「きたろう」ならぬmonotaRoなのですけれど、ユーザー登録しましたら商品を厳選したカタログ「ベストセレクション」が送られてきました。でもマニアの私として欲しいのはもっと詳しいカタログ1680ページの「RED BOOK Vol.4」。ネット画面でも見られますけど、やはり手元でパラパラと開いてみたいです。でも注文歴がないとタダでもらえないので、とりあえず買ってみたのが「キャスター」です。 これまでコンパネを60センチ四方に切ってホーマックで買ったキャスターを付け、手作りの台車を使っているんですね。
乳母車タイプですと木枯らし紋次郎「大五郎とチャン」ですけど、これは板だけなんで「板五郎」と我が家では名付けているんです。
この板五郎、しかしゴム製キャスターのためリンゴの入ったコンテナを積み重ねると、動きがすこぶる悪くなるんです。いつかプラスティク車輪にしたいとかねがね思っていたので、この度monotaRoに注文しました。
これまでのビス穴と同等にしたかったので、ハンマー製となりましたので、ホーマックよりも安いのかは不明です。しかし、最初からこのボードを作るのであれば、ノーブランドキャスターにすればかなり安く出来ますなぁ。
5枚のボードを替えましたが、もーね、スイスイと動きますよ。コンテナを3段(6箱)のせても抵抗なく動くし、もっと早く替えておけば良かったなぁ。
まだ数枚の板五郎があるので、追加注文して全部ナイロン車輪にとりかえよーっと。
今朝のテレビ、ズームインで、みつがびっしり入ったりんごが紹介されました。
全国放送枠で、青森平川市からの中継。ぼた雪が10センチ以上も積もったような中、ミツがビッシリはいる「パプル」が取り上げられ、若き栽培者の解説がはいりました。
「パプル」は、熟す頃になると落果がさけられないとのことで、地上に落ちないように夏みかん販売用のネットを落果前にりんごを包み、端を枝に縛っておいく。熟して枝からりんごが離れたらそれを回収する事により、完熟するまでりんごを成らせることが出来るというものでした。
私は正直いって「パプル」というりんごは初耳。ミツがビッシリはいるりんごは、「こうみつ」があります。(当果樹園ではまだ導入していません) しかし、外観からするに「こうみつ」ではないようですし、登録を検索しても「パプル」は出てきません。
まっ、こういうりんごがあるんだなっと、果樹業である私も一般視聴者と同じ目線でTVをみていました。
参照「こうみつ」:1・2
増毛から蜜蜂達が九州へ旅発った次の日の14日、北海道新聞夕刊の一面に「ミツバチ受難」の記事がデカデカと載っていましたので、覚書としてアップしておきます。
参照:7月13日エントリ悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」
7月28日エントリ「トンボとミツバチ」
ちょっと、エントリに間が空きましたので、雨降りのこの時間を利用して駄文を書かせていただきます。
昨年は11月2日に収穫した「きたろう」ですが、今年は10月下旬に全てもいでしまいました。去年より若干樹が大きくなりましたので、収量も若干多くなりましたが、まだまだコンテナ数箱位で依然としてマイナーなりんごでございます。
「きたろう」は、「ふじ」と「はつあき」の掛け合わせだそうで(参照1・参照2)果皮が黄色いので「黄太郎」としたようです。漢字よりひらがな表記の方が一般的だと思います。
黄色いから「黄太郎」、じゃー甘かったら「甘太郎」かい?。清かったら・・・。あっ、そうそう、総理大臣も「太郎」でございましたなぁ。
「きたろう」と聞いて増毛の人ならば「石崎喜太郎」氏を思い浮かべるべなぁなどと思いつつ、このマイナー品種に思いを寄せているのでございます。
そういえば、HBCラジオ朝8時20分頃のCMでかかる「ものたろう・ものたろう・・・・」の歌が、脳裏に残って困るんですけど。そこでネットでMonotaRoのHP見ると豊富な工具や消耗品がありますし、ワイパーブレードなどが安いなぁ。早速カタログを請求してみようっと。
本日の農業新聞に青森県で育成したりんごの品種が単純な事務ミスで登録できなかったニュースが載っていました。ネットでは各紙にも出ていましたが、陸奥新報が一番詳しいので、覚書としてアップしておきます。
以前、まだ選抜候補段階で注目されいてた「すり下ろしても変色しないりんご」などの品種が県の農水省への登録料数万円未納で、登録出来なくなったようです。
私も「すり下ろしても変色しないりんご」は、興味津々なので、是非入手したいものですがどうなるのでしょうか。青森の苗木屋さんの本年度版カタログにはすでに載っているようですが、私はまだ見ていません。
それにしてもですね、農水省も県も我々「庶民平民」とすればどちらも「役所」なのですから、そこまで厳格にしなくても、何とかなったのではないかと思うんですけど。このドタバタ中に「漁夫の利」を狙う輩も出たりして。そっちが心配です。今や産地間競争を越え、国際化しているさなかですので、中国や韓国に乗っ取られないような視点もほしいかなっなんて思っちゃいます。
もともと果樹には突然変異する事がまれにあって、その樹と違う性質の枝が出ることがあります。我が家では「ハックナイン」の着色する「枝変わり」がすでに発見されています。
日本で一番栽培されている品種で今や世界を席巻する勢いの「ふじ」は、もともと「国光」×「デリシャス」の掛け合わせで誕生したのです。しかし当初その実は味は良いものの、果皮の色が悪くて見るからに不味そうでした。
