12月 292008
 

書くこともあまりないので、今回は軽めの内容で。最近動画に少々はまってしまいました。
ちょっとシーズンが過ぎましたが、12月は直売場に流す軽快ミュージックはクリスマス特集でして、Live365から流していました。耳に残ったのが「12 Days of Christmas」で、まっ、クリスマスの数え歌みたいなものでございます。1から12まで繰返して歌うんですが、とりあえず一目瞭然と言うことでこちら・・・

歌詞に洋梨の樹が出てきますから果樹園にも関わりがあるっちゃあります。
この動画は正統派。歌詞が出すからわかり易いです。YouTubeに入ってこの繋がりで見てほしいのですが、オリジナル画像を当てて作っている動画がたくさんあります。その中で一番すごいなぁと思ったのはこちら。ちこっと替え歌ですが、この動画は相当のご苦労でしたでしょうなぁ。
http://jp.youtube.com/watch?v=w3E9GiEgcSY
カレー編には笑ろた。こちら
http://jp.youtube.com/watch?v=limw0i17Mcw
さて、この歌はパロディーが出ていまして、クリスマスの12の苦痛って事で「12 Pains of Christmas」動画が一杯ありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=dB08UdIpHR8
http://jp.youtube.com/watch?v=XH-He10OZ_E
日本のマンガに合わせた動画もありましたなぁ。

さて、Prof.Duo的日々から入ったニコニコ動画では、陸上自衛隊のカレー作りがありまして、コーヒー牛乳投入が衝撃的。でもウマそー。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1129582
しかしね、そのつながりで見た海上自衛隊のカレーは超超本格一流カレーで一度でいいから味わってみたいっ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4830042

また一方、日産の新型スポーツカーと言うよりスーパーカーGT-Rと公共交通機関が日本横断してどちらが速いかって、イギリスBBCの番組「Top Grear」でやったんですなぁ。感動しますた。この番組では以前、アジアンカー(日本車を除く)をコテンコテンに酷評していた番組でした。


ニコニコ動画が見られない方はこちらYouTube版で翻訳はないけど。
その1 http://jp.youtube.com/watch?v=SBsD8zArBhE
その2 http://jp.youtube.com/watch?v=QXbnz2eKLHM
その3 http://jp.youtube.com/watch?v=zqDi9XsZgng
その4 http://jp.youtube.com/watch?v=Q3OA70-togA

12月 272008
 

2008-12-27.jpg 一昨日は雨模様で夜になって風雪となりました。昨日の朝は湿った雪が積もり、電線やブドウの棚の針金には雪が付着しました。増毛では一日中吹雪状態でしたし、道内あちこちで交通傷害の報道がなされました。まっ、冬本格化と言うことで、このブログのヘッダー写真を入れ替えることにしました。
 肉眼ではブドウ棚に付着した雪がたいへん奇麗だったのですが、やはり写真に撮りますとそうでもないです。青空が出ると写真映りも良くなるでしょうが、まっ、私の腕と機材ではこれが限界です。

12月 232008
 

2008-12-24.jpg 増毛町はどれくらいの果樹規模なのか?面積は?樹数は?ずいぶん前に洋梨を全数カウントしたことはあっても、現在実数は「だいたい」でありました。そもそも自分の経営においても、樹が何本あるのかって数えたことも無いし、ましてや品種別本数面積なんて分かるはずも無い。
 これじゃ地域の計画も立てられないし、災害時の被害額算定も適当に出すしかない。そこで、増毛町が中心となり、果樹園の実態把握のため各自「園地図」を作成することになりました。
 我が家では畠が分散されているため、大変面倒な作業となります。樹種別の面積なんてどうやって出せばよいのか。畠が四角くなっていれば距離で面積が出ますけど、多角形ですと図面に落として三角形に分割して・・・・これ中学の算数ですなぁ。
 そうだ、オイラの携帯にはGPSが付いているではないか。こんな機械も出ているが、携帯GPSでしかもタダで算出できないのか。
で、とりあえず園地の角となる部分の緯度経度を測定して見ました。
 私の携帯GPSでは緯度経度表示が ##度##分##秒.### と出るわけです。んで、帰って来てGoogle地図の便利な機能「地図から距離、面積を得る」に入力。しかし、問題が。
 地図への入力単位は、度以下の少数は10進法。つまり携帯での数値を変換する必要あり。ネットで探してEXCELで変換式を探した。こちらをヒントに携帯GPS数値を変換して先のマップに入力してみました。
 地図を拡大すると「すげー」ってくらいばっちりなのです。間違った入力を戻すことが出来ないので、正しく入力することが難しいですけど。
 だかしかし・・・ここで根本的なる問題が。携帯のGPSの精度であります。一体誤差はどのくらいなのか。で、改めて説明書を見ますと、誤差最大50メートルだって。なぬなぬ、これでは実用にならんぞーっ。
 てな訳で、樹種別面積は現在挫折中。

