12月 052011
 

 高校生の時、力不足ながらも写真部部長やった事があり、そのときCanon EFと言う一眼レフを使っていました。
 いつしかデジタル時代に突入し、デジタル最初のカメラはオリンパスの80万画素でした。その後、オリンパスウルトラズーム(200万画素)、カシオエキシリム(500万画素)、ニコンクールピックス(10M画素)、オリンパスμタフ(10M画素)、そして一番のお気に入りはキャノンPowerShotG11(10M画素)と6台のデジカメ暦を持つ私です。そして新たなステップを乗り越えて遂にデジタル一眼レフカメラCanon EOS 7Dを入手しました。
 EOS 7Dは発売からすでに2年経ち、そろそろ後継機が出てもおかしくありません。しかしPowerShot G12の後継もそうですが震災の影響もあるのか、なかなかアナウンスされません。しかしネット価格はかなり下がっています。
 買った先はヨドバシカメラのネット上。18-200のレンズキット込みで、ポイント10%あって約14.5万円で、実質約13万円でした。アマゾンの当初の価格(参考価格)が約26万円ですから、ほぼ半額の値段になったわけです。ちなみにAmazonでも同品ありますが、長い在庫待ちとなっていました。
 まぁ、2年経っていてもスペックは現在でもトップクラスだし、価値としてはまだまだ十分だと思いましてこの機種にいたしました。
 ただ、いろいろネット記事見ますとこのカメラは暗いのに弱いとの情報から、修正するソフトLightroom 3乗り換え特別版も購入。コチラはamazonが本も同時に買うと1000円値引きセールでしたので、CF32Gカードと合わせてアマゾンがら購入しました。
 ヨドバシからは、カメラと同時にレンズ保護フィルタと、液晶保護シールも購入しています。
 写真は、芸術的に背景をぼかすなどのテクニックがありますが、一眼レフの場合レンズ次第で自在に写せます。しかし、写真って一瞬を切り取るので、その瞬間にカメラを持っている必要があり、やはり気軽に携帯できるコンパクトカメラも捨てがたいものがあります。私がこれまで一眼レフにあまり興味が無かったのは、常備携帯してシッターチャンスを重視していたからです。でもやっぱり多機能である一眼レフが欲しくなるのでございますねぇ。
 たぶん今後はレンズの誘惑が待っているはずですし後継機もじきに出てきて、このカメラもすぐに陳腐化するかもしれません。まっ、しばらくはあちこち写真を撮りまくってこのカメラを使いこなしたいと思います。 

12月 032011
 

神奈川のSさんから、2日のブラムリーファンクラブのオフ会で出されるドイツ菓子が送られてきました。あのE1がこんなにおしゃれになって帰ってきました。
 お作りになったのは、ドイツで修行して藤沢にお店を構えるaus Liebe(アウスリーベ)。同梱のパンフレットには美味しそうなドイツ菓子がたくさん載っていました。
 サクサクのビスケット地に囲まれアーモンドが敷き詰められた内部にはブラムリーがふんだんに入っていました。コレは手間がかかっている!と直感しましたネ。食べてみますと、アーモンドの香りの後、ブラムリーの強い酸味が口内を刺激しますが、砂糖やバターが食味を引き立たせ、濃厚な味わいにしてサッパリとした後口。
 ちょっとづつ食べたつもりが、一人で1/4ほど食っちゃいました。
 オフ会にはいろいろなお菓子が出されていたようで、コチラとかコチラ、出席されたからのブログ記事コチラ。盛り上がっていた様子が伝わってきます。このよな形で集い、語られているなんて生産する我々もそうですが、果物にとっても幸せなことでありますなぁ。
 わざわざ贈ってくださったSさん、ありがとうございました。 

11月 232011
 

 コープ札幌が産地交流する企画「Doさんぽ:大地のめぐみを再発見」は北海道果樹協会と協賛し11月23日、札幌エルプラザで、りんごを使ったスィーツ作り体験をしました。
 今回は増毛のくだものを使い、講師には札幌東区の洋菓子店リブゴーシュドゥラセーヌの礒部さんを迎え、12組の親子で「カトルカール」などを作りました。
 挨拶の中で、私、まぁ、増毛町果樹協会を代表して一応のPRをいたしましたが、お菓子出来上がりの時のスピーチで、勤労感謝の日の欺瞞について言っちゃいました。
 「勤労に感謝して休日にするのはおかしい」ってなわけで、今日は新嘗祭。収穫に感謝する日と認識するのが正しい日本人の精神だたと、熱く語ったしだい。多少会場が静まりましたが、お菓子の甘い香りで雰囲気はなんとか穏やかに保てましたね。
 
