サウスウエルの月刊地元新聞「The Bramley newspaper」誌に載ったようです。25ページ目、サウスウエルで会ったHonorさんの寄稿による記事です。
ブラムリーファンクラブのキタローさん訳:
「直前にオーストラリアを訪問していたのですが、そこでもブラムリーの栽培をされている方を紹介され、そのブラムリーでレーズンと一緒にパイにしたら、故郷の味と同じで感激。
そして、仙北さんが原木に会うためだけにサウスウエルにやってきて、街を案内した。
「Facebookでまたね!」と別れ際に交わし、そうしたら、雪山をバックに「これからブラムリーを剪定する」と、北海道の仙北さんのブラムリー農園を見られた」
と書かれているようです
昼前にSSがあいたので、明日にしようかと思っていた薬剤散布を行いました。比較的風がなくてSS日和でしたが、1タンクかけたところでノズルからあまり出ていない事を発見し、外してみてみると、噴板の下に2個の穴が空いているんですが、片方が詰まっていたりしているノズルがあり、この際全部掃除して、散布を再開。それでも圧力が足りなかったのか、思ったよりもタンク数が少なかったです。
【りんご・桃】 2タンク
殺菌剤:ベフラン液剤 1000倍
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000倍
【なし・プルーン(裏の畑)】 1タンク
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000倍
【さくらんぼ・梅・プルーン(川原の畑)】 3タンク
殺菌剤:サンリット水和剤 2000倍
殺虫剤:フェニックス顆粒水和剤 4000倍
【ぶどう】 1タンク
殺虫剤:スミチオン水和剤 1000倍
1日夕方、鹿児島からミツバチが到着し、離れた場所に荷卸したが、その頃には快晴となり夕焼けが眩しかった。そして予想通り霜注意報が発令された増毛町。
1日21:00からサクランボ各園の気温を計測した。私は23時に農協に赴き気温データーとにらめっこ。サクランボ蕾前のステージで防霜作業することはこれまでほとんどない。
しかし数軒の果樹園では防霜に用意したもみ殻に点火した。
深夜わずかにプラス。気温低下も鈍って、私は帰宅して2時頃寝た。
朝、データーを確認するとスレスレでセーフといったところか。
まあ、場所によっては降霜被害があったにせよ、データーの上ではマイナスにならず、ギリギリで回避した感じだ。
りんごの花が終わるまで、降霜の心配が絶えない果樹園の春なのです。
百田直樹著「カエルの楽園」を読みました。このブログに載せるにあたって、アマゾンのレビュー星1個をズラズラ見ましたが、カエルの寓話にそこまで批判するのはどうかしていると思いますねー。
あくまでカエルの楽園のお話なんだしさあ。
さて、私は楽しく読みましたよ。三戒が平和を保つ「手段」であるはずがいつの間にか「目的」となってしまって、最後は・・・・
文中に嫌われ者でだらしない生活している「ハンドレッド」が出てきますが、私もハンドレットの一味として登場したかったなと思いましたねー。
私の役名は仙北だから「サウザンド」だな。
私の座席は翼のちょっと後、左側の3席並んだ真ん中。12時間以上乗るので隣の人とは仲良くしなきゃね。
搭乗した時には私の座る通路側の隣席にはインド系のおばちゃんがすでに着席していた。「失礼失礼(英語)」と声かけて、ズズっズイと私は真ん中席へ座る。窓側は空いていて、もしかしたら空席なのかも。インド系おばちゃんが英語で声をかけて来た。「窓側の席は空いているの?」「I don’t know(私)」「もし空いていたら、あなたそっちへ移動して。なぜなら近すぎるから」私はちょっと失礼だなと思ったがOKと言ってしまった。オレだってオメーの隣はイヤなんだよと内心思っていた。しかし、ほどなくして窓側には白人の学生らしき若い男性が座ってきた。結局この飛行機BA5(B777-200)は満席状態であった。学生さんが窓を見ているタイミングで、外の写真を何度か撮らせてもらった。
狭いエコノミー席の真ん中で、楽しみは機内食ですなあ。飲み物はワインにした。ビールならばおしっこ近くなるから、おばちゃんの迷惑になるだろうからね。昼に乗り込んだハズだが、飛行機の外は何時しか暗くなっていた。タブレットに録音してあった討論番組を聴いたり、キンドルの電子書籍を見て時間をつぶす。オシッコはおばちゃんがトイレに行ったスキに、オレも別サイドのトイレに向かった。