12月 172008
 

 2008-12-17.jpg一時雪が降ったので断念ぎみでしたが、今日は気温上昇し増毛アメダスでは14時で11.1度と12月中旬では珍しい「小春日和」となりまして、雪がほとんど融けたのを幸いに土壌分析のためのサンプリングをしました。
 分析には一カ所数千円かかるようですが、今なら補助されると言うことで、当果樹園では圃場5箇所を選定。写真のようにスコップ一杯分掘り、掘った縁を若干、土を削いでスコップの両端の土を切り落とし残った土をサンプルとして採取。これを一圃場、本来は四隅と中心の5カ所分を取るのですが、面倒なので対角に3カ所の土を一袋分として採取したのでございます。

12月 162008
 

 昨日は前回紹介した本奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録について書かれたブログをたくさん見ました。中には本の内容をほとんど暴露しているブログがあって、そこまで書かなくても良いのにと思ったり、本の文面をたくさん引用していたりするブログもありました。読破している人ならば、そのようなブログを見て共感する部分もありますが、まだ読んでいない人にとっては推理小説で犯人を教えているようなモンで、大変な違和感を持ちました。
 しかし、数々の読後感は、いずれも高評価です。amazonのレビューも星が多いです。無農薬栽培の可否はともかく、果樹関係者以外でも是非読んでいただきたいお薦め本であります。2008-12-16.jpg
 さて、このブログ機能「MovableType」のバージョンを4.21から4.23へとアップしました。見ている分には、全く変わらないのですけれど、セキュリティーの部分で脆弱性の改善が上がったようです。
 でも私のブログの未だ解決していない不都合
1.古いエントリの本文表示が出ない。(月別アーカイブでは表示されるのに、2007年8月19日以前の個別アーカイブがでない)
2.RSDが出ない。ATOMは正常ながらRSSの1.0、2.0が出なくてRSSバーなど連動している人にはご迷惑をおかけしている。
3.アーカイブ表示時でサイドバーにでるカテゴリが重複表示されるカテゴリがある
 などは、解決されていません。私にはどうしたら解決されるのか全く判らないので、解決法をご存知の方は、ご伝授下されば非常に助かります。

12月 132008
 

 amazonをさまよっている内に見つけた本奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録を読みました。2008-12-14.jpgリンゴの無農薬栽培なんて不可能というのが我々果樹農家の常識ですから「我々と敵対するとんでもない本が出ている!」と早速注文していました。
 私がりんごの無農薬栽培で思い出すのは約20年前、仁木町で無農薬栽培を取り組んだ隣の果樹園を訴えた事件がありました。その後に和解勧告されたと思いますが、その後無農薬栽培リンゴ園がどうなったのか私は知りません。
 さて、本書は今年出版されていますが、内容はNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」で2006年12月に放送されたようです。私は見ていません。
 私の読後感ですが、木村秋則さんと正反対の慣行農業をしている私でありますが、正直言って木村さんを応援したい気持ちになりました。だからといって私もしくは我々がすぐに無農薬栽培に取り組めるかといえば、それははるか高い高いハードルが立ちはだかっていると思います。しかし、リンゴに限らず現代の合理的な作物栽培法はいつか破綻するかも知れないし、石油によって延命されているだけの事かも知れないと著者石川氏は教えてくれています。私もその通りだとお思いました。
 明治の頃には農薬が存在していなかったわけですが、無農薬栽培する木村さんの栽培は単に時代を戻ったと思われるかも知れませんが、そんな事は全くなく、木村さんの挑戦は科学であり、むしろ未来を掲示しているのではないかと思いました。
 「無農薬リンゴなどできるわけが無い」とは果樹業者であれば常識中の常識でありますが、果樹業者であればなおさらこの本の一読をお勧めします。もちろん、木村さんのような真似は出来ないですけれど、木村さんの心意気を垣間見ただけでも励みになります。
 またより専門的にこの農法を知りたい方はこちらの本「自然栽培ひとすじに」が参考になるかも。いずれ読んでみようと思います。

