11月 022005
 

 ハックナインの収穫を始めました。今年のリンゴは、全般的にたくさんなっていますし、強風が少なかったので、落果も少ないです。
 また、ミツの入り具合もなかなかのもので、おいしいと思います。
 ハックナインは、道産子品種で一時全国的な作付けを見せましたが、日持ちの悪さなどが影響し高い市場評価を受けることなく、いつしか衰退しました。北海道でも、色づきの悪さが嫌われ、今では「絶滅危惧種」かも知れません。しかし、この品種を生み出したのは、他ならぬ北海道中央農業試験場果樹科であり、この品種の育種・普及に尽力した職員達の情熱を忘れてはなりません。
 ハックナインは、甘さも強いですが、酸味も強めであり、濃厚にして甘酸適和、しかも多汁(ジューシー)で、大玉。欠点も多いけれども、このような長所があって、直売では根強いファンもおります。果型が細長くて、りんご一つ一つ色づきがまばら。モールドに並べると、揃わなくて見劣りしますが、けれど食べるとおいしい品種です。

10月 312005
 

趣味でといいますか、畑ではなく車庫前に柿の樹が一本あります。
 毎年、数十個程度実がなります。去年は台風で全滅でした。それが、今年はたくさんなっています。数えていませんが、おそらく300個以上の実があります。玉の大きさは7?8センチ位と小玉です。
 北海道で柿は珍しいのですが、我が家ではちゃんと冬も越して成木化しています。しかし、せっかく実った柿を食べたことがありません。毎年、「まだ収穫には早いだろう」と思っているうちに、寒波が来てシバレてしまいます。そうなると柿はどす黒くなって、とても食する気分になれません。
 今年は、シバレル前に獲って渋抜きをしてみようと思います。F普及員さんは新潟県出身なので、渋抜き法を伺いましたら、小皿に焼酎を注ぎ、そこへ柿のヘタをちょこっと着けてビニール袋に入れる。袋を閉める時に残った焼酎をパッパッと少量振りかけて密封して追熟させるそうです。柔らかくなり次第、順次ころあいを見ながら食べていくそうですが、後半にちょうど良い渋抜きとなっているようです。
 さて、我が家の柿。今年は食することができるでしょうか?

10月 242005
 

 この品種の詳細はわかりません。ネットで調べても情報量は非常に少ないです。私は、「コックスオレンジ」だと思っていましたが、どうやら微妙に違うようです。
 このりんごイーワンは、非常に酸味が強く、生食には適さず、加工用です。増毛では、「増毛100%りんご果汁」を加工工場へ委託加工してもらっています。増毛のジュースは、いろいろな種類のりんごをブレンドしています。甘味系品種と酸味系品種の絶妙ブレンドをめざしているわけですが、最近のりんご栽培品種構成として、甘味系がほとんどを占めるようになり、酸味系が少なくなりがちでした。そこで、加工用品種「イーワン」を導入したのです。
 当初は、数件で栽培していましたが、やはり生食では売れないため、減少し、今ではこの品種を作っているのは、ほぼ、我が家のみとなりました。今年はたくさんなっていて、コンテナで30箱ほど収穫。さっそく冷蔵庫へ直行しました。
 りんごジュースは、11月下旬?年末前に製造予定しています。