キャビンアテンドさんは、日本人でお客に合わせて英語日本語を使い分けている。2回目の機内食はイングリッシュスタイルメニューをチョイスした。さてさて到着時刻に合わせ睡眠もしなきゃねー。でも隣のおばしゃんの手元ライトが眩しいくて、眠れないんだよ。おばちゃんも眩しくなったようで、「ちょっとそっちのライトを消して」と言ってきた。思わず力を込めて、「あなたの右側のリモコンスイッチのココを押しなさいよ」と教えてあげたら彼女は「Oh sorry~」と軽く返事した。お隣さんにストレスを感じながらも飛行機は着実に日本に近づいていて、いつしか外は明るくなっていた。
そして、日本時間3月15日午前10時頃成田空港に着陸した。
おー、帰ってきてしまった。
5日ぶりの漢字だ。パスポートに入国スタンプを押してもらって、荷物を受け取るために階段を下りる。きれいな歓迎の大きなパネルがり、カメラを向けようとすると、税関の係官が大きな声で、「撮影禁止です!」と威圧的に声をかけてきた。ちょっとムッとしたが、良く見渡すと柱に撮影禁止マークが貼られていた。なぜ撮影禁止なのか係官と少し話した。荷物が出てくるのを待っている所に、麻薬犬を引きつれて係が盛んに回っていた。まあ、入国の最前線での様子は、写真撮ったりして広めない方がイイよねーと係官の傍で納得した。が、もう一人の偉そうな別の税関係官が大きな声で、「撮影しないでください!」と、迫ってくる。「こっちで係と話しているんだから、何度も指摘しなくてもわかってるよ!」12時間以上も狭い飛行機にのってやっと帰って来たのに、気分悪い対応だ。税関はなにか勘違いしているんだよ。密輸には目を光らせて欲しいが、そんなに撮影禁止したいのであれば、もっと大きく看板を揚げてオケよ。まったく気分悪いまま、日本国に入国したのであった。
YOUは何しに日本へ!を遠巻きに見ながら、財布に日本円を入れて大きな荷物をクロネコで送る。札幌への飛行機は、夕方の羽田発の便だ。千葉の入院している叔母さんを見舞い、電車で新宿に向かった。午後3時過ぎ新宿高野に到着。ここで今回の旅でお世話いただいた、ブラムリーファンクラブの人たちと面会した。初めてファンクラブの人たちと会った(Sさんは以前増毛に来たよねー)。旅のお礼と報告をしたが、あっという間に飛行機の時刻が迫り、慌ただしく羽田空港へ向けて電車に乗り込み、ファンクラブの方々とお別れした。
余裕をもって羽田に到着。手荷物だけなのでスムーズに搭乗した。当たり前だけど、周囲の乗客は日本人ばかりだった。
19時頃、なつかしい千歳空港に着陸。
安い駐車場に向かい、車を受け取って、夜中運転し23時前に無事に増毛に帰宅した。
3月14日朝いよいよ帰国だ。日本へのお土産はまだ何も買っていない。飛行機は12:50発だから最低2時間前に空港着でさらに、お土産の物色で悩むだろうからもう1時間前、ここから空港まで1時間としてホテルを出るのは・・・・
などど考えながら、最後の朝食を摂る。いわゆるバイキング方式のホテルの朝食だ。どうせこの辺りを散策してもお店は開いていないだろうから、サッサと空港へ行こう。荷造りをして、忘れ物ないか部屋を確認してチェックアウト。カウンターには、昨日チェックインした時と同じホテルスタッフ。ロシア系らしききれいな小顔の若い女性。
ヒースロー空港へは、パディントン駅から列車で行くわけだが、expressで行くと20ポンドと高いから、「ヒースローコネクト」と言う列車だと数駅停まるけれど、10ポンドと安いし所要時間もたいして変わらいので、ヒースローコネクトを使うようにと親切にアドバイスを受けた。よし!ありがとう!上機嫌な笑顔で別れ、ホテルを出た。
ホテル出口の階段をゴトンゴトンと荷物を引きながら降りた時、一台のタクシーが道路の中央付近で停まった。この通りはまだ朝だし、行き来する車は無い。窓を開けて私に話しかけてきた。
「パディントンへ行くんですか?(丁寧な英語)」「イエス(私)」「パディントン駅は今、ウーウーが来て閉まっている」「火事なの?」「わからないがとにかくパディントンはクローズしている」「地下鉄でいくから大丈夫です(私)」「地下鉄だと何駅も停まって乗り換えもある」「まぁね(私)(昨日乗り換えで迷ったなあ)」「私はロンドンタクシーだから信用していい」と番号が刻印されたメダルを見せる。紙を取り出し「50」と「75」を書いた。
タクシー運転手は「私はあと数時間で今日の仕事が終わりで、ちょうど西に向かう。なので通常は75だけれど50ポンドでいいよ」と言ってきた。悩む私。お土産買ってないし、荷物もって地下鉄移動は大変だし・・・・・じゃーまあー良いかっ、乗っちゃえッ。OK私乗ります!
