異常なる長雨や曇りのため、暑寒別岳を望める日が無かったのですが、今日久しぶりに暑寒別岳がはっきり見えていました。
もう、ずいぶんと雪が無くなってしまっています。
今年も増毛町果樹協会は「さくらんぼ食べにおいday」を7月17日18日両日行い、さくらんぼ狩りのお客様にさくらんぼ200g相当のサービスをしました。
今年は7月に入って毎日のように雨が続き、サクランボの色づきが悪くて、当園ではサービス用にサクランボが確保できるのか不安もありました。17日は朝方雨模様でいつもの日曜日の割に来客数が少ない様に感じましたが、それでも大型バスがあちこちの果樹園に入ったようでした。また、18日は霧で一日中露がきれないパッとしない天気でした。来客は連休最終日はいつも少なめになるため、やや寂しい感じだったと思います。
各果樹園の感想は聞いていませんが、やはり異常な長雨による生育遅れや、露地物サクランボの壊滅状況など、恨めしく思っているかと思います。そんな中でも、果樹園にご来園されたお客様には感謝いたしたいと思います。
長く長く続いた雨がようやく上がりました。ずいぶん湿度の高い日が突きました。しこで、雨よけハウス内のサクランボへ防除しました。
【さくらんぼ】3.5タンク
殺菌剤:ロブラール500アクア 1500倍
殺虫剤:ダントツ水和剤 2000倍
昨日の札幌での品評会の様子が道新の記事になりました。
そもそもルビーをじっくり見たこと無い私にはピントきませんけど、宝石のようなサクランボでしたって事ですよねー。私も道新女性記者から取材されましたが、バッサリカットですね。でも全道版に載せられるようにがんばって頂いたようで、しっかり私も記事を見ることが出来ました。
さて、入賞した旭川1品と増毛の2品、20位以内だった増毛2品を展示してサクランボの展示即売会が、旭川の巨大ショッピングモールであるイオンで開催。生産者もアピールしながらと言うことで、本日16日午前10時~11時半まで私と増毛果樹協会副会長の冨野氏と店頭に立たせて頂きました。
即売されたのは旭川深川増毛のサクランボ佐藤錦フードパック。
まぁ、先日の品評会がテレビ等で広く流れると品評会サクランボも一段と引き立つのですけれど、お客さんは下のフードパック選びに夢中であまり上段の入賞サクランボに目がいかないようでした。
北海道果樹協会は7月15日、札幌市の地下歩行空間13番出口付近にある広場で、第6回北海道さくらんぼ品評会を開きました。今回は増毛、余市、仁木、深川、旭川の5地区から42点の出品がありました。品種は佐藤錦。
今年は天候の悪さから熟期が遅れ、色づきが悪いまま品評会を迎えることになり、予定数量を大きく下回りました。
しかし、それでも出品されたサクランボは、どれも特級品。パックの並べも細やかに行われて、どれも超立派な佐藤錦が集まりました。
審査は、糖度や病理の有無、並べ方や色づき具合など加味され、試験場関係者や市場関係者らに審査いただきました。また、一般の方から募集した「道産果物サポーター」による審査もなされました。
結果、最優秀賞には仁木の端さんが選ばれました。写真のようにすばらしい佐藤錦でございました。
増毛は5位とサポーター賞が入賞しました。
審査の中で、色づきの濃いサクランボとそれよりやや薄いサクランボが合った場合、市場目線ですと濃いサクランボは「過熟」と判断され薄めの方を評価しがちであることが判りました。つまり消費者目線ですと見た目に赤くて「おいしそう」を優先し、市場目線からはある程度の日持ちする事も要求されると言うことで、産地として生産者としてどこのニーズに合わせるかが求められるわけです。
さて、増毛産さくらんぼは、去年の旭川でのイベントでもサポーター賞を受賞し、今年も同様の賞にあることから、増毛は消費者優先のサクランボ選果を心掛けているのではないかと思います。事実、私も見た目も重要ですが、食べておいしそうな果実生産を目指しています。
さくらんぼ時期は期間が短く、とりわけ今年は遅く始まって早々に終わる感じなので、この時期を逃すことなく消費者の方に今年のさくらんぼをご賞味いただきたいと思います。