しかし、ふじが沢山植栽されるとその中に着色のよい枝がつぎつぎと発見され、現在は「ふじ」の着色系が盛んに栽培されています。苗木屋さんのカタログによれば「らくらくふじ」「小町ふじ」「ジャンボふじ」「長ふ6号」「峰村ふじ」「2001年ふじ」などなど。
また、色だけでなくて収穫期が異常に早い枝変わりも発見され、「やたか」と命名されたのです。
さらに「やたか」の着色する枝変わりが続々出てきて「早生ふじ」とか「弘前ふじ」「紅将軍」などです。「昂林」もたぶんその系であるはずです。
しかし、「枝変わり」の枝を継木して増やしてみますと、経年するにしたがいいつの間にか元にもどる「先祖帰り」が起こることもあります。我が家では「やたか」をいち早く植栽しましたが、ほとんど「ふじ」とかわりばえしなくなっています。そろそろ更新時期かと思っていました。
その矢先、うちの「やたか」に枝変わりを見つけました。写真では分かりにくいのでコントラストを強調してみましたが、明らかに着色が違います。収穫期は「やたか」より遅いようですけど、家のオリジナル品種となるでしょうかねぇ。
参照:青森の片隅から
今年も札幌三越デパート10階で、ホクレン大収穫祭が開かれており2日目の今日、手伝いに行きました。今年で37回目だそうで、増毛の果物は当初から出品しています(台風落下年を除く)。毎年生産者も交替で手伝いに行っています。昨日の初日は相当にぎわったようですが、2日目も忙しさは衰えていませんでした。
場所も去年と同様エレベーターのすぐ前で、お客さんのアイキャッチにうってつけの場所。今日は旭・つがる・ネロ・マリラ・千両・プルーンを販売。結果、去年より若干多い売上となっているようで、我々の苦労も報われます。階段を何回も昇りましたし、ズーと立ちっぱなしでしたので、足がジリジリとした疲労感につつまれています。
結局、夜7時過ぎまで手伝いまして、店を後にして大通りに出ますと札幌テレビ塔の奇麗なライトにねぎらっていただいた思いがしました。
昨日から今日にかけて、ハックナインを収穫しました。また、それとは別に、稲わらロールを浜益より搬入しました。
この稲わらは、堆肥に混ぜたり、石が多くて乾燥しやすい場所やブドウの下に敷き詰めたりします。稲わらを敷いた所とそうでない所の違いは、はっきり出るわけではありませんが、やはり干ばつになりにくくなるようですし、歩いてもフワフワするので気分的にもよいです。
さて、「ひめかみ」も半数くらい収穫しました。一つかじって見ましたよ。「ミツ」の入りは上々ですし、いつもは酸味が多いこの品種ですが、今年は甘味が勝っていて、食べやすかったですし濃厚な味わいでした。「ひめかみ」も食べ頃を迎えていると言えます。
えー、本日ナシの千両をもぎました。昨日の風で少々落ちました。千両はもうすでにうっすら黄色くなっているのもあり、今年は生育が進んでいます。
直売場がりんごやプルーンなどの品揃えも進んで、売場が充実してきましたぁ。そんな矢先、本日夕方、ハーレーダビットソンにまたがったおじさん軍団が直売めがけてご来園されました。
メンバーは富良野や旭川近郊のハーレー愛好家で、ハーレー独特の腹に響く排気音をとどろかせてやって来ました。乗っいるのは定年間際の「おじさん」でありますが、ハレーには黒ジャンをまとった分別あるおじさんが似合いますなぁ。サイドカー車両も一台ありました。
どれもピカピカに磨いていろいろこだわった手入れされていて個性を発揮しているのですが、特筆すべきは右写真のハーレーですよ。ウインドシールドの「Harley-Davidson」のエンブレムは手作り手彫りのプレートを貼ったのだそうですよ。
1300cc二気筒。うちの軽トラは660cc三気筒だから、軽トラ二台分のエンジンな訳ですよこのバイクは。で、吸気のエァークリーナーらしき丸いのが付いていますが、このバイクは浮き彫りのこの丸いお飾りかっこイイ。でもこれ、ドイツのおみやげで貰った皿らしいですよ。これに縁を付けてカバーとしたみたいです。また、このバイクにはその反対側にエンジンを強制的に冷やすファンを付けています。これ電動ファンなのですが、これ、台所で使うナベだって。このバイクの持ち主さんは、電気店なんだそうですよ。前輪カバーの小さいバンパーのようなこのフレームもかっこイイでしょう?これね、冷蔵庫の取っ手を加工したんだって。言われなければ解りませんが、言われると「そうそう」ってなりますねぇ。
でもやっぱのこのお方は、手先が器用を通り越してもう異次元の方ですよ。前輪カバーに付けているワシの頭ですけれど、これも手作り。ステンレスを羽一枚一枚切ってハンダ付けしたとのことですよ。もう芸術です。
本日の朝、STVテレビ「ズームインSUPER」で余市町の山本観光果樹園から中継がありました。北海道だけの放送のようでしたが、りんごや梨狩りが取り上げられておりました。
影像のりんごは増毛ではまだチョッと早い「早生ふじ」でして、さすが増毛より暖かい余市だなぁ、と見ていました。しかしリポートでは「ミツいっぱい」と言っておりましたけど、もぎ取ったりんごを割った影像にはミツは少々しかはいっていなくって、ちょくり無理したなぁと感じましたよ。
梨は千両が紹介されていまして、まっ、オーソドックスでした。
てっきり山本社長が出演するかと思いましたが、たぶん本人が遠慮したのかと。かわりに従業員と思われる「おばちゃま」が出ていました。
それにしてもりんごの成っている影像はみごとなもので、山本観光果樹園のみならず北海道「りんご」のPRに役だったのではないかと思いました。