昨日8月25日、増毛町果樹協会は普段の忙しい農作業に一息いれてもらうのと、見聞を広めるため、富良野方面へ日帰りのツアーを敢行しました。メンバーは私を含めて13名。まず「北の国から」で有名な富良野市麓郷にあるジャム工房「共済農場」へ行きました。数年前に行った記憶では、売店側にジャム工場があったのですが、現在は新築して住宅側に建てられており規模も大きくなっていました。ジャムは手作りなので、ナベを載せるガスコンロがずらりと並んでいまして、頭上に扇風機が一つ一つ設置されていたのが印象的でした。ジャムは一頃よりもさらに種類が増え、また、焼き肉のタレまで売っていて、商品のバラエティーが充実していました。
アンパンマンは、我々は大人なので見ませんでした。
次に、我々果樹業にはおなじみの「山形天香園」が富良野に土地を購入して苗木が植えられているとの情報で、そちらにも足を運んでみました。こちらは、同じ麓郷にありまして約10haの敷地だそうで、そのうちの6haにさくらんぼやブルーベリーの苗木が植えられていました。
北海道でも寒さ厳しい富良野麓郷で、ちゃんと育つのだろうかと我々は正直疑問ですが、やはり、いろいろ苦労しているようでした。(写真はこちら)
次にお昼は予約していた中富良野の国道沿い「ふらのラテール、万華の湯」。我々はお部屋ほ案内され、食事となるわけです。で、おかずの写真で注目は、おかずの中よりも箸袋。これ見て、一同苦笑したのでした。
食事の後、真っ昼間から入浴。少々寒かったですけど、露天風呂も堪能。風呂には「壺湯」という大きな焼き物の壺風呂もありましたなぁ。
日中の入浴は、なんだかとてもサボっているようで申し訳ない半分、非常に心地よいものでした。
その後、数キロ離れたラベンダーでおなじみの「ファーム富田」へ。
我々のメンバーはいわゆる富田物語を知らなく、ただ奇麗な花畑とラベンダーで有名というだけでした。そこで私の豆ガイド。富良野で最後のラベンダーを残し、JRの雑誌(カレンダーでした)に載ってから観光客が訪れるようになり、おばあさんの作ったラベンダーの匂い袋から始まったおみやげの事などを伝授。(詳しくはHP)
私たちが行った時は、お盆シーズンが終わった平日にも拘わらず、沢山の車が訪れていました。駐車場に留まっている車は、ほとんどが「わ」ナンバー。つまりレンタカーがほとんど。バスも7-8台のバスには、東洋系の外国人の姿もあって、園内は大変な賑わいでした。
夕刻の帰り道は、芦別、深川の道の駅に立ち寄って各自おみやげを購入。私も深川で定番「ウロコダンゴ」買ってきました。ウロコダンゴは、なぜか哀愁ただよい、昔懐かしくなる不思議なおみやげなんですねぇ。
そんなわけで、一日の旅はあっという間に終わってしまった訳です。
8月 272008