先日取材を受けたのが記事になったようで、覚え書きとしてアップしておきます。
9月23日付け朝日新聞北海道版
今年も、素人である私が伝授する簡単ブラムリージャムの作り方をご紹介します。
さっき穫ってきたブラムリーアップル。500gくらいありそうな大きさのヤツです。
芯カビがありますね。まあ、気にせず傷んだところと皮と芯を切り取ります。
ザク切りにして耐熱ボールへ投入。ブラムリーは細かくする必要なし。大きなブロックでもすぐに崩れます。むしろ酸化して赤くならないうちに素速くしましょう。(赤くなっても大したこと無いけど)
では、軽くラップして電子レンジへ。ラップしなくてもいいけど、わき上がってくるからね。
今回は600w9分。量に応じて調整してください。フタをあけるとシュルシュルと縮んでいきました。
砂糖を投入。色を大切にしたいのであれば白砂糖を、砂糖にこだわるのであれば自分好みの砂糖を使ってください。
味見しながら多めに加糖します。
では、クラッカーに乗せていただきまーす。
うーむ、もう少し加糖しても良かったかな。でもやっぱりブラムリーの強烈な酸味と砂糖の甘さとミックスして、とても濃厚な味わいジャムが出来ました。
ブラムリーの映像をインターバル撮影しました。2年前もやりましたが、今回は広角レンズです。
しかーし、微風があって寄った時の映像はブレブレ。しかも斑点落葉病跡が透けて見えているし、もっと青空にしたかったが雲がイマイチの動きだったりと、今回も失敗作です。
それでも一眼レフによるシャッター数約1600ショット、シャッター寿命を縮めての映像なので、ご覧ください。
増毛町の果樹園では現在、農薬散布機SS(スピードスプレヤー)の増車が話題となっており、増毛町の各防除組合では補助金等の申請に向け導入意志決定や、どんな機種でいくのかなど検討しております。
私の属している第一防除組合でも先日会議が開かれ、現在使っている川南式が製造終了となっている事から、ではどのメーカーを増車にするかなど迷っている最中です。そこで、実際にすでに導入し使われている地区のSSを視察に行こうと言うことになり、第一防除組合メンバー3名で19日の朝出発しました。
目的地は壮瞥・仁木・余市の三地区、全行程約500kmの日帰りドライブでございます。雄冬のゲート開通時間に合わせて6:30増毛発、伏古から千歳を高速で、そして支笏湖を通って壮瞥町へ。
滝之町第4果樹生産組合を視察。ココは共立のキャビン3台とキャビン無し3台所有で、キャビン付SSの先進地区。勢いのある産地は違いますなあ。
次に仁木町の種川防除組合。丸山の新型2台所有。キャビンは無いけれど、コンパクトだし4WSで小回りがきく。また4WSはタイヤの減りも少ないようだ。また、送風ギヤが2段階あって、ぶどうの時は弱くできるなど、細やかな設定が出来る。この機種も便利そうである。
次にぶらーっと寄った余市の農機器具販売店では、丸山のキャビン付が展示されていた。隅っこにあったので凄く大きく感じたものの、キャビン内はボタンがたくさんあって、コクピットって感じでかっこ良かったネ。
最後に寄ったのは余市町の野網観光農園。こちらは共立のSSを個人所有していた。4WDであるが4WSは付いていない。しかしコンパクトなので小回りは利くし、問題ないようだ。ただ走行ギャー比がどうも「内地仕様」で遅い方はいいんだけれど、北海道ではもう一段速い散布用変速が欲しいと野網さんは言っていた。
いずれもカタログでは判らない利用者の生の声や実物に触れる事が出来、有意義なるドライブとなりました。SSメーカーは他に長野県の昭信(ショーシン)があるのですが、北海道に代理店が無いのか、私の回りでは利用している方がおらなかったのが残念ではあります。昭信は昔、第一防除組合でも3輪車時代に使っていたので、その後の進化が見たかったのですが、こちらは長野県まで行く必要有りで、今回はパスとなりました。
機種選定は今後会議で決めることになりますが、今回の視察を多いに参考にしたいと思います。今回、快く我々の視察を受け入れてくれた方々に対し、心からお礼申し上げます。
本日9月1日、洋梨エスティバル収穫しました。たった8コンテナですが。
おそらくこの品種は、増毛町で栽培者は私だけかも知れません。見た感じはバートレットとそっくりですが、エスティバルはバートレットより早生で、バートレットよりもやや大きな品種です。まぁ、味もバートレットよりもやや大味かもねぇ。バートレットのプロローグ版と言うところでしょうか。