さて、出来上がったカトルカールはこちら

11月 212011
 

 11月21日午後、苫前町フワットで農業委員の研修会があり、増毛町からは事務局含め8名が参加してまいりました。
 時折の吹雪の中、国道を北上すると大椴あたりがすごい潮の花って言うのか、泡が道路一面を覆っていました。

研修会では農業会議職員からの説明がありましたが、政府の今後の農業方針なども聞きましたが、改めて今の政府の打ち出す考え方ってのは、現実に則さないなぁと感じた次第。
 TPPを推進してしかし、食料自給率50%を目指し、20-30haの大規模化推進する。
 北海道はすでにそうなっている地域もありますが、大規模化って賃借も推進するだろうからこれって現代版小作農じゃーないのかなぁなどと思いましたね。

11月 182011
 

積雪が多くなりましたので、電牧柵の電線を回収しました。この電牧は延長約2キロで、暑寒沢の奥の果樹園までつながっています。電牧の機械は16日に外しているので、等果樹園の該当する部分の電線を撤去したしだいです。

11月 162011
 

 春の開花時にお世話になったミツバチ達が本日トラックに積み込まれ、鹿児島県南九州市に向けて出発しました。
 今年も開花期はあまり条件は良く無かったですけれど、結果的に受粉交配はまずまずの成り具合だったのは、やはりミツバチの活躍のお陰であります。そのミツバチ達は増毛での今年のお役を終了し、薩摩の花を求めて旅たちました。
 今朝は、昨日の初雪からさらに雪が積もり、巣箱を置いていた場所では15センチほどの雪で、除雪作業から行いました。ミツバチの旅たちで、こんなに雪があるのは初めてです。
 巣箱はバイトに行っていない青年部員にお手伝いいただき、大型トラックに積み込みされています。気温が低いためミツバチ達はおとなしく、巣箱から羽音はしていませんでしたが、網の部分にはたくさんのミツバチが見えておりました。来年の春にまた再会できる日まで蜂屋さん共々しばしのお別れでございます。

さて、積み込み終わって帰ってみると、ウチの前の永寿川にはカモの姿がありました。いつもはすぐに逃げてしまうんですけれど、写真撮り終わるまで近くに居てくれたので、パチリしてみました。

11月 102011
 

8日朝、暑寒沢奥の果樹園に熊が出没して、未収穫のりんご(王林)を食害していた熊が、先日8日朝捕獲されました。このニュースは日刊留萌新聞10日付けに載っておりましたので、改めて私のブログでも取り上げておきます。

 記事では7日となっておりますが、捕獲されたのは8日朝の間違いです。

 ネットではカラーで写真を見られます。HOKKAIDO NEWS LINK
 おそらくこの熊は、去年私がスキー場の奥で目撃した熊だと思います。(去年のこの記事はHPから消滅しています。)
 11月に入って暑寒沢の奥の果樹園で、りんごの樹がなぎ倒されいてたり、高い枝が折られていたりしていました。6日、撮った写真をアップしておきます。この時はハンターが同伴していました。

 


りんごの糞がたくさん落ちていました。(モザイク無し映像はこちら)
 りんごの木の高い部分の枝が折られていることから、相当大きな熊であることが予想されていました。また、民家も近かったことから不安な日々が数日続きましたが、捕獲されてまずは一安心です。
 射殺された熊の目はつぶら(グロ注意)でしたし、お尻は大きいながらも可愛らしい部分もありました。熊には罪はありませんし、かわいそうですがこれだけ民家の近くに出没し、なおも果樹木やりんごを食害しているのですから捕獲もいたし方ありませんでした。

【12日追記】12日付北海道新聞朝刊にも載っていましたのでアップしておきます。

11月 062011
 

 フランスで修行経験のあるホテル務めで小樽在住の同級生のシェフがいるのですが、先日何年かぶりにTELがあって、「ブラムリーって言う酸味の強烈なりんごがあるぞー!お菓子に最高なんだよ」と見本を送ったところ、パイになって返ってきました。

 ブラムリー入りのパイは、酸味が効いて大人の味~でした。また、ブラムリーで作った砂糖控えめのコンフィチュールの瓶詰めの方も、さっぱりした味でやみつきになりそうでございます。パンやお菓子のトッピングによろしいのではないでしょうかね。
 黒いビンはフランスから輸入されたイチゴとチェリーのコンフィチュールだそうで、後ほど味見してみましょうっと。
 ところで、コンフィチュールとジャムとどこが違うのか、ジャポネーゼの私には理解出来ないのでございます。

11月 032011
 

2006年にも書きましたが、品種に関してあれから新しい情報もありませんけど、今年もマルメロが良い香りを漂わせています。
大きい方はカラスに突かれてキズが多く、そのキズから腐れる事もしばしばです。

