9月 252005
 

 黒っぽいぶどうやプルーンを見るとすぐに分かりますが、果皮に白い粉がまぶすように付いています。何も情報のない神経質な消費者の方の中には、”農薬”と思い込む方もおります。しかし、事実は違って農薬ではなく、「果粉(かふん)」であります。
 英語でBLOOM(ブルーム)です。
 果実内から分泌されたロウ物質の結晶というわけですなぁ。成分は、オレアノール酸、エステル、脂肪酸、アルデヒド、パラフィンだそうです。果粉は、水に溶けにくいため、乾燥や雨による病気から果実を守るために出てくるらしいが、よく判っていないようです。(くだものあるある間違い大辞典) また、主成分のオレアノール酸は、健康成分である可能性があり、もっか研究中?のようです。虫歯予防に有効か!?
 いずれにしても、果実の白い粉の正体は果粉であって、決して農薬ではありませんからッ!。この粉は、触っただけで取れるし、風によって葉が擦れていても取れてしまいます。りんごでも品種によっては見られますが、この粉が付いていると言うことは、新鮮で、手が触れいてない証拠であります。

  One Response

  1. プルーンはまだかな?

    プルーンは品種がたくさんあり、早い物では8月下旬から出回っていますが、主力はこ…

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