6人が向かい合って座れる大型タクシーを一人で利用。「メーターは無視していから」と「ターミナルは?」「ターミナル5です(私)」それ以後ほとんど会話無し。20分か30分ほどで空港に入り、タクシーメーターが75を超えたあたりで、ターミナル5の搭乗階に到着した。5ポンド札を10枚チップ無で渡し、運転手はお礼を言って走り去って行った。列車を使って10ポンド(約1800円)で来るはずが、50ポンド(約9千円)も支払ってしまった。まっ、楽に早く着いたからイイかっと自分に言い聞かせた。後にイロイロ調べたがパディントン駅閉鎖とかネットニュースには出てこない。騙されたのか未だ不明のままである。
ターミナル5は、新しいのかガラスが多用しているビルだなぁ。さてと、BA(British Airways )のカウンターでチェックインしましょう・・・・と、ちょと待てよ。何アレ?
あーっ、テロ対策で、凶器とかジェルや液体が持ち込み制限されている。液体は100mlまでだって?オレ、イーストモーリング試験場で買ったビン入りリンゴジュース3本、スターキーさんからもらった袋入りリンゴジュース4袋持ってる。えーっ、持ち込み出来ないのかっ。観念して、その場で持ってたジュースを泣きながら飲めるだけ飲んだ。せっかく重たいのを頑張って持ってきたのに・・・・
どこかの監視カメラで見られているを意識しながら、ジュースを穴の中に置いた。
BAカウンターでは、来るときに問題だったSEMBOKUの「M」問題はなんなく通過できた。金属探知機を通って中に入ると、免税店が並んでいた。出発ゲートはまだ決まっていない。
日本へのお土産は結局チョコレートが主になってしまったが、ゆっくりお店を見ることができた。
出発ゲートはC64と表示されたのでゲートに向かう。自動運転の地下鉄に乗ってゲートに移動すると、2階建て旅客機A380が駐機していた。東京行きは、これじゃーないよ。
C64ゲート成田行きは777型機で特殊なペイントの飛行機でございます。ほどなくして搭乗開始。私の短いイギリス滞在。後ろ髪ひかれる思いで飛行機に乗り込んだ。
記事を飛ばしていた【UK一人視察旅④ 】を加筆しましたので、ご覧ください。
【UK一人視察旅④ 】King’s Cross St.Pancras
https://kajuen.net/senboku/archives/5642
地下鉄London Bridge駅からホテル近くの駅に戻る途中にWaterloo駅があった。アバの曲にあったなぁと鼻歌が出てきた。アバの曲のwaterlooは、ベルギーのワーテルローの事でココのwaterlooでないみたいですけどサっ。
地下鉄を乗り継いで、私が最後に泊まるホテルに一番近い繁華街のクィーンズウエイ(Queensway)に来た。もう暗い。
まだ日本へのお土産は全く買っていない。お店はまだほとんど開店している。お土産屋さんもたくさんあった。しかし、どこのお土産屋も、売っている物はキーホルダーとかTシャツとか同じものばかり。シャレたネクタイとかハンカチとか無いかな?と探しても無理みたい。しかも、お店の店員はいわゆる白人ではなくトルコ系らしき人々ばかりであった。トルコ人街なんだべかあ?
夜になってあちこちのショーウインドーも閉店が多くなってきた。疲れたので、引っ込んだ所のバーで一人反省会だ。ここのバーは白人のイギリス人であった。
飲みながら思い出した。そう言えば、まだイギリスのソウルフードであるフッシュ&チップスを食べてない。これはイギリスに失礼だろ!
早々ビールを飲みほして、通りを探すとすぐ近くにメニューにFish&chipsのあるお店があった。ここもトルコ系らしき店主だ。テイクアウト?と聞くので、それではホテルに持ち帰ろう。お土産は空港で買うことにしてホテルに戻る。ホテルのレストランから、コップ一杯のシードルも買って、部屋に帰って来た。
付属のケチャップをドバドバかけてっと・・・・・イモは揚げたてだしうまい。・・・・・店主お勧め白身魚のフライは、ツルンと皮がむけてはっきり言って、シードルがあって良かったあ。結局すこし残したあ。