12月 102008
 

2008-12-10(2).jpg 本日午後から暑寒沢会館で来年度に向けての農薬選定やイエスクリーンの取り組み、樹園地マップ作成などについての講習会が増毛町果樹協会主催で開かれ、果樹園主など30名が参加しました。

 農薬は年内にまとめて注文すれば安く買えるとの事で(稲作ではすでに行われている)、果樹もはやめに注文をかけるべく、例年2月に行われていた農薬講習会を12月に早めて開催したものです。
 まず、普及センターから今年の果樹状況の説明・報告を受けました。2008-12-10(1).jpg今年の気象における推移はグラフに表すとかなり特徴的で、まず4月の異常な高温が目に付きます。この影響で一気に生育が進み5月9日夜から10日朝の悲劇的なサクランボ低温霜害に突き進むのでございます。秋は9月10月が比較的高温で推移し、リンゴなどの肥大やミツの入りに好影響をもたらしたのだと思われます。
 気温・日照・降雨の3要素で特徴的なのは、7月8月が日照と気温が比例していない事です。つまり雨なのに暖かかったり、晴れていても高温とならなかったのですね。これが具体的に果実へどう影響したかまでは判りませんが、気象の不思議を垣間見た思いがしました。
 気象に影響されるのは果樹だけでなく、憎き害虫の発生も左右されます。今年は葉巻虫の発生が5日早く、発生グラフの山がずれてプロットされています。(こちら)
 他の害虫も看過できない発生を見せているため、来年度もコンフュザーなどの交信攪乱を施しながら、適正でしかも減農薬しながらYes!Cleanに沿うように農薬散布歴案を作成しようと、確認したのでございます。

12月 082008
 

 北海道新聞は、今日12月8日は開戦日であるから、いろいろ顧みるそうです(こちら卓上四季12/8)。しかしネットですが他紙ではこんな記事が・・・・
漂流中に日本海軍「雷」が救助、元英大尉「恩人」の墓訪問(読売オンライン)
英兵救助した旧日本海軍の艦長しのび墓前祭(産経ニュース12/7)
 工藤俊作艦長のエピソードは以前TVで紹介されていまして、私もそれで知っていました。
敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長知らなかった人はこちらの動画サイトから
http://jp.youtube.com/watch?v=B0TIBmyTR1A
http://jp.youtube.com/watch?v=iMWy8wW1VSg&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=qhxMP9RrLwk&feature=related
 とかく悪とくしか言われない日本兵ですけどこんな美談が埋もれていたんですよね。そのサミュエル・フォール卿が今年の12月に再来日するとどこかのネットで見ていたのですけど、それが昨日だったんですよ。89歳にしてこの行動力には感服しますよね。
 テレビも見たから本はいいやと、この「敵兵を救助せよ」を敬遠していたが、思わずアマゾンに注文してしまいました。
 公式HPもありました。恵竜之介著「敵兵を救助せよ」公式サイト
 道新卓上四季の文末に「太平洋戦争に突入したのは六十七年前の十二月八日。顧みて、考えることはいくらもある。」と書いていますけど、こういう事実も顧みて考えてくださいね。

12月 052008
 

 この写真は10月15日当果樹園直売場の風景でございます。2008-12-05.jpg実を申しますと、私一瞬ですが北海道電力のCMに出ています。
  前回のエントリで「北海道中ひざくりげ」のお話ししましたが、コメントをくれた「宮」氏のご指摘の通り、それ、私でございます。親父も入っていましたなぁ。
 撮影後、本採用になるまで伏せておりましたが、晴れてCMが流れているようなので、披露しちゃいます。この数日前にディレクターさんが、電気にまつわる仕事風景を探って当果樹園にも下見に来られ、その時、選果機をみて「これだ!」とひらめいたそうです。
 撮影は午後でしたが、朝の雰囲気を出す照明をセット。電気で動く物と言うことでりんごの「選果機」が主人公ってな訳です。帽子はどこかのメーカーロゴの無いようにとの配慮から、スタッフが用意した帽子を着用しました。選果機に流れるリンゴは、鮮やかさが出るようにと「旭」を用意したのは私です。
 撮影隊は総勢15名ほど来られたと思いますけど、CMで使われた場面は一秒もないほんの一瞬でしたねー。いゃー、改めて本編を見ますと、恥ずかしさがこみ上げて参ります。「こっぱずかしい?っ」
 12月中、あちこちの道内テレビで北電CMが流されると思いますが、HPからもご覧頂けますね。北の暮らしを支えたい:一人ひとりが思いをこめて「環境編」30秒。23秒後辺りの一瞬でございます。

