昨夜と今日8月5日で、各地で大雨となり、増毛では国道231号線(岩老-雄冬)間、増毛稲田線が通行止めとなりました。また、JRも瀬越付近で土砂崩れがあったらしく、運休。北海道内でもあちこちで被害がでています。私は留守していましたが、増毛アメダスデータでは降り始めから約100ミリの降雨があったようです。
さて、以前にも何度も夕陽の写真を撮りに行く阿分神社。雨だったので諦めていたのですが、夕暮れには太陽が顔をだしているではありませんか!
阿分神社は海に向かって3つの鳥居が直線上に建てられています。この延長上に夕陽が沈めばよい写真が取れるかもと狙っていた時期がやってきました!・・・
事前にまずGoogleEarthで、神社から鳥居の延長の角度を計測。すると294.42度ですね。
夕陽の角度を計算してくれる北大情報基盤センターのHP内http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10508/Srss2.htmlで、阿分神社付近のデーターを確認すると
8月7日が294度 日の入り18:48でどんぴしゃですね。おそらく前後数日がシャッターチャンスとなるわけです。
しかし、ここ数週間にわたりロシアの大規模森林火災の影響か、晴れていてもモヤがかかり、夕陽は水平線に隠れる前に消えてしまっています。今夕も水平線付近には降雨の雲も残っていたし最後の日没までは見られないだろうと予想されました。しかし、相当の降雨があったために、煙のモヤは薄らいでいます。
もうこうなったら8月7日を待たず夕焼けが見えたら撮りに行くしかありません!で何枚も撮ったのですが、3つの鳥居がくっきり見えて夕日もあわせて撮るには、逆光によりかなり厳しいのですが、画像処理した一枚がこちら
夕陽は鳥居の延長上に垂直に降りてこなくて、向かって左から右に移動しながら落ちていきます。太陽の光が海に反射するにはある程度の太陽高度が必要なので、もしかしたら本日が絶好のシャッターチャンスかも知れませんねー。
一番上の鳥居を諦めて、下の2つの鳥居を撮るとこんな感じです。もう、角度がずれています。それにしても電線がじゃまですねー。神社側にはJRの電線。下に下りると国道沿いの電線。写真にすると電線や電柱がすごく気になりますよねー。