10月 202005
 

前回のエントリでホクレン大収穫祭の記事を書きました。帰って来て、改めてこのイベントについて感じたことを書きたいと思います。ホクレン関係者がこのブログを見てくれれば良いんですけど。
 さて、この開催初日18日は、ものすごい人出で、10階フロアーは身動きも取れない状態でしたが、夕方から閉店時(午後8時)近くになると、ぐっとお客さんが減ってきます。そこで、私もあちこちブラブラ何か良いものがあったら買おうと他のブースを見てみました。
 豆カウンターが直線的に配置してあり、金時豆や大豆など各種豆がばら売り(枡ですりきり)で売っていました。ここに限らず、ほとんどの店員さんは、ホクレンからの出向で、計算や接客もほどほどこなしています。しかし、残念なことに事務職であって、豆の知識は全くと言ってありません。「くらかけ豆ってどんなの?」と聞いたのですが、誰も答えてくれませんでした。
 ハムのコーナーに行きましたら、別ブース担当の若い人が、その担当店員と話していて、たまたま私も立ち聞きしたのです。
 「普通に売っているハムは大きな塊を切ってさらに薫蒸するんだけど、ここで売っているような大きさで、この値段(約1000円)は信じられないくらい安い」などと、経験を交えての会話をしていまして、私も話の輪に加わり、「ジャー、こっちのベーコンはどの辺がうまいの?」と問うて見ました。すると、「ベーコンはでこぼこした側がアバラ骨があった部分で、このでこぼこが大きいほがうまいはず」と教えてくれた。また、「ハムは、肉が厚いほうが柔らかい。うすっぺらいのはケツの端の部分だよ」。私もその担当店員も「へー」の連続。私、思わずその方が選んでくれたハムとベーコンを買ってしまいました。
 増毛ブースの果物コーナーでも、店員さんのレベルは押しなべて同じ。接客は問題なくても、お客さんからの質問に答えられないのです。そこで、私たちが説明するのです。例えば「プルーンの白い粉は農薬なの?」と聞かれれば「粉は果実から発するもので、むしろ虫歯予防とか、健康にも良いらしいのですよ」と説明しますと、納得されたお客さんは安心してお買い上げされるのです。
 昔は八百屋とか小売店は、対面販売が主流で、食べ方や見分け方など教えてくれましたが、現在はスーパーが当たり前になり、消費者が自分の目と少ない知識だけだけで商品を選ばなければならないのです。その時、少しの商品知識を与えてくれれば、もっともっと安心して満足できる買い物が出来るのです。
 さて、今年で34回を数えるホクレン大収穫祭ですが、総売上は景気や天気によって左右されるのではっきりしませんが、増毛の部分だけ見ても私は、売上がダウンしているのではないかと感じでいます。
 せっかくの北海道の収穫を祝うイベントでなのですから、どうせなら、我々のような生産者が来て、直接消費者との対話をするような工夫が必要ではないでしょうか。三越を訪れるお客様の年齢層は決して若くなく、常連さんがほとんどのように思います。商品に対する思いやウンチク、製造過程、苦労、誤解など商品説明をしてくれる「商品エキスパート」を配置する事で、イベントに対する消費者の興味が飛躍的に増すのではないでしょうか。
 単なる「産地直送格安販売」だけではせっかくの一大イベントの意義も薄っぺらいものになると思います。

21日追記:生産者など商品エキスパートを配置して商品説明をすることで、同ブースにいるホクレン職員の商品知識の向上にもつながります。ホクレンは道内一大企業に匹敵し、職員達は、自分達の扱う商品に対して、深い造詣はないように思います。消費者への直接販売するこの機会に、生産者と共に販売することで、職員のスキルアップにもなるのではないでしょうか。