12月 022008
 

2008-12-02(3).jpg12月5日19:30から北海道のNHKでは「北海道中ひざくりげ」が放送されますが、今回は留萌が取り上げられています。NHK札幌支局HPに予告が動画として出ています。
 番組の主人公は佐藤アレーナさんで、子供たちに安心安全な食べ物を与えたいと思ったとき、地元にもたくさんの良品があることに気付き、地産地消に目を向けるのです。アメリカからやって来たお嫁さんが「留萌」にこだわった食べ物を掘り下げていく内容となっているはずです。
 その一場面に当果樹園も取材しましたが、ココは増毛でもあり時間的余裕が無いことからカットされたとディレクターから知らされました。残念です。カット場面はこちら
 しかし、一つ前に書いたFMもえるの放送「FM緑の風通信:三地区面談」の場面は採用されるようです。(この場面
 まっ、ラジオの場面は社長のインタビューの背面としての役割と思いますが、こんな感じでいつも放送している事を判っていただければ幸いです。ただし普段ラジオ放送中、机にリンゴは置いていません。NHK取材用にロケの脚色として私が特別に並べたものです。
 北海道中ひざくりげは、12月5日金曜日 19:30からです。留萌の方、その後はFM76.9MHzFM緑の風通信生放送をお聞き下さい。

11月 292008
 

 昨日のFMもえる「FM緑の風通信」は、自称三地区代表者面談。この仲間達が次々と新聞に載っていますので、スキャンしてアップしておきます。
2008-11-29(1).jpg 2008-11-29(2).jpg 2008-11-29(3).jpg
 左は留萌市幌糠地区室田農園の室田強志氏が買ったばかりのデジカメでたまたま撮った田んぼとおじいちゃんの写真。そしてたまたま笑顔大賞に応募したところ、準大賞を取ってしまいました。11月20日付けの道新に載りました。
 中央は米・食味鑑定士協会主催、第10回「米・食味分析鑑定コンクール」で東北・北海道部門である「ほしのゆめ・つがるロマン・キララ397・ななつぼし 部門」で金賞を取った岩倉健悟氏の記事。同部門では、金賞を含め上位3名が南留萌でありました。去年は室田農園も同部門で金賞を受けています。改めて南留萌産米の優秀さが立証されました。
 右は番組で新米プレゼント企画の際、独自のラベルを貼ってみた松倉利幸氏の記事です。こちらは道新留萌宗谷版に載りました。

11月 272008
 

 余市町登地区の庭田親雄氏が11月24日死去され、先日のお通夜に余市へ行ってまいりました。享年88歳でした。2008-11-27.jpg現在の増毛ブドウ栽培などのきっかけとなった人物であり、現代果樹栽培の先駆けであり功労者でもありました。
 庭田さんは大正10年余市町登地区生まれ。若き頃にりんご栽培の先進地青森へ何度も足を運び、論理的なりんごの剪定技術を習得し実践、またそれを道内に伝達した人です。それまで剪定は漠然と大雑把な切り方でしたが、樹の生理を理解し「理屈」をもった科学的な剪定を広めたのです。例えば垂直に伸びる枝に果実はなりにくいのですが、縄で引っ張りって枝に角度をつけることにより花芽ができて果実を成らせることができる「誘引」の技術を広めたのも、庭田さんの功績が大きいと思います。何を隠そうこの私も庭田さんから剪定を学んだ一人でございます。
 約35から40年前(詳しい年代は私は分かりません)、余市では最新栽培技術をもつ庭田さんを慕う果樹園主がいつしか集うグループが出来ました。その名を庭田さん名前を取って「親果会」。親果会は会員の親睦をはかりながらりんご栽培の研究実践をしていきました。
 一方増毛では、庭田さんを招いて剪定講習会を開催しています。(剪定は当時も現在も流派がいろいろあって、「庭田式」などと呼ばれています)
 りんご一辺倒だった果樹栽培は、りんご価格低迷により他の果樹への移行が余儀なくされます。その一つがブドウ栽培です。しかしブドウは多収量を得るには棚仕立てが必需でした。多雪の北海道では、他県の樹形では棚が雪の重みで壊れる心配がありました。そこで、秋の剪定後、ブドウの樹を棚からはずして地面に下ろす樹形「一本仕立て」を親果会メーンバーはいち早く導入しました。りんご専門だった庭田氏はブドウ栽培に否定的でしたが、ある時から人一倍熱心にブドウにも取り組むようになりました。
 増毛から家の親父ら3名がブドウ栽培を学びに行きます。そして約35年前、増毛で棚仕立てによるブドウ栽培が始まりました。正に増毛での本格的なブドウ栽培のきっかけは親果会の存在があったからです。
 親果会はその後だんだんと活動がなくなっていきますが、当時の親果会メンバーは現在でも果樹栽培のリーダー的存在となっています。
 庭田親雄氏をインターネットで検索しても出てきませんが、果樹界に与えた多大な功績を称え、私の判る範囲で書かせていただきました。庭田さんのご冥福を心よりお祈りいたします。合掌。

