8月 262013
 

2013-08-26-1今年もこの時期、雨が多いって言うか雨の間隔が狭い。去年もでしたが、高湿度高気温の晩夏?初秋?は、リンゴなどには炭疽病(たんそびょう)蔓延の心配アリ。去年はかなりの被害があったので、今年はマメに防除しなきゃならぬのだ。昨日もちょっとだけど降ったし、明日も夕方から雨だし「乾燥」していなくて、ちょっとヤマモキします。

【りんご・梨】4タンク
殺菌剤:ストロビードライフロアブル 3000倍
殺虫剤:モスピラン水溶剤  4000倍

【プルーン】 1タンク
殺菌剤:ストロビードライフロアブル 2000倍
殺虫剤:モスピラン水溶剤  4000倍

【桃】 0.3タンク
殺菌剤:ストロビードライフロアブル 2000倍

8月 232013
 

 2013-08-23-1北海道果樹協会は23日、深川市アグリ工房まあぶで全道果樹生産者研修会を開きました。全道の果樹生産者ら約130人が参加し、午前中は林果樹園(写真)、藤谷果樹園を視察し、午後からはグリーーンツーリズムと6次産業化と題して拓大教授の橋本氏による講演と、「これまでの生育と今現場では」と題して普及センターからの講演がありました。
 増毛からは僅か4名の参加でした。深川はりんご栽培が増毛よりもはるかに熱心に行なわれている印象をうけましたねー。はやり他の産地を視察する事はよい刺激を受けます。
 講演でスズメバチの捕獲についてありました。増毛も春からトラップを取り付けておりますが、深川はさらに獲った女王蜂をトラップに付けてさらにおびき寄せようとしていました。増毛での今後のトラップ作りの参考になりました。

8月 162013
 

8月16日づけ道新の記事でございます。NHKのテレビでも同様のニュースを報じていました。
りんごの生育期間中だと思いますが、30年前から一℃上昇しているそうで、その影響でりんごの糖度が上がり酸度が下がっているそうで。
実際栽培していて、実感しませんが数値ではそうなんですねー。

2013-08-16-1

8月 112013
 

2013-08-11-1本当は昨日かその前に行いたかった薬剤散布。昨日は露が切れず時たまの霧雨で断念。今日の朝もまだ葉が濡れていてなかなか乾かない状態でした。しびれを切らして10時前に散布を強行。まだリンゴや葉っぱの水滴が切れないまま散布しました。デリシャス系統の品種は、斑点落葉病が蔓延気味。散布時期を逸してしまった感じです。
 また、あと4タンク目の散布時に、通り雨がありましたが、流れるような雨で無かったので、すぐに再開しています。

【りんご・桃・プルーン】 4タンク
殺菌剤:チオノックフロアブル 500倍
殺虫剤:ダイアジノン水和剤  1000倍
ダニ剤:カネマイトフロアブル 1330倍
(りんごのみ3タンクに、Ca剤スイカル1000倍加用)

【梨】1タンク
殺菌剤:オーソサイド水和剤 1000倍
殺虫剤:ダイアジノン水和剤  1000倍
ダニ剤:カネマイトフロアブル 1330倍

【ぶどう】1タンク
殺菌剤:ストロビーフロアブル 3000倍
殺虫剤:モスピラン水溶剤 2000倍

8月 052013
 

さくらんぼで忙しくしている果樹園ですが一方、浜はウニ漁の真っ最中。朝の風や波が無い時間帯は、ウニ漁の小船が出漁中。
留萌にパートさんを迎えに行く途中、何箇所かで撮ったウニ漁風景でございます。

8月5日は、青空の朝でしたが、留萌方向を見るとかすみかかって、風車が良く見えません。また、逆光も重なってやや残念な写真となりました。
しかし、箸別からズームすると、構図としてはまずまず。RAWで撮って画像処理してみました。

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トンネルを過ぎて阿分から増毛方向を見ると、順光で増毛海岸もバッチリです。

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今年のウニ漁は大きさや量が少なめだそうですが、漁師さんもがんばってウニ漁に勤しんでください。
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8月 012013
 

留萌からの帰り、傾いた太陽が急にまぶしくなって、夕日が綺麗にみられそう。礼受牧場で風車を入れた写真を撮ろうと行ってみますが、反対方向。仕方なく礼受漁港を構図に入れてみました。