10月 182005
 

 今日10月18日から24日まで、札幌三越デパート10階で、この時期恒例のホクレン大収穫祭が開かれています。毎年北海道の収穫を祝い、消費者の皆様へ秋の恵みを届けようというこの行事も34回目だそうです。
 毎回、道内各農協からの特産物を格安販売していて、ジャガイモや各種豆などが人気です。旧増毛農協も古くからこの企画に出店して、増毛のりんごを販売しています。今年もJA南るもいとして、参加し、果物を販売しています。
 売り子さんは、ホクレン各所、本所から応援隊が来ていただけますが、増毛の場合、少しでも自分達の農産物を売り込もうと、生産者自らも売り子・雑用の手伝いをしています。今日は私とS要氏と2人とで朝早くに増毛を出発しました。
 売り場にリンゴを並べたり準備に追われて、ホクレン応援隊なども集まり、収穫祭初日が開店しました。
 毎年の事ですが、初日はとにかくすごい人出。フロアーすべての通路は人で埋まり、身動きもままならい賑わいでした。(写真は、ややすいた頃に撮りました)
 我々生産者は、とにかく本来はPRですので、お客さんの素朴な質問などに答える役割なのですが、それだけに専念する事は出来ないくらいの忙しさで、とにかく売り場のリンゴ補充にも追われました。売り出した果物は、りんご・つがる、レットゴールド、旭、ネロ・梨・マリラ、千両、プルーンでした。りんごなどのストックは一つ上の屋上に積み上げているのですが、本来ならば台車等で降ろせば良いのですが、業務エレベーターはかなり待たされるし、第一催事場で台車などが通路を通れるわけもなく、人海戦術で運び降ろすのが手っ取り早いわけです。一度に2箱(約20kg)を持って何度も階段を往復しました。おかけで、足が痛いです。
 売り場にりんごを山のように積み上げるのですが、その際、お客さんから、「どれがおいしいの?」「どのくらい保つの?」「この洋梨はなに?」など聞かれ、私はその都度、丁寧にウンチクを交えてお答えしていて、さらにお金の受け払いもこなし、喋り過ぎて、もう疲れました。
 りんご売り上げの鍵を握るのが「ギフト」など発送です。これは景気が反映されて、数年前から低迷していました。今年はどうなるのか終わってみなければ判りませんが、きょうの発送分はまずまずでした。
 朝5時半過ぎに増毛を出発し、売り場で夜8時まで働き、増毛に帰ってきたのは10時半過ぎでした。今日は、疲労困憊です。
 三越への生産者出張は、日替わりで行われ、24日まで開催していますので、札幌近郊の方は、是非三越まで足を運んでくださいますよう、お願いいたします。増毛の売り場は、エレベーターおりるとすぐ前が余市果物で、その隣ですので、よろしくお願いいたします。

10月 162005
 

 暑寒別岳頂上付近の変色は大きくなり、ふもとの暑寒沢を囲む沢の部分もすっかり紅葉しました。黄色が目立つものの紅色も所々に染まり、絵画にするならば一体何色の絵の具が必要なのかと考えてしまいます。
 一方、果樹園の直売では、品種の数を増しました。梨の一部が並べられないほどです。

りんご・・・つがる、紅つがる、みちのく、旭、ノースクィーン
・・・・・バートレット、マルゲリットマリーラ、ブランデーワイン、千両、日緬紅
ぶどう・・デラウェア、バッファロー、ナイヤガラ、旅路
プルーン・・・シュガー、スタンレー、ベイラー、プレジデント
その他・・・栗、マルメロ、はちみつなど

果物だけでも18種類です。寒くなるからと言って、直売へ足を運ばないとはもったいないです。これからもリンゴは、晩生の品種も出てきますから、さらに種類は増すことになります。当果樹園の直売所の品揃えは、そこいらのスーパーよりも充実していると思いますし、果物の直売だけでもお客様は楽しめると自負しております。

10月 132005
 

千両梨が樹の個体差こそありますが、果実が黄色っぽくなってきましたので、今日収穫しました。仁木ではとっくに出荷している模様?>勝浦果樹園ブログ参照
 この梨は、果樹協会HPによると、余市郡余市町山道村で明治時代に偶然実生として発見され、大正11年に、「身不知」と命名。北海道独自の品種で、別名「千両なし」との事。まぁ、この梨は中国系道産子梨という訳ですね。洋梨のように追熟の必要が無いシャリシャリした梨です。
 「身不知(みしらず)」の別名のように、自分の樹をかえりみない位の豊産性で、果実も大きくなります。生産者にとって、手の掛からずにたくさん成って、しかも大きくなるのなら、願ったり叶ったり。昔、一時的にたくさん植えられました。しかし、道内中心の流通事情から、たちまち供給過多になり、市場価格が下落し、その樹の本数は減減少しました。今では、他の梨への花粉交配用の「受粉樹」程度に栽培されていて、本格的な量産体制で栽培している果樹園は無いと思われます。
 当果樹園では、大小10本程度ですが、しかし、果実が比較的大きいので、50数箱ほど収穫しました。家の千両梨販売実績からして、ちょっと多いと感じています。この梨は、あまり置いておくとボケるので、早々冷蔵庫へ入れました。
 価格は安めの設定なので、とても大金なる「千両」稼げる梨ではありません。

