5月 032006
 

今日は朝から良い天気で風も穏やかでしたので、今年一回目の薬剤散布をしました。
 殺菌剤の石灰硫黄合剤と殺ダニ剤のマシン油です。芽は、萌?っ寸前かな。この時期は一日と言えずに生育が進むので、今年の散布はちょっと遅かったかもしれません。SSの音がちらほら聞こえてきますが、私の散布は最終ランナーで、他の人はすでに終わっている感じです。
 マシン油乳剤は、SSの機械やハウスの金属には優しい感じです。SSで掛けていてもバルブの回転がスムーズですし、錆び防止にも役立ちそうです。
 石灰硫黄合剤は、まぁ、原料が自然にたくさんある物質で出来ていますが、この化学進歩の現在でなお、この薬を使っているとは、よっぽど優秀な薬剤なのでしょうねぇ。新憲法制定から60年経とうとしていますが、たぶんこの薬も同等に古いですよ(たぶん)。
 しかしこれ、樹や芽にとっとは良いのに人間の「目」にはきつい。少しでも霧が目に入ったならば、涙チョチョぎれるほど痛みます。しかし眼鏡は、たちまち白く汚れてしまい、たとえ拭き取っても白いのが取れないので、眼鏡は全然ダメです。そこでこれまでいろいろ工夫をしました。ストッキングがまずまずの防護効果があります。帽子の上からストッキングを被ると効果が大ですが、見た目が情けないです。銀行強盗かはたまた痴漢がSSに乗っているようなので、人目が気になります。
 そこで、今年は写真のようにもう一工夫してみました。角度が変えられるサンバイザーの目の部分に穴を空けて、そこにストッキングを引っかけるように取り付けました。これはなかなかのアイディアでした。ひっとして特許取れるかも。これでしたら、ストッキングの細い部分も使えるので、一本のストッキング何個かに切って、汚れたら交換するようにすれば、無駄なく使えます。SSの走行時はサンバイザーをめくり挙げればOKで快適です。
 ただ、ストッキングは、斜めからの霧はある程度遮りますが、直角に入り込む霧は、素通ししますので、完全とは言えません。しかし今日、硫黄7タンク掛けた内、涙を流したのは3回くらいでした。
 帽子と一体化するなど、もう少し改良するともっと良い物が出来そうです。硫黄ばかりでなく他の薬剤散布にも、防護の意味で良いかも知れません。
 今日の入浴は、顔の脇あたりに付着した硫黄が臭気を放し、さしずめ一人、野中温泉気分でしたぁ。

 返信する

以下のHTML タグと属性が利用できます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>

(required)

(required)

// // //