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2013-08-01-2

2013-08-01-3

利尻島もくっきり見えていて、増毛に戻って天谷の坂から撮ってみました。センターラインの延長上に浮かぶ利尻島でございます。

2013-08-01-4

7月 312013
 

2013-07-31-1増毛史上初とおもいますが、このほど、増毛産さくらんぼが試験的ではありますが台湾に輸出され、台北の太平洋SOGOデパートの売り場で販売されました。
 7月25日に増毛を離れ、千歳から台北直行便の飛行機で空輸されました。販売価格は、リパックされたかも知れませんが、出荷段階では500gの佐藤錦です。写真では1台湾元がおよそ3円らしいので、一パック約4000円ほどで売られた模様です。売れ行き等の情報はまだ入っていません。
 台湾は戦前は日本でしたから、もしかしたら戦前戦中に増毛産さくらんぼは台湾入りしているかも知れませんが、たぶん正式ルートでの輸出は、今回が史上初になると思います。
 売値がどうしても高くなるので、このさくらんぼを買えるのは富裕層となりそうですが、もし、好評であれば来季はさらにアジアの数箇所にも輸出する計画です。
 それにしても台湾における増毛産さくらんぼの評価が気になります。

【8月5日追記】
8月3日付けの日刊留萌に記事が載りました。
2013-07-31-np

7月 312013
 

さくらんぼに最後の防除しています。

【さくらんぼ】ハウスのみ 4タンク
殺菌剤:アフェットフロアブル 2000倍
殺虫剤:スカウトフロアブル  3000倍

7月 282013
 

道新は、精神の薬を飲んで寝ろー。サクランボは幸せの果実だ。軍靴の音が聞こえるようなら、サクランボは食べない方が良い。見ないようにした方が良い。せっせと雪の有るうちから剪定だの春は交配にやきもきしてやっと実ったサクランボ。それを戦争と結び付けてしまう思考回路は、もうや末期的な精神的病という他ないだろう。
 数週間前、札幌で生徒が給食で出されたプラムの種をのどに詰まらせて亡くなった事故があったが、教育委員会はプラムを献立から外した。それについて生産者としてどう思うかと、道新の記者から携帯に電話があった。その時は、生産者として「人が亡くなった以上は、献立から外すのは当然。しかし、プラムには罪はないので、生産された果物は美味しく食べて頂きたい」と答えた。しかし、紙面には私のコメントは載ることは無かったのだ。まっ、それは良いんだが、今回の卓上四季の文章は、頭にきたどー。
 道新の留萌赴任記者さん、歴代知っている方も多く、皆まじめで、良い記事を書こうと一生懸命でありましたが、社説子や卓上四季を書いている本社の精神がこんなんであれば、地方記者の努力も泡と消えるであろう。

卓上四季より

血の滴

道内各地で収穫されたサクランボが、店頭を彩っている。赤く熟した果実。ひと粒口に含むと、甘酸っぱさとともに、ある思いがよみがえる▼もう20年以上も前の話。広島県から現在の札幌・西野に入植した理寛寺(りかんじ)さんという一家の戦後史を取材した。広い庭にはサクランボがたわわに実っていた。「西野から出征兵士を送り出すときはこの木の前で記念写真を撮影した」。その言葉が忘れられず、実りの光景を見ると「戦争」へとイメージがつながる▼小さな果実はさらに、シャンソンの名曲「さくらんぼの実る頃」を思い起こさせる。宮崎駿さんのアニメ映画「紅の豚」の挿入歌として使われていたので、覚えている方も多いだろう。加藤登紀子さんが大人の恋を歌った▼このシャンソンは1871年、フランスで起きた世界初の労働者革命(パリ・コミューン)への権力側の弾圧と虐殺に抗して生まれた。悲痛な叫びを恋愛に込め、人生の切なさと実りの季節の短さを重ねる。その歌詞の、何と味わい深いことか▼「わたしは悲惨な日々を決して恐れない。一日たりとも苦しまずに生きることもない」。サクランボの実を「血の滴」になぞらえた▼古里から戦地に赴いた兵士たちも、出征の記憶をたぐり寄せ、帰郷の日を待ちわびたはずだ。「さくらんぼの実る頃」―。いまある豊かさと、幸せに思いをはせる季節にしたい。2013・7・28

7月 262013
 

2013-07-26-1りんご、梨などに、本日防除しております。

【りんご・梨・プルーン】 5タンク
殺菌剤:インダーフロアブル 5000倍
殺虫剤:アディオンフロアブル 1500倍

【ぷどう】 1タンク
殺虫剤:アグロスリン水和剤 2000倍

7月 242013
 

24日朝、暑寒別岳がくっきり見えておりました。残雪がわずかとなり、このチャンスを逃すと、雪がなくなってしまいます。そこで、サクランボ繁忙の中、早朝に林道に入っていつもの撮影スポットにいってみました。
望遠レンズを付けた一眼レフでは全体が写りませんでしたので、パノラマ合成してみました。(写真をクリックで拡大)

P57047-5705L

また、コンデシ内蔵のDHR機能を使って色を強調した写真も撮ってみました。

2013-07-24-1

撮影の帰り、スキー場あたりの道路から降りていこうと車を進めると、林道の坂の部分で道路がひどく陥没していました。コレでは車は通れません。深追いして進まなくてよかった。スゴスゴと引き返してきました。

2013-07-24-2

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