10月 102005
 

昨日も今日もシュガー(サン)プルーンを収穫。やはりシワシワが気になります。しかし、こちらの品種「ベイラー(バラー)」は良い。あの雨にも全く影響が無く、味も良くなってきました。まだ個体によって堅かったりしますので、柔らかくなった果実を選びながらの収穫をしています。
 果実も比較的大きくて、くどくない甘みながら糖度は高そう。色は茶色の濃い感じになって、白い点とのコントラストがはっきりしているほど熟している感じ。
 去年までは少々でしたが、だんだん樹が大きくなりましたので、今年は百キロほどありそうです。この品種は、他のよりも割高で売っていますが、人気は上々です。

10月 092005
 

 昨日はほぼ一日中の雨が降りました。もともと核果類(果実に種が一つしか持たない種類)は、収穫期の降雨を嫌う傾向にあります。さくらんぼは実割れを起こすし、桃は一時的に味が落ちたりします。
 プルーンも収穫直前の雨はダメです。品種によっては実割れを起こします。
 サンプルーンやシュガープルーンは、実割れこそ少ないのですが、何故かしわしわになってしぼんでしまいます。少しでもおいしくしようと、今まで成らしていましたが、タイミングをいっしてしまい、昨日の雨を当ててしまいました。案の定、シュガープルーンの数割がシワになってしまいました。
 しかし、このシワになってしまったプルーンですが、これは、完熟していた証拠でして、歯触りのプリプリ感は無くなっているものの、例えるなら干しぶどうのように濃縮された味になっています。直売で、シワのプルーンを試食したお客さんは、一同においしいと言っていただけます。
「人間もプルーンもシワが入るようになって、味わいが深まる」と言うのが私の販売時のセリフです。と、思ったら、長野県でも同様に売っていました。こちら参照

10月 042005
 

 今日書きたかったのは「沖ノ鳥島」の話じゃーなくて、洋梨を余市まで運んだ事なんです。
 増毛の果樹園では、11件が共同でジュースを製造販売しています。しかし、その製造は「委託」していまして、その委託先「(有)北王よいち」(こちらも)へ原料のバートレット139箱を余市まで持っていったんです。北王よいちでは、この梨を追熟して来週早々にもジュースへと加工する予定です。
 現在は、私たちの果樹園でジュースは、「りんご」「洋梨」「人参ミックス」を販売していますが、いずれも北王よいちでの委託加工によるものです。人参は、増毛産ではありませんが、「りんご」「洋梨」は、我々11件(足りない場合は農協を通しての増毛産)の原料なのです。
 現在は、3種のジュースとも各果樹園陳列以外、在庫ゼロ。たくさん作ってもよいのですが、賞味期限の関係上、いつまでも在庫を持つことが出来ず、最近では製造本数は少なめに設定しています。そのため、輸送コストが原価に大きく影響するため、洋梨の「輸送」は、今回は、4トントラックをリースし、私が運んでいきました。
 カメラを持っていたのですが、うっかり一枚も写真を撮って来ませんでした。残念

10月 012005
 

当果樹園の応援団を務めていただいているラブラドール犬、札幌在住のアッシャーとJJ(ジェイジェイ)が今日来園しました。HP欄に載せていますが、アッシャーはが初めて当果樹園に訪れたのが5年前です。当時は若かったアッシャーですが、ドックイエヤーの無情な事か、めっきり年を取ってしまいました。去年来たときは、川に入って水浴びもしましたが、今年は後足を引きずっていました。
 2003年にも一緒に来たJJは、すっかり大人の体格ながら、性格は落ち着き無くじっとしていません。はしゃぎすぎるJJは、時々アッシャーに諭されているようで、犬同士でも貫禄の違いがあるようです。
 股関節を痛めているアッシャーは、北大病院通いなのですが、老齢のため手術も出来なく、見守るだけですが、大好きなりんごを見ると、急に元気になって、何個も食べました。その、食べっぷりですが、ムビーにしてみしました。ハネりんごですが、こんなにうまそうに食べてもらえると一層気持ちよいです。

