に建てられています。この延長上に夕陽が沈めばよい写真が取れるかもと狙っていた時期がやってきました!・・・
事前にまずGoogleEarthで、神社から鳥居の延長の角度を計測。すると294.42度ですね。
夕陽の角度を計算してくれる北大情報基盤センターのHP内http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10508/Srss2.htmlで、阿分神社付近のデーターを確認すると
8月7日が294度 日の入り18:48でどんぴしゃですね。おそらく前後数日がシャッターチャンスとなるわけです。
しかし、ここ数週間にわたりロシアの大規模森林火災の影響か、晴れていてもモヤがかかり、夕陽は水平線に隠れる前に消えてしまっています。今夕も水平線付近には降雨の雲も残っていたし最後の日没までは見られないだろうと予想されました。しかし、相当の降雨があったために、煙のモヤは薄らいでいます。
もうこうなったら8月7日を待たず夕焼けが見えたら撮りに行くしかありません!で何枚も撮ったのですが、3つの鳥居がくっきり見えて夕日もあわせて撮るには、逆光によりかなり厳しいのですが、画像処理した一枚がこちら
夕陽は鳥居の延長上に垂直に降りてこなくて、向かって左から右に移動しながら落ちていきます。太陽の光が海に反射するにはある程度の太陽高度が必要なので、もしかしたら本日が絶好のシャッターチャンスかも知れませんねー。
一番上の鳥居を諦めて、下の2つの鳥居を撮るとこんな感じです。もう、角度がずれています。それにしても電線がじゃまですねー。神社側にはJRの電線。下に下りると国道沿いの電線。写真にすると電線や電柱がすごく気になりますよねー。