落果防止剤とか臨時散布を除いて、防除歴では最後となる薬剤散布をしました。昨日挑もうと思いましたが、天候不順のため断念。今日は昨日と一変して快晴。薬かけ日和でした。
桃にも半端薬剤かけています。
対象【りんご・梨・プルーン】 5タンク
殺菌剤:ストロビードライフロアブル 3000倍
殺虫剤:スタークル顆粒水和剤 2000倍
りんご3タンクのみCa剤加用 スイカル 1000倍
北海道果樹協会は、8月23日壮瞥町で全道果樹生産者研修会を開き、全道の果樹生産者や行政関係者など約130名が集まりました。増毛町からは、青年部を含めて総勢17名が参加しました。
午前9時半に集合し、まずは現地の果樹園を視察。フジモリ果樹園では北海道で初めて導入されたであろうサクランボの防霜ファンの様子を見学しました。特別に電源の入って回されたファンは、想像以上の風量で皆興味を示していました。
壮瞥で大手となるタカシナ果樹園では、身障者用トイレまで用意された観光直売場を見学。多くの観光客のニーズをとらえて、多品目多品種果樹栽培が実践され、すでに極早生のリンゴも売られていました。
堀口果樹園では、壮瞥ではりんごを経営の柱としていますが、いづれも「観光」で販売されています。
午後は壮瞥の文化施設「山美湖」に会場を移して、先日行われた「サクランボ品評会」の表彰式や、壮瞥の農業情勢などの紹介がなされました。
また、北海道大学準教授鈴木卓氏を招いて、北方圏の小果樹と題して、アメリカの果樹種族保存施設の紹介や、日本にあるが日本人の気づかない見逃されている有望な小果樹の期待を込めた講演がなされました。
研修会終了後、青年部をのぞく増毛果樹協会組は壮瞥で一番大きな防除組合を視察。17件の果樹園が共同で使っているSSを見させていただきました。5台中3台がキャビンと言う先進的な取り組みに増毛一同、感心。皆うらやましい思いと、いつかはキャビンにしたいとの感じたようです。
その後、帰路につくわけですが道中定山渓のホテルで日帰り入浴と食事をとり、何かとゆっくり時間ロスをしながら増毛に着いたのは23時前でした。
暑寒沢稲荷神社の鳥居は、約20年前に建て替えられたそうですが、もう古くて鳥の巣穴が空いていたり、地際が腐ってぐらぐらしたりして、いつ倒れてもおかしくない状態でした。そこで、自治会では新たに建て替えることになりました。
今春、黒岩尻のカラ松を切り倒して、はたまた黒岩尻の農家Hさんに細工を依頼。素人ながらも立派な鳥居が組まれました。防腐剤をぬり、本日22日、自治会役員総出で作業にあたりました。
これまでの鳥居を撤去し、これまで奥まって目立たなかったの場所から道路側に穴を移動。ウチのミニユンボで掘削、借りてきたユニックで設置いたしました。地際はコンクリートを練って流し入れ、より腐れにくい細工を致しました。
最後に赤いペイントを施し完成。作業にあったみんなでパチリと記念写真を撮りました。9月1日2日は暑寒沢稲荷神社祭。そのおり神主さんのお祓いを待つだけとなりました。
久しぶりに読書。数ヶ月かけてやっと読みました「昭和」を生きた台湾青年 日本に亡命した台湾独立運動者の回想1924-1949
です。
台湾と言えば、台湾出身の黄文雄氏の「おごれる中国悪夢の履歴書」や、また日本精神をもつ台湾人「帰らざる日本人」の本を読んだことありますが、今回はあの北海道新聞日曜版の書籍紹介にも載っていたこともあり、この本を春に購入しておりました。
中盤まで日記風にかかれていて、当時の台湾の生活や著者の活動など紹介されています。家族関係が複雑で、名前などちょと覚えられない私ですが、なんとか読み進めました。
後半の台湾から脱出するあたりはこっちまで緊張させられましたな。
日本はいや世界は未だに台湾を独立国として認めていませんが、やはり、台湾は台湾人のものですね。一読者の私、日本人ですが、台湾独立を応援したくなりました。
前回から日にちが開きましたが、本日リンゴ梨プルーンに薬剤散布をしました。くしくもシンクイムシ発生注意が普及センターの情報Faxが入って、タイミングは良いみたい。降雨もしばらく無かったんで、前回散布から20日弱開いても病気は大丈夫と思いますが、ダニの発生は注意したいところ。
今日は早朝にサクランボ雨よけハウスのポリ下ろしをしましたので、SS出動したのが8時過ぎ。風が強くなり出し、めげそうになりましたが、強行しました。
対象【りんご・梨】 4.5タンク
殺菌剤:オーソサイド水和剤 800倍
殺虫剤:ダーズバンDF 3000倍
ダニ剤:コロマイト乳剤 1000倍
りんごのみca肥料 スイカル 1000倍
対象【プルーン】 1タンク
殺菌剤:オンリーワン水和剤 2000倍
殺虫剤:ダーズバンDF 3000倍
ダニ剤:マイトコーネフロアブル 1000倍
今年も(と言っても去年一昨年のこのブログデータは消滅していますが)東京大学の山本光夫先生率いる全学ゼミナールが増毛に来町。帰りがけに当園を訪れました。そもそもは、”「海の森」再生の最前線を体験する”がメインなのですが、増毛に来た以上は果樹も見ておきましょうということで、不肖私が先生となり、果樹園内で東大生8名ほど相手に講義いたしました。
学生の中には、ドバイからの留学生もおり、「明後日帰るからサクランボ持って帰りたい」とのご希望もありましたが、なんぼなんでもドバイまで増毛サクランボが傷まないで保つわけ無いと思いましたが、果たしてどうなるのでしょうかね。
学生達の専門分野はそれぞれでしたが、やはり色々な分野に興味を持たれる優秀な方々に、私もタジタジ?でした。
留萌観光連盟企画の「夏休みサクランボ青空教室&ジャム作り体験」が今日の午後ありました。当果樹園内でサクランボのうんちくを仙北清孝先生(エッヘん)の講義の後、場所を移してのジャム作り体験をいたしました。
今回は10組の親子が参加。サクランボの木の下にコンテナを椅子代わりにして輪をつくり、私(仙北先生)がサクランボが実るまでの苦労とか果物とお菓子の関係など講釈を語りました。
その後は暑寒沢会館にて、サクランボを原料としたジャム作り体験です。フライパンにサクランボと砂糖、レモン少々をアクを取りながらコンロで煮詰めて出来上がり。瓶詰めして殺菌の湯煎して完成。この体験中、留萌に来られていた北海道知事が立ち寄られました。
なんと、増毛町長・知事・留萌振興局長のスリートップによるサクランボジャム作りシーンとなりました。
知事は大変忙しく15分少々で札幌に向かわれましたが、それでも出来たてのジャムも試食され、意外なおいしさにびっくり。この祭、米チェンならぬ「ジャムチェン」してはいかがでしょうかね?
【8月1日追記】
役場のHさんから私も一緒に写っている写真いただきましたので、アップしておきます。Four top映像~?左から[増毛町長・増毛町果樹協会長・北海道知事・留萌振興局長]