9月 302005
 

 さっき、FMもえる「FM緑の風通信」の放送を終えて帰ってきました。「もの知りアグリ」で、果粉の話をしてきました。あと、五穀豊穣のお話も。こちらは後ほど詳しく書きたいと思います。
 さて、今日は「みちのく」の色濃いのを収穫しました。
 日本のりんご栽培の始まりは明治初期。当時にアメリカから渡ってきたいくつかの品種のほとんどは現在作付けされていません。「祝(いわい)」「国光(こっこう)」などは、ほとんど見なくなりました。りんごの品種は、どんどんと更新され、「甘み」を重視する品種にシフトしてきました。
 「みちのく」は、そんなに古い品種ではありませんが、これも絶滅危惧品種と言えるでしょう。この品種は、大変おいしいのですが、日持ちがよくなく、また落果しやすい欠点があります。おそらく、その欠点が市場価格を引き上げることなく、メジャーとならなかったのではないかと思います。今では、苗木屋さんのカタログにも載っていません。
 しかし、「みちのく」は熱烈なファンがおります。でぶっと横にふくれるカボチャ型の形で、色は濃い深い赤です。また、普通のりんごは、切ると果肉が変色しますが、この品種は何故か褐色することなく、奇麗な切り口のままなんです。おそらく、市場よりも「直売」に適した品種なのかも知れません。
 当果樹園では、この品種を作付けして約20年ほど経つと思いますが、樹の老木化してきました。年数を重ねるとこの品種は、「フラン病」が一気に増え出す弱点もあったんです。残念ながら当果樹園でもこの品種は、衰退の一途をたどっていると言えます。

9月 292005
 

当果樹園だけの呼称「紅つがる」の一部を収穫しました。9月24日にも書きましたが、この正式品種名は、「松田系つがる」です。約20数年ほど前、深川市の松田果樹園にて、発見された枝変わりと記憶しておりますが、定かではありません。
 今年の着色はもう、最高です。色は濃いし、まぁ、小ぶりではありますが、こんな着色のよいのは何年ぶりでしょうか。このところの晴天続きと、昼夜の寒暖の差が要因でしょうなぁ。味もうまい!です。明日にでも大方収穫し、早いところ冷蔵庫へ入れようと思います。

9月 272005
 

9月24日に書いたつがるは、松田系つがるでしたが、今日は、着色系つがるの最メジャー品種「みすずつがる」を初収穫しました。収穫と言っても道路際で、アスファルトによる照り返しのため、他よりも若干早く色づいていた木があったからです(写真)。
 2箱ほどですが収穫してみて、まだ木にへばり付いている感じで、カチッとしていました。
 つがるは、熟してくると自然に落果する性質があるため、落果防止剤を事前に散布しております。しかし、効き目の薄かったり、果実内部に異常がある場合には、落果します。わい性台のつがるには、すでに4箱ほどの落果がありました。しかし、この落果りんごを食べてみると、なかなか糖度も上がっており、去年の台風落ちリンゴよりも遙かにおいしくて、もったいないです。直売では、試食にしたり、おまけにしたりしております。
あと数日?一週間ほどで、このつがるも本格的な収穫となりそうです。

9月 262005
 

 本日は、日面紅(ひめんこう)を収穫しました。
 この品種名は、「日緬紅」と書く場合もあるらしい。太陽が照らす陽光面が熟してくると赤くなるのが特徴。比較的大玉に部類するこの梨の正式名は、フレミッシュ・ビューティー。洋梨です。追熟すると、これまた芳醇でメルティーなおいしい梨です。
 この梨の追熟期間は結構かかるので、まだまだ食べられません。それまでは倉庫で保管されます。

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