さくらんぼに、殺菌剤を散布しました。
【さくらんぼ】 5タンク
殺菌剤:インダーフロアブル 5000倍
2011年7月7日早朝、サーバーダウン。一時回復したものの、その時このブログのデータベースエラーとなりました。ゴソゴソやった結果、約2年分のデータを消失してしまいました。
設定も当時のものになり、薬剤散布記録なども消えてしまいました。
ご覧の方々にはご迷惑おかけしますが、サクランボの忙しい時期に入りましたので、設定等は少しづつ復旧いたしたいと思います。(消失したデーターは回復不可能)
本日、私の属している第一防除組合のスピードスプレヤーの整備が行われました。
オイルやエレメント交換、グリスアップなどして薬剤散布に備えるのですが、2台ある内の一台(アップル号)の水揚げポンプが故障。内部のゴムの水車(名前知らない)がボロボロ状態で吸水しない状態となっていました。おそらく、昨シーズンの終わりに空回転していたものと思われます。
部品は注文しましたが、いつ到着するかは不明で、それまではチェリー号の一台で回す予定です。ただ、これまで薬剤散布一回目の石灰硫黄合剤は、機械を傷めるとのことでアップル号のみでやっていましたから、ちょっともったいない感じ。
それと、タンクの残量ゲージ(透明のチューブ)が内部の白濁で見えなくなっていましたから、これを交換。残量すっきりです。
参照:昨年の整備は4月13日にしています。
先日(4月7日)JA南るもい農協総会で、理事監事の役員が選任され、合併してから7年間組合長を務められた松本氏が退任し、新たに代表理事組合長として橋村勉氏が就任しました。
4月17日づけ日刊留萌新聞と、JA南るみいだよりにそれぞれインタビューと挨拶文が載っていましたので、覚書としてアップしておきます。
新聞やテレビなどメディアは、反政府や反日ニュースを好んで出しています。中には人格攻撃を思わせる集団虐めと変わらぬニュースを流す場合も多々です。首相の漢字読み間違いもその一つです。
先週の金曜日のニュース「弥栄」「いやさか」を「いやさかえ」と読み間違ったと全国のメディアが取り上げておりました。北海道新聞も出ています。(web4月10日社会欄)
HBC(北海道放送)ラジオニュースでも取り上げられ、こちらはアナウンサーが原稿をすらすら読めず、「どっちが間違いなんだ」と私はツッコミ入れて聴いていましたし、また、翌日にはSTVラジオ日高晤郎ショー内でも流れていたのを私は聴いています。
しかし、首相の「いやさかえ」は間違っていなかったとネットで騒がれていますなぁ。
弥栄(いやさか)は地名でたくさんあるようで、記者がそれを早合点して、読み間違いニュースを垂れ流した模様です。
参照:探偵ファイル 麻生首相の祝辞記事・マスコミの方が間違える?/ニュースウォッチ
貼る・ノート2
枝の切り口や、りんごのフラン病の削り痕に樹の癒合促進のためトップジンMペーストを塗布します。
(フジモリ果樹園参照2/4、4/9エントリ)
この薬剤は木工用ボンドと同じ様なものなのです。大瓶1kg入れを買うと、ハケが付いてきます。ところがこのハケは毛足が長くて粘度の高いペーストでは、たくさん薬剤を付けないと塗れないし、伸びも悪いのです。メーカーとしてはたくさん塗って貰った方が良いのでしょうけど。
そこで、使い古しの歯ブラシを使う人が多いのです。しかし、歯ブラシは今度は毛が硬くて薬が伸び過ぎ、効能が疑わしい場合もあります。
数年前から我が家で使っているのは、絵筆でございます。太めの絵筆は、さすが粘度のある絵の具用に作ってあって、毛の硬さもちょうど良く塗布の際、適度な厚さで塗ることができます。
また、普段写真の様に「筆刺し」またはコーヒーの空き缶でも良いのですけど、これに刺していれば毛先の乾燥も防ぎ、次の日に使っても毛先が硬くならずにすぐに使えます。
このネタはずーと前から暖めていたため、写真ではバックの雪がたくさんありますが、今は大部分の圃場で融雪がすすんでいます。