平成31年元旦のご挨拶をしていませんでした。身内の不幸があったりして、ブログ更新も滞っておりまして、ご覧いただいている皆様には申し訳なく思っております。
さて、平成から令和と御代が変わりました。改めて、皆さまに新御代のお喜びを申し上げます。新時代にあっても、変わらぬごひいきをよろしくお願い致します。
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ぶどうのツマグロアオカスミカメ防除のため殺虫剤を散布
【ぶどう】 1.25 タンク殺虫剤:モスピラン顆粒水和剤 2000倍
昨日の夕方ワンコの散歩に果樹園裏の暑寒別川に行ってみると、サケが遊よくしてました。
スマホを半分だけ水中に入れて撮ってみましたよー。
前回で薬剤散布は終わりにしようかと思ってましたが、余市などの情報や去年までの貯蔵リンゴの痛みから、やっぱりもう一度押っつけの薬剤散布しました。
ついでにプルーンも。安い薬剤でよかったんですが、防除組合に残っているのは限定的でこの際、価格が高いのにしています。
これで今年のSS散布は、落下防止がない限り完全に終了かと思っております。
【早生種以外のりんご】 2タンク (つがる・さんさ・みちのく・ブラムリーなどを除く)
殺菌剤:アフェットフロアブル 2000倍
Ca剤:スイカル 1000倍
【プルーン・桃・すもも・千両梨・バラード梨】 1タンク
殺菌剤:アフェットフロアブル 2000倍
殺虫剤:ディアナWDG 10000倍
9月6日(木)午前3時8分頃、増毛で震度4となる地震が発生し、私が気付いた時はすでに停電となっていた。ほどなく停電は復活するだろと楽観視していたが、平成になって初の長時間停電になってしまった。
地震の揺れによる被害は増毛では全くなく、上水道やプロパンガスも使えた。果樹園の仕事は普段通りやっていた。しかし、テレビがつかなかったから、北海道の被害状況などまったく分からなかったが、スマホのツイッターなどで、停電の情報を得ていた。やがて暗くなり、懐中電灯など用意した。7日金曜日夜明け前、ここ暑寒沢は通電したが、増毛町の半分はまだ停電で回復したのは20時前であった。
スマホの充電は以前から持っていたマキタのバッテリーで行ったのだが、金曜日午後はドコモの基地局の非常電源が切れたらしく、非常通話の制限がかかった。
スマホは、現在完全にライフラインとなった。基地局電源の充実が急がれるであろう。
FMもえるでは、緊急非常放送をおこなっていたが、FMみどりの風通信は特別編成となるので一応留萌に向かった。
一丁目は通電がかいふくしていたが、駅からは阿分まで真っ暗であった。留萌から帰る時には留萌増毛はすべて回復したようだ。
24時間から約40時間の停電で、道民皆電気のありがたみが身に染みたであろう。原発を停止している間、北電はギリギリの発電量を維持していたが、地震で給電システムは破綻した。メガソーラーや風力発電は、まったく役に立たなく、ベースロード電源が必須である事も道民は知った。政府はいち早く泊原発を稼働すべきだろう。今後の冬にむけ、原発反対の意見が強い中、現実的な議論が必要だ。
さて、停電から一週間経ち、被災され命を落とした方や建物を失った方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。が、ほとんどの地区で直接被害が無かった地区の道民(私の見る限りの範囲だが)の生活も復旧していない。コンビニはパンや牛乳などがガラガラ。ホームセンターには電池や発電機などが無くなっていてる。
第一、果樹園の直売場のお客さんが減っている。たぶん外食産業も同じなのかもしれない。「景気」は気分次第なのか、景気は悪化している。
コンビニなどの冷凍物の廃棄や乳牛の影響など、停電の損失は莫大なものになるのだろうが、現在もなおその経済は悪化している。
強烈な台風21号は近畿地方を中心に猛威を振るい、関西国際空港を使用不能にしながら日本海を北上。
予想に反して台風は温帯低気圧に変わることなく、スピードを上げて北上。朝4時過ぎには34.6メートルの強風を記録した。
さて果樹園はどうかと言うと、はやり落果は避けられない。
しかし、記録的な強風の割りには被害は深刻ではないようだ。もちろんすでに果実が大きくなっている千両梨やマリラの落果は多かった。
バートレットは、昨日に風が通りそうな場所を収穫したし、ブラムリーりんごも巨大な果実を中心にもいだ。
ブラムリーはもう少しもいでおいた方が良かったかもしれないが、こんにな早く収穫したのは初めてなので、昨日は19コンテナほど収穫した。もちろんまだブラムリーはデンプン量がおおいだろうから、りんごとしては未熟なので、コレから冷蔵庫でじっくり追熟し、早もぎのブラムリーの経過を見てみようかと思います。
全体として数割程度(場所によりますが)の落果で、記録的な強風のわりには、まだ悲観的になっておりませんので、ご安心を。
本日をもってサクランボは、ほぼ終了します。
今年は開花が早かったにも関わらず、6月下旬から7月上旬の低温や日照不足により収穫はじめが遅く、しかし7月下旬から急激な気温上昇のため果実の持ちが悪くなるなどで、終了はいつも通りの時期となりました。
今年の特筆すべきはやはり7月上旬の災害をもたらすような豪雨と長雨。これにより露地のサクランボは一粒も収穫できぬままカラスのエサとなりました。またカラスの異常行動。まだサクランボが青いにも関わらず、大勢でやってきて未熟なサクランボを荒らしていきました。
また6月中旬から早めに雨よけハウスの被覆を始めましたが、2度にわたる強風が吹き、数棟のビニールが剥がされたり、アーチパイプが曲げられたりしました。
長雨で日照が少なく、着色甘味乗りが進まず、やっと収穫が本格化したものの、7月下旬には急激な高温になり、33℃にせまる気温が記録されました。これ以降サクランボは急速に軟化し、晩生種の味は良くなったのに、果皮がしなびて樹上でドライフルーツとなってきました。
6日をもちまして、サクランボの収穫はほぼ終わり、ビニールも徐々に下ろしたいと思います。ご来園くださいました皆さま、ご用命いただいた皆様に感謝とお礼を申し上げます。