11月 252008
 

 「きたろう」ならぬmonotaRoなのですけれど、ユーザー登録しましたら商品を厳選したカタログ「ベストセレクション」が送られてきました。でもマニアの私として欲しいのはもっと詳しいカタログ1680ページの「RED BOOK Vol.4」。ネット画面でも見られますけど、やはり手元でパラパラと開いてみたいです。でも注文歴がないとタダでもらえないので、とりあえず買ってみたのが「キャスター」です。2008-11-25.jpg これまでコンパネを60センチ四方に切ってホーマックで買ったキャスターを付け、手作りの台車を使っているんですね。
 乳母車タイプですと木枯らし紋次郎「大五郎とチャン」ですけど、これは板だけなんで「板五郎」と我が家では名付けているんです。
 この板五郎、しかしゴム製キャスターのためリンゴの入ったコンテナを積み重ねると、動きがすこぶる悪くなるんです。いつかプラスティク車輪にしたいとかねがね思っていたので、この度monotaRoに注文しました。
 これまでのビス穴と同等にしたかったので、ハンマー製となりましたので、ホーマックよりも安いのかは不明です。しかし、最初からこのボードを作るのであれば、ノーブランドキャスターにすればかなり安く出来ますなぁ。
 5枚のボードを替えましたが、もーね、スイスイと動きますよ。コンテナを3段(6箱)のせても抵抗なく動くし、もっと早く替えておけば良かったなぁ。
 まだ数枚の板五郎があるので、追加注文して全部ナイロン車輪にとりかえよーっと。

11月 232008
 

 2008-11-23.jpg本日は国民の休日、勤労感謝の日。大安だなぁ。
 いつも思うのですが、勤労を休んで勤労に感謝するって変ジャーないですか(今年はたまたま日曜日だけどね)。そんなに勤労をたっとぶなら、働くべきだべと別段「休日」を持たない農家なぞはそう思うんです。
 戦前はこの日は「新嘗祭」と言って、今年の農産物の生産を祝う日だったんだそうでね。それがどうして「勤労感謝」に変わったのか、その経緯についてネットを調べても判らなかった。どうもアメリカの感謝祭やLabor Dayに影響されているらしいが、定かでない。何故、新嘗祭じゃーダメだったのか。
 とにかく、今日は今年の農産物の出来に感謝する日であるのだから、勤労どうたらこうたらといわず、素直に「新嘗祭」として改めて祝日とすべきと思うんですよ。
参照:ウィキベデア勤労感謝の日
    日本文化いろは事典
本当は美談でないサンクスギビングディはこちら
    Let’s Blow! 毒吐き@てっく「アメリカの感謝祭の虚実 – 勤労感謝の日に」

11月 212008
 

2008-11-21.jpgまっ、とかく日本人は人の目を気にする国民と言われております。しかし、どこぞの国のように外国の目を気にせず、イヤ気にしすぎるのかもしれないけれど、自国民を尊大かつ自惚れているより、どう見られているのか推し量ることは健全な感情かと思います。
 そこで、この本ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書 276)でござすます。詳しくはAmazonのレビューをどうぞ。
 旅行など海外経験者ならば、自分の体験から「海外の日本人を見る目」は、少しは分かります。しかし、それは自分が体験した狭い範囲での事。この本でもそれは各筆者の狭い範囲での体験談でございます。この本で紹介されているのは一部にネガティブな事もありますが、概ね日本人は好かれているし、マンガやアニメ寿司などの文化がうけていると書かれています。自分達の周りの印象だけで、全体を語るには無理があります。しかし、日本人を「好印象」と思っている事例があまりに多いのです。
 外国での日本人の評判というのは、TVなどから形成される場合もありますが、やはりそれまで日本人が海外で振る舞った、例えば「礼儀よい事」とか「正直」とかが今の評判をなしている物と思います。
 日本人は海外から好評と言うことは単純に喜ばしい事ですが、それまでに至る、諸先輩たちに感謝すると共に、今後も海外では行儀良くして裏切ることの無いようにしたいと思いました。

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