毎年樹が大きくなるので5本しかないエスティバルも、今年は8コンテナの収穫でした。10日?(それ以上かも)の追熟の後、食べられます。
毎年サクランボ終了後、ポリを下ろしてハウスバンドを片方に寄せて、6本ごとに束ねておりました。
6本丸めて余った部分のバンドを利用し、緩まないようにしっかり何度もくるくるパイプに回し、縛るっていました。しかし、全部のハウスをこの調子で縛ると、約450カ所にもなるので、「縛る」のめんどくせーと、何年も前から思っていました。
で、今回ひらめいたのがコレ。家電の電源コードなどに使う結束バンド。繰り返し使え、耐候性の「リピートタイ」を購入
では6本まとめて縛ってみましょう。丸めるのは面倒ですが、縛らなくてもイイし、力もいらないしなによりスピーディー。
来年、外すときに少しやりにくいかも知れませんが、この方式は案外イイかも。
結束バンドはもういろいろなタイプがあって、迷うのですけれど、私のイメージしていたのは、耐候性でダブルヘッドタイでリピートタイプ。しかしネットで見る限り理想の結束バンドはまだ売られてないようなので、今後の試行錯誤する必要がありそうです。
サクランボに追われて気がつくと、前回散布から2週間を過ぎています。
しかし、今朝がた雨があったらしく、濡れている。サクランボハウスも下ろさなきゃーいけない。
薬剤散布もハウス下ろしも、乾かなきゃー出来ないし、明日は一日雨の予報だし・・・・
で、朝方の雨雲レーダーとX-BAndレーダーを時折見ると、北海道のあちこちで激しい雨となっているものの、増毛はスレスレ降雨なし。ハウスのフィルムが乾くまで、よーし薬剤散布開始だ!と9時過ぎにスタート。5タンクの予定なので、昼食を摂らなければ1時過ぎには終わるだろうと、期待を込めてSSに乗る。
しかあ~し、12時直前、ポツポツと降雨。4ンク目のはじめで一時中断を余儀なくされた。雨は10分も続いただろうか。アメダスでは0.5ミリの降雨であった。午後1:15、葉っぱは濡れているが、これ以上の降雨はしばらく無いと判断し、散布続行した。
※現在15:54、結局この一時的な雨だけだった。マジ余計な雨でした。
【りんご・プルーン】 りんご3タンク プルーン1タンク
殺菌剤:チオノックフロアブル 500倍
殺虫剤:スタークル顆粒水和剤 2000倍
Ca:りんご2タンクのみ スイカル 1000倍
【なし】 1タンク
殺菌剤:オーソサイド水和剤 800倍
殺虫剤:スタークル顆粒水和剤 2000倍
7月1日からはじめたサクランボもいよいよ終息。
本日は正午まで仕事をして、お昼はまつくらのお弁当をパートさん皆で食べて、「切り上げ」しました。
今年は10日ほど早まっていたサクランボは、7月にはいって不順な天候で着色はやや遅くなった感じ。露地のサクランボはほとんど収穫できずカラスとゴメが食べちゃいました。
雨よけハウス内のサクランボ、特に南陽は豊作で、これまでにない作柄でした。しかし、出荷先がJA中心となると、パック詰め作業がブレーキとなり、なかなかスムーズに収穫できなかったのでした。
そのため、8月頭には終了かと予想してましたが、ズルズルと10日になりました。
雨よけハウスは2-3割ほど下ろしましたが、まだまだ掛かったままです。気がつくとほとんどの果樹園では、フィルムが下ろされ、秋の準備と言ったところで、「取り残された」感があります。
撮り鉄だの花火の写真だの浮かれていたワケではないのですが、サクランボが忙しくて、りんごにハンラク(斑点落葉病)が出ているとYさんから昨日忠告あって、じっくりりんごを見回してみると、確かにハンラクががスゴイのですが、サビダニと思われる葉っぱも数多くありました。前回の散布から湿りがちに日が続いて、ちょっと忙しさにかまけて散布時期を見逃してしまった感じ。反省。
【りんご・梨・プルーン・桃】 5タンク
殺菌剤:ストロビードライフロアブル 2000倍
殺虫剤:ダイアジノン水和剤 1000倍
ダニ剤:カネマイトフロアブル 1000倍
Ca剤:スイカル 1000倍(一部りんごの3タンク分)
【28日追記】
サクランボにもショウジョバエなどの懸念から、農協出荷の無い今日(28日)散布しました。本来ならば南陽や紅秀峰のみに散布したいところですが、収穫望めない水門などにもショウジョバエ発生防止のために散布しております。
【サクランボ】 3.5タンク
殺菌剤:オンリーワンフロアブル 2000倍
殺虫剤:アディオンフロアブル 2000倍