小さい方のマルメロは産毛がしっかりしていて、でもやや脂上がりしているようで、触るとつるっとします。

マイナー作物を大々的にHPに載せるのもなんなんですが、ご来園の折には是非香りを嗅いでみてください。

さてりんごは、赤いハックナイン、ジョナゴールド、北斗など収穫中です。

10月 292011
 

収穫の秋は食べ頃品種が揃う秋。直売場には数多くの種類が並んでいますが、これから収穫される品種もあります。
当果樹園で発見して増殖したハックナインの枝変わり。ベタだけど鮮やかに赤くなるハックナインです。
11月に入ったらハックナイン・北斗・ジョンゴールド・きたろう・ふじなど収穫して行きます。

10月 202011
 

 今週火曜日18日より24日までの一週間、札幌三越デパート10階でホクレン大収穫際が開かれております。今回は記念すべき40回目と言うことで、漁連をまじえての収穫の秋と漁獲の秋をアピールしながらの開催となりました。
 増毛の果物は不作の年を除いてほぼ毎回出展し、相当の売上をしております。
今年も、つがるや旭、レッドゴールド、洋梨のマーガレットマリラ、千両、プルーンなどを販売しております。毎回あまりの忙しさで、果樹農家も応援に出向いており、私は三日目20日に行ってまいりました。
 売り場ブースは近年同じでエレベータの真っ正面です。
 20日はホクレンからも4-5名とマネキンさん3名体制で接客していたため、私はもっぱら屋上にストックしてある果物の搬入とか、接客とか、商品説明とか雑用をしておりました。天気が良かったのも相まって、三日目にもかかわらずお客さんは多く来られ、会場は混み混みとなっていました。
 数年前からスィーツなども売られるようになり、今年はお魚も登場してより充実された商品ラインナップになっており、お客さんも楽しまれたのではないでしょうか。

10月 152011
 

増毛町農産加工組合で委託したバートレットで作った洋梨ジュースが出来上がりましたので、委託加工先の(株)北王よいちへ引き取りに行きました。はたして今年のジュースのお味はいかに・・・・
 久しぶりに社長の小田氏と立ち話でしたが、お会いすることが出来ました。北王よいちは今年、工場を新築するとの事です。加工委託が多くなり現在の工場では手狭のため、現在の隣の斜面を削って敷地を確保。思い切った規模で拡張するそうです。

10月 132011
 

本日、13日、札幌市の市民生協北12条店2階で北海道果樹協会主催の道産果物PR企画「くだものフォーラム」が開かれました。
フォーラムでは道果樹協会が募集した「道産くだものサポーター」や関係者ら約50名が参加しました。洋ナシの添加物なしの簡単コンポートの作り方なども紹介。また、現在獲れている各品種のりんごや梨、プルーンなどの試食会もプログラムされています。また、同時に生協ルーシー店や西友西町店でも即売会も開かれました。
・・・と、言う私は荷物こそ朝に搬入したものの、北海道ロコにも行ったため、会場にはほとんど出られず内容は詳細にできません。あしからず。

10月 112011
 

 最近のりんごはどれも「甘さ」を追求して品種改良されています。17-18年前、増毛でも増毛のりんごジュースを造りたいと始めた11件の果樹園グループ「増毛町農産加工組合」では、品種別ジュースではなく多品種のミックスジュースを当時創業した「北王よいち」に依頼。そこから増毛ジュースの歴史が歩み始めました。しかし、品種改良されていくりんご品種界では酸味系がどんどんと少なくなっていきます。そこで何か酸味の利いた品種は無い物かと北王よいちに相談したところ、「E1」があると紹介され、ジュースグループは各10-20本のE1を植えたのです。
 しかしほどなくしてジュースの販売量が減少していき、E1の樹が結実を増やす頃には生産過剰となっていきました。「こんなどうにもならないりんごを作っていられない」とジュースメンバーはE1を伐採していきました。私はその代表でしたから、伐採せず(5本はかれましたが)我慢して栽培を続けていました。
 E1がブラムリーズシードリングであると知ったのはつい数年前の事です。E1は200年の歴史がある事やその物語があって、ブラムリーファンが多く、また増加中である事もしりました。そして、今年はさらにブレイクして多くの方からお問い合わせを受けるようになりました。
 そんなブラムリー、本日収穫いたしました。

幼果期の摘果がきつかったせいか今年は特に大玉となりました。巨大なものは直径15センチくらいのものもあります。
個人向け発送ですと問題ない収穫量ですので、ご注文された方には発送できるかと思います。ただ大きいですけど。

 
他にも収穫は、りんごではノースクィーン、旭を収穫。先日は津軽も収穫完了しました。
また、プルーンもサンプルーンを収穫しながらもベイラー(写真右)とくらしまプルーン(写真左)も収穫しました。

// // //